17曲目の「BE WITH YOU」の「あなたに会えたこと~♪」を耳にして突然の鳥肌。
大大大好きな曲です。何十回聴いてもこの歌詞とメロディは深く心に響きます。
そしてまさかの「Say Your Dream」13分半ある曲をLIVEで演奏するのはミュージシャンの力量が問われます。
この曲の歌詞の壮大さは魂を感じさせるのです。
生まれて、生きて、そしてまた死んでいく。
「人は沢山の涙に囲まれて 独り天国へ行くけれど どうか微笑んで今は泣かないでいて
生まれ変わる日にはまた逢えた嬉しさを
産声に変えて叫ぶから 命の果てに祝福を
また必ず会えるから泣かないで・・・」で終わるころには号泣でした。
ここ数年の私の身の回りに起こったことが浮かんできて
本当に嗚咽を抑えることができませんでした。
両隣もまわりもみんな泣いてました。
でもみんなでこうやって泣くことが大きな力を与えてくれるのを感じます。
次の「Bible」・・・これまであまり好きじゃないなぁ・・・と思っていたのに
TAKUROさんと向かい合って歌いだしたTERUさんが
「人は何度黒い雨を降らせたのか」というところから
泣いてしまって歌えなくなってしまったのです。
これまでもよく泣く人ではあったけど、こんなに大泣きした姿を見たのは初めてでした。
10年前のUSJでのEXPOの時も「HOWEVER」でも泣きながら歌いましたけど
泣きながらもちゃんと歌ったのです。
しかもあのときはこれまでのデビューしてから10年間の沢山の辛かったことが
頭を巡って泣いてしまった・・・と言ってたので、自分のために泣いたのですよね。
でも今回はそうではなくて、3.11のあの日からの東北の人たちのことが浮かんでしまったからだそうでした。
あの直後すぐに「何かをしなければ!」と独自で活動を初めて
東北のあちこちに足を運んで物資を運んでギター一本で自衛隊のところにも行って
そして地元の被災者の方々とも強いつながりを作った人だからこそでしょう。
その悲しみとか苦しみとか、口では言えない様々なことを知っているからこその涙だと感じました。
他人(ひと)のために泣いたのですね。
最後の曲「生きてく強さ」を会場も六件祭りの人たちも
日本全国の映画館のファンも、香港、台湾の映画館のファンも
一緒に歌ったことと思います。
私も1999年、ほんとに辛かったころにはこの歌を口ずさみながら
病院への道を歩いたのを覚えています。
TAKUROさんが「スイッチ・インタビュー」で言ってましたけど
「生きてく強さって日本語として変でしょ?生きて行くための強さ・・・とかならわかるけど
でも曲を作るときからもうすでにバーン!と『生きてく強さ』だったんですよ」と。
この「生きてく強さ」という力強い言葉、語感が人に力を与えてくれます。
アンコールの間に会場じゅうのオーディエンスに配られてそれぞれが手首につけていた
時計のようなものが一斉に光ったのです。
全員が「オ~~~!!!!」とどよめいて
その綺麗だったこと!ヾ(。゜▽゜)ノ
ライブ・ビューイングの私たちの腕にそれがなかったことがちょっと悲しかった(笑)
人文字のように光るのです。
そしてアンコール。
1曲目はこれも震災の後にTERUとTAKUROが作った曲ですけど
内容が悲しすぎて重すぎてLIVEで演奏されたことはありませんでした。
でも、今回の東北でのEXPOで演奏しないと何のために?ということですね。
私たちは部外者のような感じですけど、それでも阪神淡路のときに経験していますから
少しは共感することができます。
何のために人生の苦難に出会うのか?たぶんこんな時に
その人たちの苦難と共感できるために・・・なんだろうなぁ~と感じます。
そして「HOWEVER」・・・今回はGLAYのことをよく知らないけど連れてこられたとか
「六魂祭」で初めて見たから来てみたとかの初心者が多いはずだから
定番を外すことはできないのでしょうね。
でもこういう大会場で改めて聴くこの曲はやっぱり素晴らしい!
最後はもう6年前くらいから「次のEXPOではこの曲を会場全員で歌いたい」と言ってた
TERUさんの言葉通りに全員での大合唱になりました。
「やがて来る それぞれの交差点を
迷いの中 立ち止まるけど
それでも人はまた歩き出す」会場では多くの人たちが泣きながら歌っている様子が
スクリーンに映しだされました。
ステージが終わったも楽しませてくれるGLAY
フリスビーを取り出して裏を見せてくれたら!
そこには「11/29(土)11/30(日)静岡エコパアリーナ」と書かれた文字が!
そう次のツアーの日程が書かれたフリスビーを飛ばしていくTERUさん。
お目当ての会場があった人、なかった人それぞれですが
いつもこの瞬間、会場じゅうがどよめく瞬間が好きです。
EXPOロスになってしまう(ToT)という書き込みがfbで多かったのですが
そうならないように次の楽しみを提示してくれたのです。
私は初めて静岡に行ってみようかと思いました。
城ホールは来年の1月31日と2月1日ですから
それまでは遠すぎる(ToT)
メンバーが去ってしまってからは綺麗な花火が打ち上げられました。
ちょっと遅い夏の風物詩でしたけど、物悲しさもあってとっても綺麗でした。
あ~~終わっちゃった・・・(;_:)と思ったとたん
画面が変わって黒スーツに真っ赤なネクタイの四人が
「ヤバイヤバイ!かなりヤバイ~!ヤバイヤバイ!かなりマズイ~!」と歌っています。
チアガールのアニメと一緒に!超カッコいい!!!!!ヾ(〃^∇^)ノ♪
これが次のシングルの「百花繚乱」という曲だったのですね。
もうめっちゃカッコいい!
頭の中はずっと「YAVAI YAVAI KANARI YABAI!」がヘビロテ(^◇^)
そのまま「YAVAI YAVAI KANAIYAVAI」のまま会場を後にしたのですけど
お隣の妊婦さん、出産で実家に帰り出産後2か月経ったくらいに
ちょうど近くでLIVEがあるみたいだから
行けるかも~!!♪♪v(⌒o⌒)v♪♪と喜んでいました。
「元気な赤ちゃん産んでね(^.^)」と言ってお別れしました。
あ~~~、楽しかったなぁ~~(^◇^)幸せだ~!