
このトラクター、今年で50年目、最近は野菜が高い、米が高いと聞くが、このこのままでは日本の農家はなくなるともいわれる。農家の平均所得は年収97万円、時給で97円とのこと。農業資材は年金から支払う。
クボタの機械屋が「こんな古いトラクターがまだ動くか」とビックリ・・・手入れが違うと返答した。
今5kgの米が4千円ほど・・・アメリカから輸入する米に対してなんと日本は700%の関税をかけている。
自給自足の我が家の農業、1トン少しの米を作る、その他の野菜も収穫するが、機械と燃料に苗と肥料代で計算はできない、子たちが喜ぶのと、暇つぶしには結構面白いのでタダのようなものでも汗を流す・・・。友人にはコシヒカリ一袋(30kで9千円)で売った、自分で値段をつけられない今の農政、売る人から見れば安い気がするが・・・賢い人は米作りはしない、計算をする人は百姓はしないほうがいい。我が村の米の作付け面積は減る一方、荒れ放題の田んぼが増え続けています。
農水省は、農家のためではなく、自らの政治的利益のために農業保護政策を利用し続けてきた。その結果、コメ農家は競争力を失い、消費者は高い価格を負担し、日本の農業は衰退した。
江戸時代に「百姓は、天下の根本なり。是を治める法あり。百姓は財の余らぬように、不足なきように治むる事、これが道なり」と云った、それが「生きぬように死なぬように」「百姓は生かさず殺さず」こんな言葉に置き換えられたとか・・・。