朋友

　友朋自遠方来　不亦楽乎（ともありえんぽうよりきたる　またたのしからずや）
遠くの友が思いがけず訪ねて来てくれる。
こんな嬉しいことが、他にあろうか。
「論語」にある孔子の有名な言葉です。　　＜写真　椛の花＞

　このブログをいつも見て頂いている、「おサル」さんご夫妻が遠いところから、突然に訪ねてきてくださいました。
ずいぶん前にすれ違いに会っただけですのに、どこかなつかしさを感じました。

<おサルさんのレガシー３L>

ブログの出会いは不思議です。
このすばらしい出会いを大切にしたいものです。
　
　どこからか流れ着く流木にロマンがあるように・・・。

知足（ちそく）

　今の生活で満足していますか・・。
こんな迷惑なメールが最近多くて困りませんか。
　
　以前、奈良の薬師寺にお参りしたときのお説教です。
日々の生活のなかで、少しの不自由感はあるものの、これといって不自由と言い切れるものはございません。
そうかといって、今の生活に満足しているかと問われれば頭を横に振ります。
いったい何が不足しているのでしょう・・・。
貧しい生活のなかから、物を持つことに情熱を燃やした結果、物という目に見える世界の追求に明け暮れした現代人を作りあげました。

　しかし物に対する欲求は満たしたものの、何とも表現できない不満足感、現代人は感謝の気持ちが持てません。
今の人々の心を言うなれば　”何でも持ってて欲求不満”です。
「身心安楽」という言葉があります。
目に見える世界を身、目に見えない世界を心、身も心も安楽のとき、人は幸福感を意識します。

　今、目に見える世界は豊かですが、目に見えない心の世界を考える時が来ていると・・・。
薬師寺を訪ねたとき大谷徹奨氏の法話に教えられました。
これを要約すれば「知足」足るを知るこころ・・・。
　　
　ずっと前の私の日記です、うまくお話をしていただきましたが、文章になっていませんかも・・・。
きょうはブログ休みにしょうかと、思っていましたが迷惑メールで、なんとかクリア・・。

あざみ草

　美しいものには針がある、確かに美しいバラも、このアザミも針があります。
でもアザミは薬草で解毒、利尿、血圧降下などの効果があるそうです。
　”あざみ草わが身の針を知らずして　花と思いし今日のいままで”
初夏の花アザミを見るとこの歌を思いだされます。
　野に咲く可憐な花「あざみの歌」など趣がありますが・・・。

＜写真　アザミ・蔓バラ＞
　

松山

　研修があり松山市に出かけた、前にも何度か来たことはあるが、街も人のながれもゆったりとしたいい街です。
　松山城は修理中で天守は見られませんが、中は見学してきました。
ここから一望出来る町並みも美しい。
この近くに子規の記念館も、雅号の「子規」はホトトギスのことだそうです、この鳥は吐血するまで鳴くのだそう・・・。
　ここは山頭火の終焉の地、一草庵もある。<松山城から＞
　　　
　　　心よき青葉の風や旅姿　　　　＜子規＞
　　　
　　　濁れる水のながれつつ澄む　　＜山頭火＞

　行きは瀬戸大橋から、帰りはしまなみ海道・・。途中の尾道で大和のロケセット公開を見学したかったのですが、もう公開は終わっていました、入場者百万人突破とか・・・残念でした。
帰り着いて・・道後の温泉もいいが、我が家はいい、我が家の風呂も・・・。　　＜写真　道後温泉＞

太陽は・・

　この頃天気が悪い、昨年のきょうは真夏日のような暑さにであったが・・・
６月１１日の梅雨入りでした、今年は早そう・・太陽が見えません。
朝の散歩も暗いような気がいたします。
　この春はこぶしの花が少なくあまり天候はよくない、なんにもあかん年だ・・と年寄りが言っておられた、やっぱりなあ・・と思われます。＜写真上　今朝の庭の花＞

　今朝の新聞、’０８年から健診でウェスト計ります、４０歳以上は必須に、内臓脂肪の蓄積は生活習慣病につながると・・男性は８５ｃｍ以上は・・・こんな記事です、すこし気をつけないとぼちぼち余裕がなくなるなあ・・。

まもなく梅雨入り・・

　今日は肌寒いお天気でした、今年は日照時間が短くて、野菜の育ちが遅れているそうです・・。
我が示玄農園、いつもの年とあまり変わらんように思うが、エンドウ豆が少し遅いか・・・玉ネギが間もなく収穫できそうです。
玉ネギ畑にどこから飛んで来たのか、こんな花が咲き出した。＜写真上＞

　卯の花におう垣根にホトトギス早もきなきて・・・夏の鳥このホトトギスはツツ鳥、カッコウの仲間、この鳥は自分で巣も作らず、ウグイスやオオルリの巣に卵を産み子育てを任せるのだそう・・・。
他人の卵を温め雛を育てるけなげな親心、なんとも無責任なホトトギス、人間社会もこのごろこの鳥の社会に似たところがなくもない・・・。

山法師

　ヤマボウシの花です。
ハナミズキは南米産ですが、この仲間で和製ハナミズキというところ・・・。
このあたり結構あちこち山の中に見えます。
イチゴに似たような甘すっぱい実がつきます、うちとこの山林にもちょくちょくあり、持って帰ろうと根まわししたものの、大木で重過ぎて断念したことも・・・。
最近は庭木によく見かけます。

＜写真　ヤマボウシ＞

任運騰騰

　任運騰騰（にんぬんとうとう）禅の教えです。
ケ・セラ・セラはなるようになる、これはスペイン語です。
ニンヌン・トウトウこれは禅語、先のことを案じて悩む人は多い、禅の教えは今を生きる、今を精一杯充実して生きる、その積み重ねが将来となるのです。
　今が精一杯のものが将来のことなど考えられるはずはない。
わざわざ悩みを探しに行くことはやめましょう。
明日は明日の風が吹くと教えています。

　とは言うものの誰だって悩み、心配は山ほど・・・これが人間なんですねえ・・・。
　＜写真　花の名は分かりませんがつる草で、ハーブの一種です、下は私の仕事場、芝を刈り込みました、大樹の木蔭からの小鳥の声は心がやすらぎます＞

こぬか雨

　こぬか雨の一日でした。
初夏に梅雨のはしりか・・山の木々も霧雨にけむり緑が濡れて風情があります。
あまり雨が降ってもいないようなのに、外に出ればよく濡れる。
おなじ雨でも霧状になり落ちてくるので降水量は変らないのか・・・。

　５月のバラが開きはじめた。昨年風雅舎で買った苗、クライミングローズ（つるバラ）です。
このストーンテーブルの庭にバラの屋根を作る予定です。
この春から新芽がもう１ｍも伸びてきました。＜写真　バラ＞

朝

　夜明けがずいぶん早くなりました、４時３０分でもう明るくなります。

＜写真　今朝の我が家の庭で・・＞