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「希望も育って」 石巻・大川中跡地に野菜工場完成

2014-07-23 07:01:46 | 震災

河北新報より転載

「希望も育って」 石巻・大川中跡地に野菜工場完成

葉物野菜がみずみずしく育つ工場を見学する関係者

 東日本大震災の影響で昨年春に閉校した宮城県石巻市大川中跡地で、宮城県東松島市の廃棄物処理会社「東部環境」が整備した野菜工場の落成式が22日、現地であった。
 学校跡地2.3ヘクタールを市から借り受け、1800平方メートルの大型ビニールハウスを建設した。6月下旬に操業を開始。水を張った栽培ベッドでルッコラ、レッドマスタードなど十数種類を育て、2~3週間で摘んでベビーリーフとして出荷する。
 水温を一定に保つことで通年栽培でき、農薬は使わずに済む。宮沢賢治の作品に登場する理想郷と社名を組み合わせ、商品は「良葉東部(イーハトーブ)」と名付けた。
 工藤豊和社長(47)は「雇用の確保につながる野菜工場をこの地に建てることを決めた。生産から販売まで手掛け、健康にいい野菜を栽培したい」と述べた。
 太陽光パネル5000枚を設置し、出力1200キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)も整備。来年5月の完成を目指す。

 

2014年07月23日水曜日


<汚染水タンク>急場の中古品そのまま 東電、国会で触れず

2014-07-23 06:40:10 | 原発

毎日新聞より転載

<汚染水タンク>急場の中古品そのまま 東電、国会で触れず

毎日新聞 7月23日(水)3時1分配信

 東京電力福島第1原発に設置された組み立て式の汚染水タンクに中古品が使われていたことが明らかになった。タンクからの汚染水漏えい問題を審議した昨年9月の衆院経済産業委員会で、東電の広瀬直己社長は「組み立て式は接合部から漏れる可能性はあるものの施工が速いので(メーカーに発注して)造った」と強調。だが、新規製造の前にまず中古品を導入したことについては一切言及していなかった。

【タンク耐用年数、メーカー保証なし】「水漏れなしの貯蔵のために造られていない」

 中古品を納品したメーカー関係者によると、同社は東電から汚染水をためるタンクの発注を受け、「当初はリース用の(中古)タンクを手元にあるだけ納めた。20~30基。それだけでは足りないから新しいものを造って入れた」という。

 同社のタンクはそもそも、建設現場で泥水などを一時的に蓄えるリース用で、組み立てる手間はそれほどかからないという。1基あたり数十回利用されるが、泥水を長期間貯蔵し続けることは基本的になく、関係者は「長く使って漏れたとしても、泥水なら困るようなものではない。今回は(中に入れる)ものがものだから(問題となった)」と話した。

 組み立て式タンクからの汚染水漏えいは昨年8月、高濃度の放射性物質を含んだ汚染水約300トンが漏れたとして大きな問題となり、9月27日に衆院経済産業委員会で閉会中審査が行われ、広瀬社長が参考人として答弁した。広瀬社長は、組み立て式のタンクが溶接型に比べて漏えいの可能性が高いことを認めつつ「組み立て式は圧倒的に施工のスピードが速いので、まず優先して造った」「急いで造ったのは事実」などと強調した。しかし、組み立て式の中に中古品が含まれていることについては一切触れなかった。

 広瀬社長は今月、中古品を認識していたか否かを尋ねる毎日新聞の取材に対し、「随分古い話ですよね。にわかには記憶はない」と答えた。【杉本修作、沢田勇】

 東電は昨年夏、敷地内で移設した3基のタンクのうち1基から漏れたことについて、記者会見では「他に再利用はない」と断言し、中古品には一切触れなかった。今回の取材で「『再利用はない』の意味は、移設したものは3基しかないという趣旨」と釈明した。

 これに対し、福島原発事故の政府事故調委員だった吉岡斉・九州大大学院教授(科学史)は「使い回しが問題になった時に中古品についても発表して対策を取るべきだった。最小限のことしか答えず、その場しのぎの行動しかできないのは東電の体質そのもの。全て応急策で問題に対応しているから汚染水対策も後手後手に回っている」と批判した。


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