令和3年1月1日。7時に起床すると、まなしに年賀状が配達されてきた。なんと早いこと。「局を何時に出発したのだろうか、大変だなあ~」なんて思いつつ、新聞と共に年賀状を取り込んだ。新聞は通常よりも随分厚く、折り込み広告も多かった。「明日の配達は休み」との連絡文も入っていたが、最近は「新聞休刊日」が多い。厚いのは良いのだが、2ページに渡る広告も多い。
その後、「初日の出」を撮影しようと2階に上がりベランダに出たが、東の山際には雲が厚くなかなか太陽は出てこなかった。寒さに耐えながら待つこと10数分、僅かな切れ間から太陽らしいものが確認できたので一枚撮影したのが次の写真である。毎年同じ場所で同じ方角の日の出を撮影しているが、今年は丸い太陽が確認できなかった。
撮影を終えて居間に戻り、コーヒーを入れて服を着替え新聞を捲った。地方版を見ると、東京の数には及ばないがかなりの罹患者。罹患率では首都圏並みかそれ以上なのだろう。「非常事態宣言」をして強制的な状況にしないと、この罹患率は減じないだろうと思うのは私だけだろうか。必要以上に外出を諦め、外食なんてこの一年間、全くなかった。「生活にゆとりや楽しみ」なんて、なかなか考えられない状況だ。
朝食後年賀状の確認作業を行ったが、凡そ300枚近く来ていたが「今年で新年のあいさつは止めにします」との方が、3%くらいあっただろうか。齢を重ねると、年賀状を作成するエネルギーも無くなってくるのだろう。でも、全国に散らばる学生時代(小1~大学まで)の友人や同級生、またこれまでの仕事関係の方々とのつながりが、年一枚の年賀状に見えてくる。私にとっては大切な賀状一枚一枚なのだが…。
穏やかな元日の一日、気温が下がると雪花も散ったが、穏やかに過ぎている。
2021年(令和3年)は本日スタートしたが、「新型コロナウイルス禍」の終息は見られるのだろうか。明日からも健康に留意した我が生活を続けなければならないことは、実際は苦痛そのものである。