自然・宇宙・地球・旅から人生を顧みる

自然や宇宙、旅が好きな私のブログです。色々な体験など、日々の出来事について日記風に綴ってみます。

宇宙博覧会 in MAKUHARI

2014年08月29日 16時37分13秒 | インポート

 孫の蒼太が千葉へ帰るので、今年は私が送ることにした。幕張メッセで開催されている(7.19~9.23)「宇宙博2014」の見学を兼ねてである。4年生になり、自分のことは自分でできるので、ついていても手要らずである。Dscn3696

 新幹線で行くので、福山駅で昼食用の弁当を購入した。当日乗車券が購入できるように業者に依頼していたので、少し早めに行ったので待つ時間が長かった。気温がそんなに高くなっていなかったのでコンコースの待合で過ごしたが、もう少し空調を効かせて欲しいものだ。20分くらい前にホームに上がり、記念に「伏見櫓」を一枚パチリ。

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 この「伏見櫓」は、京都にあった伏見城から移築されたもので「国宝」である。一般公開されていないので、内部の作りは分からない。福山駅を定刻に発車した新幹線は、定刻通りに東京駅に着いた。東京駅で京葉線に乗り換えて蘇我駅(千葉市)に着いたのは17時頃だった。駅前西口にはJEFのモニュメントがある。

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 J2へ降格しているが、さてJ1へは上がれるのだろうか。

 この日は無事に孫を送り届けることができた。

 二日目(8月26日)は、宇宙博覧会の見学で幕張メッセへ行った。蘇我から京葉線で海浜幕張まで行き、駅からは徒歩であった。9時15分頃に到着し、開館時間まで(9時半)並んで待った。当日券売り場も開館時刻まで開かないので、売り場前と入場口に行列ができていた。定刻に開場となったので孫を連れて展示会場へ入ったが、 一番乗りとなったのでどの展示もゆっくりと見て歩くことができた。この博覧会はNASAとJAXAに関わる展示物で構成されている。したがってJAXAは、「共催団体」となっていた。館内では200枚近くの写真を撮影したが、フラッシュ撮影は厳禁だったので写りは余り良くはない。何枚かの写真を参考に掲載しておこう。

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  入場口のパネルである。まだ人が少なかったので、並ぶ通路には人はいない。

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 NASAの打ち上げ用ロケットである(模型)。右から二つ目は、人類を月に送り込むために開発されたサターン・ロケットで、一段目の直径は10m、全長は110mと言われているお化けのようなロケットであった。わずかに3名の人類を月に送り、地球に帰すためにはこのようなロケット(膨大なエネルギー)が必要だったのだ。

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 ロケットエンジンの模型である。

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 サターン・ロケットの1/10模型を横置きに展示してある。

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 一人乗りの地球周回宇宙船「JEMINI」である。ここをスタートに、USAの有人宇宙飛行は進んでいくのである。

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 同じくジェミニであるが、こちらは3人乗り。オレンジ色のパラシュートを使って、太平洋上に着水しヘリコプターで回収された。

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 スペースシャトルの前部カット模型である。横の人間からその大きさが推測できるが、私たちが行った時にはまだ人は来ていなくて自由にゆっくりと観察できたが、この後は長蛇の列ができていた。

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 「はやぶさ」の実物大模型である。今年中には「はやぶさ2」が種子島から打ち上げられる予定である。

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 我が国のロケットエンジン「LA-7」である。現在運用中のロケット「H2A]に使用されているものである。

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 我が国が運用中のロケットや、過去に開発して運用してきたロケットの模型である。

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 「我が国のロケットの父」と呼ばれる糸川英夫さんが、ロケット開発で研究を重ねたロケットの模型である。左上のペンシルロケットと呼ばれたものが、スタートとなった。

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 「H2」は8号機が打ち上げ失敗であった。エンジン不調によるものだったが、運よく太平洋下(4000m位)から回収されて不調の原因が突き止められ、以後順調な運用が行われている。世界でも信頼度の高い打ち上げ用ロケットとなっている。

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 ISSに接続されている我が国の実験棟「きぼう」である。本体と上側の倉庫部分、それに前方の実験設備である。これとまったく同じものが筑波宇宙センターにあり、不具合が生じた時の対処用として保管されている。

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 ISS内のトイレ(左側)と乗組員の個室(右側)である。ISSという限られた狭い空間を有効活用するための工夫が施されている。

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 現在火星で運用中の探査機「クリオシティー」である。火星に軟着陸以降、素晴らしい写真や発見データをNASAへ送ってきている。今後の調査が期待されている。6輪が独立して動く車である。

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 会場の天井から吊り下げられている 「ISS」の模型である。

 このほかにも「宇宙エレベータ」などの研究についての説明やモデル・模型などの展示もあるが、手に触れて見ることは出来ない。NASAやJAXAというから多くの期待を持って入場したが、少々期待はずれであった。小さな子ども連れの方々は、休憩所の少なさに困っておられた。そういう私も、飲食が出来ない不便さを感じた。人工衛星などの実物大模型のある「筑波宇宙センターの展示館」の方が・・・と思うところもあるが、パネルなどに書かれた内容をしっかり読み込むと、この宇宙博の意義などが分かってくる。時間の許す方は、「一度訪れてはいかがかな」と思う。興味・関心のある子ども達が、嬉々とした眼差しで展示物を見ている姿に、言葉の説明ではなく実物やそれに見合うものを見せることの大事さを再確認した。

 孫が帰るのに付き合いながら、見学と言う体験をした「宇宙博覧会2014」であった。

 


水ロケット講座

2014年08月24日 20時04分32秒 | インポート

 福山市環境啓発課が主催する「芦田川の水に親しむ」という事業が、本日実施された。天候が気になったが、開会時はまだ曇り空だった。イベントの内容は、①カヌーに乗ると②水ロケットの制作、である。参加者を2班に分けて、半数ずつがカヌーと水ロケットに分かれ、午前と午後で両方体験するというもの。私は「水ロケットを作る」講座担当だった(毎年のことだが)。ところが河川敷のテントの中で製作させていると、空がだんだん暗くなってきた。全員が作り終え、ランチャーにセットして飛翔させたが、最後の子どもの頃には一気に空が黒くなり大粒の雨が激しく降り始めた。雨の中、テントの下で弁当を食べるころには「大雨洪水警報」が出たので、主催者が「午前中の部で中止」とした。

 水ロケットは制作部品を渡しておけば、説明書を見ながら家庭で作れるので、午前中カヌー体験だった子ども達には袋詰めにした「制作部品」を配布しておいた。解散して皆さんが河川敷を去ったころ、晴れ間が出始め雨も止んだので撤収した。

 雨に惑わされた、大変な半日であった。


バレエの発表会

2014年08月24日 19時49分33秒 | インポート

 2年に1度開催されている「福山バレエアカデミー第5回発表会」の入場券を頂いた。バレエなんて私には似合わないが、折角の招待なので鑑賞に出向いた。過去にも都合がつかなかった時を除いて、数回鑑賞している。が、バレエの良さが十分理解できていない。照明などの関係や衣装でずいぶん変わるのだろうが、プロとアマチュアの違いも良くわからない。それでも時に新聞やTVのニュースになる、国際大会での成績には目が留まる。しかし、これだけの発表会を開催するには、大変な費用が必要なことは分かるようだ。何せ、会場が「リーデンローズ(大ホール)」だからである。

 ご招待くださったのは「昔・昔、蔵王小へ勤めていたころの保護者」であるが、その子も大きくなり、今は一子の母親である。医大へ通っていた頃、「歌ったり、楽器を奏でたりする医師はいるけど、バレエを踊る医師がいてもいいと思う」と言って励ましたことがある。医師として母親としての今、舞台で踊る彼女を見ると、頑張る姿に学ばされる。オープニングは「ライモンダ」、第一部は「小品集として、14のコマ」、第2部は「眠れる森の美女から」というプログラムだった。分からぬままに楽しめた(?)時間だったが、練習の大変さは垣間見れた。次の発表会は2年後だが、元気で鑑賞に行けるだろうか。


講演会と夜の動物園

2014年08月24日 15時31分21秒 | インポート

 昨日は忙しかった。14時から開催される「川口淳一郎さんの講演=感動・勇気・諦めない心」を聴くために、岡山市北区にある“さいえんす館”へ向かった。12時に事務局集合で、乗り合わせて行ったのだが、軽四のバンタイプで自動車道を走るのだから大変だった。でも、後部座席で外の景色を見ながらなので、自分が運転するよりは楽だった。途中の吉備SAで軽食を買い込み、一路現地へ。

 プラネタリウムがある同じ階の展示フロアに多少の展示物があったので、講演前に見学した。

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 これは「はやぶさ」の1/4模型である。同じスケールの模型は、相模原の宇宙研ロビーに展示されているが、縮小されるとさすがに小さく感じる。左下にあるロケットの模型は、「はやぶさ」を打ち上げた「M-Ⅴ」の模型である。

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 これは「はやぶさ2」の模型である。1号機と比べるとずいぶん違いがあるが、この探査機は今年末ころに種子島から打ちあがる予定である。

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 この写真は「はやぶさ2」が探査に向かう小惑星の模型と、調査時に探査機から放出される予定の「ターゲットマーカー」の模型である。「はやぶさ2」は、1号機と同じようにターゲットマーカーを放出し、それを目標に降下して弾丸のようなものを発射し、人工的に小惑星表面にクレーターを作り、そのくぼみの物質を回収するシステムになっている。

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 回収カプセルのカット模型である。基本的な構造は1号機と同じで、回収後は地球へパラシュートを使って落下し、回収されるものである。次の写真は、1号機のカプセルを回収に向かった技師が着用した物である。

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 このような展示物を見ながら時間待ちをして、開会行事が始まる前に会場となっているプラネタリウムへ入った。プラネタリウムであるから会場内は適当に暗く、また座席も背もたれが倒れ、適当な睡魔が襲ってくる。そのような状況下で講演会は開始された。スライドの映像は球面に投影されたので見にくく、講師が使うマイクの音量も心もち小さかった。講演内容は適当に面白かったが、子ども達にはどうであっただろうか。対象を子ども達に絞っての内容の方が良かったようにも思えたが・・・。これまで何度も相模原の宇宙研へ行ったが川口教授にお会いしたことはなく、今回が初めての出会いであった。「今でもお忙しいのですか?」と問うと、「いいえ、今は暇です」と応えられた。もっと内容を絞って講演がいただけるなら、子ども達には面白い話が聞けるに違いない。JAXAの広報を通じて計画してみても良いかも知れない。以前、JAXAの菊池さんを通して分団員へサインをお願いしたことがあるが、快く応じてくださりサインが贈られててきたことがある。そのお礼をしておいた。

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 「16時半からプラネタリウムを使うので、16時までに終了してください」とのアナウンスがあったのが 15時40分。わずか20分間で記念撮影(4回)をこなして、川口先生の講演会 は終わった。往路と逆の復路を辿りながら事務局へ着いたのは17時過ぎだった。「夜の動物園」へ孫を連れていくために、急いで帰宅した。

 夜の動物園は、開園が18時半である。だが時間に追われて、家を出たのが18時半。動物園の駐車場は来園者の車で、溢れかけていた。薄暗い動物園への道を急いだ。「小学生以下と65歳以上は入園料が無料」という市立の動物園だから、入場料は無料であった。園内は暗くて、写真もフラッシュなしでは撮影できない状態だった。「テンジクネズミと遊ぶ」というコーナーで、ネズミを抱いている孫を寫したところ、「フラッシュは動物の目を傷めるのでだめです」とお叱りを受けた。

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 来園者はどなたも撮影時にフラッシュを使わなければ、記念(?)撮影は出来ないだろうに・・・と思ったが、その後は撮影を諦めた。

 次の写真は「小型ニシキヘビ」に触れている所である。この蛇はおとなしく、人畜無害なので触れ合いが可能なのだろう。

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   爬虫類はなかなか馴染みがない。トカゲでも嫌われるから、蛇なんてなおさらである。でも、「夜の動物園」としては、来園者に触れ合う機会を与えたいのだろう。嫌いではない子ども達は積極的に触っていたが、好きではない子ども達は遠慮気味に触るだけだった。

 その後猛獣コーナーを見て、猿の檻へ行った。餌をやりながら飼育担当者が色々と説明をされたが、なかなか面白かった。リスザルの仲間は昆虫食とのことで、蝉やバッタを生きたまま与えていたが、檻の中の唯一の雄猿がメスを追いやり、餌を独り占めにしていた。その後、スイカの切り身を与えながら他の猿の説明をされたが、私はベンチに腰掛けて待っていた。写真は園内で撮ったババと孫の一コマである。

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 帰り際、出口で生まれたばかりの動物に「名前をつけよう」というコーナーがあり、子ども達が応募用紙に記入していた。そこで神辺のグラウンド・ゴルフ仲間と偶然に出会った。園内で初めて知った人に出会った。忘れていると思っていた「夜の動物園」、孫はちゃんと覚えていた。「行きたい」と思っていた場所に行けて、十分満足したようだ。これで、福山でのスケジュールはすべて終了したことになる。体調を崩さず、元気に過ごせてよかった。


「自然観察ハイキング」の打ち合わせ

2014年08月22日 22時11分02秒 | インポート

 10月4日に開催予定の「仙酔島自然観察ハイキング」の打ち合わせをするために、午後市役所7Fの“観光課”へ出向いた。要望すれば担当職員が我が家まで来られるのだろうが、私も市役所へは久しぶりなのでこちらから出向いた。14時の約束だったが、13時半頃に7Fへ。担当の甲斐さんはお出でだったが、毎年担当者が替わるのが良くない。できれば同じ人に担当してもらいたいが、人事などでの都合があるのだろう。このイベントも、第1回から数えると40年近くが経過する。最初から続けて関わっているのは、私くらいだろう。以前は環境省(始めた頃は環境庁)の役人も顔を出していたが、いつの間にか来なくなった。

 さて、7Fの観光課カウンターで「甲斐さんはお出でですか?」と尋ねると、近い席の若い男性が「私です」と返事された。「会議室を取っておいたのですが、他の会議に取られました」と言われ、カウンター近くの空いているテーブルで打ち合わせを始めた。市役所の各階は省エネのためか、空調が極めて効いていない。随分高めの温度設定になっているようで、話をしていても汗ばむくらい蒸し暑かった。事前打ち合わせの内容としては特にないが、こちらから要望したのは「しおりの加除訂正があるか」ということと、「危機管理・安全対策をきちんと」との2点だった。「しおりは特に訂正も要望もありません」とのことだったので、昨年と同じものを観光課が印刷し準備することにした。「危機管理・安全対策」については、「ハイキングが楽しく終わるのが第一だから、怪我や事故がないように留意しよう」ということで考えが一致した。

 JAXA宇宙教育指導者育成研修でも、これまで長きにわたって「危機管理・安全教育」を講義してきた手前、何かのイベントを中途半端にはできないからだ。

 9月の「市政だより」にハイキングの詳細を載せるとのことだったが、さてどんな記事になっているのだろうか。「今年は雨天中止と記載します」とのことであるが、小雨でも中止にするようだ。安全面から考えれば、それが適当なのかも知れない。

 打ち合わせは20分少々で終わったので、駐車券に押印してもらいその場を辞した。1Fロビーでは「献血案内」を執拗にしていたが、献血せずに市庁舎を出た。何年振りかの市役所であったが、誰一人知り合いには合わなかった。