ボーダフォンの「LOVE定額」が好調、導入2カ月で契約者70万件 (ロイター) - 1月27日13時50分更新
[東京 27日 ロイター] ボーダフォン(東京都港区)の通話料定額サービス「LOVE定額」が好調だ。11月1日の導入からわずか2カ月で約70万件の契約者を集めた。同社では、同定額サービスを加入者獲得の重要なサービスと位置づけており、今秋の「ナンバーポータビリティ(番号持ち運び)制度」導入を前に、さらに契約者を増やしたい考えだ。
「LOVE定額」はあらかじめ指定した相手先への通話・メールが月額315円でし放題になるサービス。11月1日の導入後、2週間で24万件の契約者を集め、その後12月末までに70万件に増加した。
導入効果は加入者数にも表れており、10月まで3カ月連続で数千の単位にとどまっていた月ベースの加入者純増数(新規契約から解約を差し引いた数)は11月には2004年6月以来17カ月ぶりに5万件を突破、12月はさらに6万件に増加している。
ただ、定額サービスは加入者の獲得やつなぎ止めに効果を発揮する一方で、収入が限られることから業績悪化を招きかねない「もろ刃の剣」でもある。これについて津田志郎会長は「(LOVE定額は)確かにある特定の人との通話は定額となるが、それ以外の人との通話も増えるだろうと思っている」(27日の報道各社とのグループインタビュー)と語り、全体としてはプラスに働くとの認識を示した。
音声通話料定額サービスをめぐっては、PHS(簡易型携帯電話)でウィルコム(東京都港区)がサービスを展開しているが、NTTドコモ<9437.T>とKDDI<9433.T>(au)は導入していない(トランシーバー型通話のプッシュトーク除く)。
今秋の「ナンバーポータビリティ(番号持ち運び)制度」導入を前に、携帯電話各社ともに、いろいろな囲い込み戦略が登場していますが、auの長期利用者としては当分の間、眺め気分かなぁと思っています。
将来的には、音声通話・メール・インターネット等がすべて定額制になるんだろうと期待をしていますが、その料金とサービスを見極めてからサービス会社を判断するつもりです。
やはり、ボーダフォンの「LOVE定額」は、現段階では大変魅力的なサービスです。
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