自然・宇宙・地球・旅から人生を顧みる

自然や宇宙、旅が好きな私のブログです。色々な体験など、日々の出来事について日記風に綴ってみます。

自然観察会の予備調査

2017年10月04日 17時24分16秒 | 日記

 昨日は一日中福山市陸上競技場で、JA福山市のグラウンド・ゴルフ大会に参加した。福山市内各支店から1~2チームが参加しての競技で、私たちの御幸Bチームは頑張った甲斐があって優勝した。個人では私は47打(3ゲーム;24ホール)でこれまた優勝。11月8日の県大会(東広島市)に出場することになった。結果は良かったが、何せ9時前から16時頃までかかり疲労困憊。そんな中、今日は午前中自然観察会の予備調査。この自然観察会は福山市農林水産課が仕切る事業で、毎年秋に2回実施される。今年度は10月25日(水)が「大谷池周辺」で、11月8日が「山手町弘法さん周辺」である。その2か所を、9時から12時過ぎまでの凡そ3時間で見て回る。大変ハードな仕事であった。

 「9時“ふれあいランド”集合」と聞いていたので、少々早めに着いて待った。待ち合わせの時刻までの間近くを見て回ったが、秋の七草の内の「ススキ」と「ハギ」が近くにあった。

  

 そしてその近くには、「アカメガシワ」が沢山生えていた。

 市の職員は10分程度遅れて到着したので、山道を「弘法さん」まで走った。が、久しく車の往来がないらしく道は草木で狭まり、なかなか走りづらかった。それでも移動しなければならないので、気を付けながら車を走らせた。「私は道が分かりません」と言われた市職員がちゃんと付いてきているか気にかけながらの移動だった。山手町管内の“俄山”という「里地里山運動」を行っているエリアで、近くには「俄山砂留」(市文化財)がある場所である。丁度管理をされている方が草刈りをされていたが、そこに駐車して散策エリアを見て歩いた。細かに説明していると直ぐに時間だけが過ぎゆきそうであるが、なかなか面白そうな場所であった。少し南へ下った所にある“農業用ため池”でUターン。

 ため池には“カイツブリ”のような鳥が一羽と、“アオサギ”が一羽飛んでいた。このため池の堰堤から南を見ると、山陽自動車道や新幹線が眺められるロケーションであった。

 散策路には“クリ”が落ちていてイノシシの餌になっているらしく、イノシシが掘り荒らした様子が伺えた。

 10時までの凡そ1時間で下調べを終えて、次の「大谷池」へ向けて移動した。道筋は山陽自動車道の上を南に移動して津之郷町から山手町を通って芦田川右岸に出て、県道を北に移動し加茂町四川ダムに至る道である。20分少々で四川ダムサイトに到着し、駐車スペースに車を止めて散策を始めた。大谷池へ向けての移動はまず「城山大橋」を渡って左折し、荒れた県道を北の方角に歩くコースである。

 このコースの特徴は、“クズ(葛)”のマント群落が顕著なことである。

 このほかにも“テイカカズラ”のマント群落も見られ、遠目には軟らかさが醸し出されているようにも見えるが、絡みつかれた植物にとっては大きな迷惑に違いない。“ネズミモチ”など特徴のある木々や草が多く見られ、散策には良いエリアに見えた。一時間弱歩いた頃に大きな「キイロスズメバチ」の巣が見えて、蜂が多く飛び交い巣に出入りしている様子が見えたので、引き返すことにした。自然観察会当日も、この辺りで折り返さねばならないだろう。駐車場に戻ったら12時半が近くなっていたので、そこで解散した。2回分の資料は私が作成することになっているので、これから短時間で作成しなければならない。10月初旬はグラウンド・ゴルフ大会も頻繁にあるので時間的に一杯いっぱいではあるが、依頼された仕事は責任をもってこなさねばならない。参加者が参考にできる資料作り、なかなか難しいが頑張るしかない。