全世帯にはがきで危険周知 松下電器、温風機事故で (共同通信) - 1月12日12時10分更新
松下電器産業は12日、一酸化炭素(CO)中毒事故を引き起こした石油温風機の回収を進めるため、全国のすべての世帯と宿泊施設の計約6000万カ所に、危険性を知らせるはがきを送ることを明らかにした。一民間企業が、全世帯を対象に郵便で呼び掛けるのは極めて異例だ。
回収、修理対象の温風機約15万2000台のうち、約4割に当たる約6万2000台の所在が今も分からず、事故再発を防ぐには周知を徹底する必要があると判断した。広報グループは「これでほぼ漏れなく周知できるのではないか」と話している。
はがきは回収対象の機種や危険性を知らせる内容で、2月中旬に全国の各世帯やホテル、旅館などにあて先を特定しないで郵便局員が配達する。
あらゆるメディアを利用して、問題となっている石油温風機の回収を進めていたはずですが、最終手段として、あて先を特定しないで全国のすべての世帯と宿泊施設に約7000万通のハガキを郵送しなければならないとは、この問題の深刻さを感じます。
地元の自治体のホームページにも、石油温風機の回収のお知らせが記載されているのを見ましたので、現在でも約4割に当たる約6万2000台の所在がも分からないのは不思議なような気がします。
今後新たな犠牲者が出ないことを願うだけです。
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