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慰安婦は史上最悪か

2016年01月12日 | 韓国・朝鮮


慰安婦問題で一番わからないのは、占領地での現地女性への強姦などを防ぐために、自国女性(朝鮮も当時は日本の一部)を連れて行った(正確には業者に便宜を図った)ことがいつまでも“人類史上最悪”などという形容詞で語られるのが理解できない。中国やソ連軍などは行った先で強姦し放題。

慰安婦問題へのカウンターでベトナム戦争時の韓国軍のライダイハンを持ち出すケースが多いが、本来これは等価ではない。ライダイハンは侵攻した国での軍による現地女性への組織的な犯罪事件。慰安婦は自国のソープランドを連れて行っただけ。業者と個々の女性の契約関係や経緯は知らない。(ケースバイケースだろう)

ソープランドが鶯谷で営業してると何も問題にならず、日本軍が戦地デリヘル出張サービス(本番あり)を業者に委託すると“史上最悪の~”となるのはなぜなのか。韓国人がそう言うのはまぁいい。奴らはそういう奴らだから。だが、それに迎合してるアメリカ人とかは何なのか。

そもそも「女を捕まえられればそれでいい」という発想なら、日本軍もライダイハンと同様に現地で女性を捕獲していたはず。(それをやってしまったのがスマラン事件だが) わざわざコストや輸送リソースをつぎ込んでまで自国から連れて行く必要がない。批判する者は何が最悪か全然わかってない。

例えば、日中事変当時の中国では、中国軍は(国民党軍でも共産党軍でも同じ)敵地を占領すると3日間くらい略奪と強姦し放題だった。中国軍は兵士にろくに給料を払ってないから、それが事実上の報酬だった。中国は自国内だから問題ないという言い訳は通用しない。当時の朝鮮も(台湾も)日本だった。

1945年のベルリン陥落時は、約10万人のドイツ女性がソ連兵に強姦され、約1万人が自殺した。その10万人の強姦を受けた女性たちの23%が妊娠し、そのうちの31%が中絶し、残りのほとんどがソ連兵の子供を生んだ。これが最悪かどうかはわからないが、事案としては圧倒的に悪質。

現在の各国遠征軍が兵士の性処理をどうしてるのかは知らないが、人間の本能に根ざした部分だから、必ず何らかの処置はしている。長期滞在の宇宙ステーションや、南極基地でもしかるべき対処をしてるだろう。そういった必要性からすれば、日本軍の慰安所も配慮と工夫の結果のシステムだったと思う。


傾中統一爆弾

2016年01月08日 | 韓国・朝鮮

米政府の強い働きかけで、日韓両政府が慰安婦問題の解決に合意した。その直後、北朝鮮は水爆と称する地下核実験を強行した。この2事件の報道を追っていくと、朝鮮半島全体がいまだに動乱あるいは戦乱の危険性が極めて高い地域であることが見えてくる。

朴槿恵は「統一はテパク(大当たり)」などと吹聴して半島統一を煽っていた時期がある。その後、北京での軍事パレードに参加して西側諸国を驚かせたりもした。朴槿恵の異様な傾中姿勢は繰り返し報じられているが、傾中の先には中国頼みの半島統一を見据えていたと思われる。

その統一がどのように可能であるかが、北朝鮮の核実験の報道で見えてきた。すなわち、中国は食料と石油の供給を止めれば、いつでも瞬時に北朝鮮を崩壊させることは可能である。だが問題は、北の崩壊後に西側諸国としての韓国が統一し、在韓米軍が中朝国境まで来ることは絶対拒否なのである。

北朝鮮核実験と中国のジレンマ──中国は事前に予感していた
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/01/post-4345.php

西側と国境を接することを絶対拒否する姿勢はロシアも同じ。例のウクライナ問題も、政変後のウクライナがNATOに加盟する動きを見せたために、これに拒否反応を示した露プーチン政権が起こした事案である。つまり、朝鮮半島が西側陣営として統一されることはロシアの拒否反応も生じさせる。

この力学がわかっていれば、朴槿恵が半島統一を優先目標とするなら奇策がある。それは韓国を丸ごと中国陣営に鞍替えさせて、かつての中国-北朝鮮の盟友関係の位置に韓国を置き換えることである。すると、中国は遠慮なく生意気な金正恩政権を崩壊させることができる。ロシアも異存なしであろう。

もちろん、金正恩もそんなことは見抜いているはず。だからこそ、ますます核開発に邁進し、口先では米政府を脅して存在感を発揮しつつ、暗に中国政府をも核で威圧しようとしている。朴槿恵の傾中が進むほど、金正恩はロシアを頼りつつ、米政府に生存を認めてもらう方向にしか生き残る道がない。

朴槿恵が中国陣営に鞍替えするというのは、在韓米軍を追い出し、人民解放軍に駐屯してもらうことで完成する。金正恩の命運が尽きるのはその瞬間である。おそらく、その瞬間が来れば金正恩は死なば諸共の覚悟で北京に核攻撃をするだろう。それを予期してる中国も北朝鮮に先制攻撃を仕掛けるだろう。

朴槿恵の思惑としては、中国に北朝鮮を絞め殺させて統一し、北が持つ核兵器をそっくり手に入れ、日本のみならず米国をも核で威圧できるようになりたいだろう。だが、中国の思惑は「朝鮮半島の非核化」であることを明言している。韓国の核保有すら許さない。ここに中韓の思惑の不一致がある。

米国政府は、全世界に目配りをしているせいか、日本が韓国を見ているほどには韓国とその周辺の事情を精緻に把握していないフシがある。だが、北京の軍事パレードに朴槿恵が参加したあの異様な光景を見て、さすがにいろいろ悟ったのだろう。それが、今回の日韓慰安婦合意につながってくる。

つまり、米国から見て韓国における権益(米国製兵器が売れるなど)喪失以外にも、軍事対立の最前線が日本海になってしまえば、ミサイル射程の関係から横須賀や横田の米軍基地すら危うくなる。そういった損得勘定を考えた上で、韓国の陣営鞍替えを阻止すべく、慰安婦問題解決が画策されたと考える。



慰安婦の名誉回復

2016年01月05日 | 韓国・朝鮮
慰安婦問題で韓国言論界には頻繁に「慰安婦の名誉回復」という表現が登場する。この場合の「名誉回復」とは何か。名誉とは、「すぐれていると認められて得た尊厳。体面。面目。」などを意味する。そして、「回復」というのだから、現状ではそれらが失われてる状態であることになる。

元公安調査庁・菅沼光弘氏が、次の記事で参考になる解説をしている。

元公安調査庁・菅沼光弘氏に聞く 「任侠と妓生が両国関係の礎を築いた」
http://www.sankei.com/premium/news/160101/prm1601010062-n1.html

「日韓基本条約で解決していた日韓併合の後始末が、いつまでたっても続くのは、韓国では『そうあるべきだ』が歴史だから。慰安婦問題がこじれるのは、韓国は日本より文化的に優れているという思い込みがあるため。つまり、日本のような蛮族に、わが民族の女性が身を任すわけはないという考えです。日韓併合前の釜山では、餓えから日本人に身を売った女性が死刑になったほど。日本人と寝るのは罪だから、『強制された』といって初めて罪が許される。だから、韓国では『強制』でなければなりません。」

従って、「慰安婦の名誉回復」とは、《慰安婦は日本(政府または軍)に慰安婦となることを強制されたのであって、慰安婦本人に選択の余地はなかった、ということを日本政府が認めること。》が必須になる。この点において、事実関係を争うことは韓国側にとって正義にならない。

なぜならば、菅沼氏が説明したロジックだと、親が娘を業者に売った、あるいは娘本人が家出して業者について行った、というような事例では韓国の価値観として「餓えから日本人に身を売った女性が死刑」と同様の重罪になってしまう。すなわち、真実の解明は名誉回復とは真逆になる。

また、「日本のような蛮族に、わが民族の女性が身を任すわけはない」という価値観から、朝鮮戦争時の米兵相手の慰安婦である洋公主の問題がそれほど大きく騒がれない理由も見えてくる。白人である米兵相手なら重罪にならないのだろう。根底に、深刻な人種差別的価値観がある。

結論として、「慰安婦の名誉回復」とは、韓国側がそう信じたい史実に、日本もこれを受け入れて認め、かつ謝罪しろ、という傲慢な要求に他ならない。日本側は、嘘を忌避し、誠に重きを置く文化だから、これではどこまで行っても円満な解決はない。戦いあるのみ。


…書き終わってから気づいたが、ということは慰安婦の真実が明らかになると、韓国にとってはとてつもない屈辱であると同時に、韓国世論は一転して元慰安婦に対して死刑にしろと言わんばかりの大バッシングになる可能性もある。と思った。

慰安婦の裏の本当の戦い

2015年12月30日 | 韓国・朝鮮

長年の論争となってきた慰安婦問題について日韓両政府が合意した。

日韓両外相共同記者発表
http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page4_001664.html

米政府高官も、即日に歓迎の意を表するとともに、国際社会に支持を要請するなど、異例の対応を示してる。

米、国際社会に支持訴え
http://jp.reuters.com/article/idJP2015122901001125


慰安婦問題だけ見ると米国が日本の肩を持つはずがない、と思えても、米中対立先鋭化で開戦もあるかもという状況で、同じ陣営の日韓がいがみ合っているのはもはや我慢ならん、というのが米国の事情のようだ。WSJなども日韓合意を安全保障につなげて論じている。以前との差異はそこにある。

個人的には、韓国が合意を遵守するとは全く思わないが、米中対立の緊迫が続く限りにおいて、日韓対立の火種である慰安婦を韓国が蒸し返すと、米国は韓国に怒る。そこだけ見ると米国が日本の味方になったように思えるかもしれないが、それもまた違うということは知っておく必要がある。

今後の韓国は大変だ。歴史問題で中国と対日共同戦線(事実上の日米離間策)を張ったにも関わらず、今回は米側に脅されて日韓合意させられた挙句に、国内世論からは総攻撃を受けている。中国政府からも脅しが届いているだろう。どっちを向いても裏切り者扱いされている、またはされかねない状況。

日本は、慰安婦問題だけでいえば、政府が相手国(韓国)を批判することは封じられたが、特に民間人が自国の歴史を検証することや公言することは何ら問題ない。米政府調査のIWG報告書などを基に正確な史実をどんどん情報発信すればいい。日本側には特に地雷があるようには思えない。

ただ、本当のリスクは米政府をして日韓合意を急がせたように、米中戦争にある。英霊の名誉よりこっちの方が優先度が高い。普天間・辺野古基地移設問題が騒々しいのも、中国が絶対阻止の構えで資金提供その他工作をしているからだろう。日本人は今、何を戦っているのかよく自覚する必要がある。

韓国は反日狂信カルト国家

2015年08月17日 | 韓国・朝鮮



最近、私は韓国のことを「反日狂信カルト国家」だと言っている。レッテル貼りをしたいわけではなく、韓国の異常とも言える反日の正体を探るうちにそう表現するのが最も妥当だとの私なりの結論に至ったからだ。

以下、その理由を説明していく。



まず用語についてだが、「カルト」とは辞書にあるように「反社会的な宗教集団」という意味合いで使っている。

《辞書:カルト》
① 宗教的な儀式祭儀,ないし崇拝。
② 転じて,ある特定の人物への狂信的な崇拝,さらにはそういう狂信者を産み出す反社会的な宗教集団をいう語。

《辞書:宗教》
① 神仏などを信じて安らぎを得ようとする心のはたらき。また,神仏の教え。




従って、「反日狂信カルト国家」とは、「反日を教義とする反社会的な宗教を狂信する信者たちによって構成された国家集団」という意味である。

「狂信」とは次のような意味である。

《辞書:狂信》
正常な判断力を失うほどの,強烈な信仰。また,特定の考え方に強く支配されている状態。


「正常な判断力を失うほどの,強烈な信仰」としての反日が顕在化した事件がある。

《日本統治時代を知る高齢者撲殺事件》
2013年に、当時95歳で終戦時に27歳だった高齢者が「日本の植民地統治は、良いことだったとワシは思うよ」と述べたことに激昂した38歳男性が高齢者の杖を奪って殴り、後日死亡した事件。ネットでは犯人を擁護する投稿が上位を占めたという。

95歳男「日本統治よかった」発言で殴り殺される 韓国ネットでは「死んで当然」「正義の審判だ」

http://www.j-cast.com/2013/09/13183859.html?p=all



つまり、終戦時に27歳で日本統治時代を知る人物の証言に、戦後30年も経ってから生まれた人物が激昂して暴力によって言論封殺するに至った理由を「正常な判断力を失うほどの,強烈な信仰」と理解する。

「信仰」とは次のような意味である。

《辞書:信仰》
① 神仏などを信じ崇(あが)めること。経験や知識を超えた存在を信頼し,自己をゆだねる自覚的な態度をいう。


終戦時に27歳で実際に日本統治時代を体験した人物の証言(=経験や知識)を暴力で否定するところに、反日を「信仰」していることが現れている。
そして、この38歳撲殺犯が例外なのではなく、ネットで犯人擁護が上位を占めたところから、韓国社会全体が同じ信仰をしていることがわかる。

そして、この撲殺犯は自らの信仰の教義を否定されたからこそ逆上し、犯行に及んだのだと考える。



私が「カルト」という用語を持ってきたのは、このように「日本の統治は良いことだった」という発言をした自国民を殺してでも言論封殺し、それを正当化する世論が多数を占める様子が「反社会的」だからである。

他にも、日韓外交における日本に対する害悪、日本国内での韓国擁護の害悪、世界を舞台にした言動での害悪なども含めて「反社会的」と表現している。

批判や反対運動の根拠が事実に基づいたものであれば、「カルト」とか「狂信」などと言わない。

史実や事実に基づかない「経験や知識を超えた存在」である「日帝暴虐説」に思想が依拠しているから「カルト」とか「狂信」と言っている。

慰安婦強制連行、創氏改名、強制徴用、西大門刑務所での日帝による残虐行為、などすべて「日帝暴虐説」から派生したものである。



では、その「日帝暴虐説」はどこから誕生したのか。

現・韓国憲法の前文にその原典がある。

《大韓民国憲法前文》
悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は3・1運動で成立した大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した4・19民主理念を継承し、祖国の民主改革と平和的統一の使命に即して正義、人道と同胞愛を基礎に民族の団結を強固にし、(中略)1948年7月12日に制定され8次に亘り改正された憲法を再度国会の議決を経って国民投票によって改正する。


日本統治時代に起きた3・1運動自体がそれほど大きな事件であったわけでもなく、そして上海に設立されたという大韓民国臨時政府という存在もほとんど歴史の表舞台には登場せず、「枢軸国・連合国双方からいかなる地位としても認められず、国際的承認は得られなかった」(Wikipedia)状態だったにも関わらず、この蜃気楼のような任意組織を建国の原点に定めたことが、「カルト国家」の出発点だったと私は考える。

すなわち当時の朝鮮を統治した日本を「悪」、統治に抵抗した大韓民国臨時政府を「善」あるいは「正義」というファンタジー(幻想)を置いたところから「日帝暴虐説」が誕生し、そこから様々な派生物語(慰安婦その他)が出てきた、と推測する。

このように「反日」が現行憲法の前文に定められ、かつ大多数の国民がこれを盲信あるいは狂信し、反社会的行動を起こすこともしばしばなので、韓国を「反日狂信カルト国家」だと私は主張しているのである。


蛇足だが、「カルト」に「狂信」という意味も含まれているので、「反日狂信カルト国家」とすると「狂信」という意味がダブってしまうのだが、文字列から受けるイメージとして「狂信」を並べたかったので、私はこう称している。


なお、私のこの主張に対して「韓国人に対する差別だ」という批判が出るかもしれないが、韓国人の反日狂信っぷりはもはや日本国と日本人にとって安全保障上の脅威になっているので、差別だろうがなんだろうが構わず主張する。
ただし、韓国人であっても反日狂信カルトから脱する人がいることも事実なので、そこは個人の言動を見て人物判断する。




以下、余談だが、私の主張に対して「韓国の反日は国家権力による強制である」というような主旨で反論してきた人がいたので、これを検証する。

《辞書:権力》
他人を支配し従わせる力。特に国家や政府が国民に対して持っている強制力。


権力を要素分解すると、カネ、人事権、強制力というようなものになると思う。

カネとは給料や報酬、人事権とは仕事の成功に対する昇進や、逆に失敗や拒否に対する降格、左遷、クビなどであり、強制力とは命令の拒否に対する脅しとか身柄拘束とか処刑とかである。

前述の95歳を撲殺した38歳が、国家に連なる組織からの報酬や脅迫によって撲殺事件を起こしたのであれば、国家権力による犯罪かつ反日活動と言えるだろう。
そして、犯人を擁護したネットの言論が、これも国家に連なる組織からの報酬によって書き込まれたものであれば(中国で言えば五毛党)、これも国家権力によるものと言えるだろう。

《Wikipedia:五毛党》
中国共産党配下のインターネット工作集団。
インターネット上のニュースコメント欄や掲示板などに、1件当たり5毛(6~8円)で、中国共産党政権に有利な書き込みをし、世論誘導をする役割を担っている。


しかし、実態は違う。38歳が国家権力に従った結果として犯行に及んだという情報はないし、韓国で五毛党に相当する組織は報じられていない。

韓国にはVANK(Voluntary Agency Network of Korea)という民間組織はあるが、あれは報酬をもらって活動しているのではなく、逆に3割の会員は会費を支払って正会員になっている。(カネの向きが逆)

ゆえに、状況証拠的には個々の韓国人が自発的に反日活動に勤しんでいるのであり、国家権力に強制された行動ではない。


異論、反論は歓迎です。(冷静に会話ができる人ならね)





北朝鮮の立ち位置

2015年05月18日 | 韓国・朝鮮
朴槿恵政権はバランサー外交などと称して米中を操り、日本を排除しようと考えたようだが、実際は周辺国から「夷を以て夷を制す」の工作に翻弄されて醜態を晒している。米国で慰安婦問題に火をつけているのは中国系の世界抗日戦争史実維護連合会だし、韓国挺身隊問題対策協議会の正体は親北団体だ。

中国は日米同盟の弱体化が当面の戦略目標だから、韓国に慰安婦問題で日本非難をさせて、米国世論を反日に持っていきたい。この手の世論工作は蒋介石の時代から続いている定番。北朝鮮は日米韓という敵国に囲まれたのではたまらないから、韓国に反日・反米をけしかけて日米から韓国切り離しを工作。

韓国政府と韓国民の本心がどこにあるかは不明だが、中国と北朝鮮から「夷を以て夷を制す」の工作に操られて反日・反米が自らの本心であるかのように振舞ってしまい、結果的に日米から疎んじられる状況に追い込まれている。バランサー外交どころか、捨て駒墓穴外交でしかない。

朝鮮半島とその周辺の今後の勢力図の鍵を握るのはむしろ北朝鮮の動向だろう。環境が整えば北朝鮮による半島の軍事統一があると思う。北朝鮮は親中派の張成沢を処刑してから中国との対立は決定的になったので南進の際には中国を抑止することが必須で、そのための道具が潜水艦発射弾道核ミサイル。

地上発射ミサイルでは先制攻撃で破壊される恐れがあるから、金正恩にとっては潜水艦発射弾道核ミサイルの完成は最優先だろう。北朝鮮自身は、米国を核攻撃するかのように恫喝しているが、そのようなそぶりを見せただけで米軍に国家消滅させられるから、そのような自殺行為はしないだろう。

ロシアはソ連時代から西側諸国と国境を接することを異常に忌避し、拒絶反応を示すので(ウクライナ問題もこれが原因)、韓国による半島統一は全力阻止にかかるはずで、その意味では北朝鮮による半島統一は黙認か支援の方向になると考えられる。現に、北朝鮮とロシアは最近は接近してきている。

北朝鮮が中露を抑えて南進しても、日米から軍事報復されたり、集団安全保障を作動させられては国家滅亡の危機に陥るので、これの回避が要る。そのためにも日米から見て韓国はどうでもいい国、あるいは敵国に仕立てる必要があり、この工作は着々と進んでいるように見える。

韓国軍は、米国から軍事GPSコードの開示を拒否されるほど信用を失い、経済では日韓スワップを破棄されるほど見捨てられている。兵器は米国からの更新や供給も進まずガラクタ化し、経済疲弊で防衛費もままならなくなれば、南進の成功率は上がっていく。あとは在韓米軍の撤退を待つのみとなる。

朝鮮半島の軍事統一をした北朝鮮は、その後の国家安寧のために日米との劇的な関係改善が必要となる。日本に対しては拉致被害者解放がそのためにカードになるはずで、その意味では南進の時期を待っている現時点では残念ながら拉致被害者解放がなされるとは期待できないように思う。

統一朝鮮の対米安保カードは、核廃絶はあり得ないので、日米vs中国の軍事的対立における日米寄りのシフトではないかと予想する。米中対立が進むなら、米国としても「夷を以て夷を制す」に従い、日本と統一朝鮮を中国に敵対させる方が理にかなっている。ここに統一朝鮮の生存余地ができる。

ただし、日米vs中露の対立構図が先鋭化すると、統一朝鮮は後ろ盾の露の意向を受けて中国との対立を軽減し、日米への敵対を継続する可能性がある。米中対立では、露を中国から引き離すことが鍵になるはずなので、その意味で統一朝鮮がどちらを向くかは日米と露の距離感に連動すると思われる。

反日狂信国家との戦い

2015年05月17日 | 韓国・朝鮮
価値観を共有しない隣国の中学校の教科書には「日本の朝鮮民族抹殺計画の中で強制的に慰安婦にされた」との記述があると報じられた。慰安婦が強制連行である証拠などないが、それよりも「朝鮮民族抹殺計画」などということを中学生に教育している事実が反日狂信国家としての一端を示している。

隣国の中学生の何割が「朝鮮民族抹殺計画」などという話を信じているかは不明だが、日本人を狙った無差別刺傷事件や靖国神社への放火(未遂)事件、先日の内親王殿下への不敬極まりない記事の掲載、あるいは遡求も厭わない親日法の運用を見ると国家ぐるみあるいは民族での逆恨みがあるとしか思えない。

安倍総理訪米の成功で、米国を舞台にした日韓外交戦は日本の優勢に傾いた。朴槿恵政権も対日政策の軟化に転じた様子もある。だが、一部の反日狂信国民は逆に激昂している雰囲気がネットから伝わって来る。内親王殿下への許しがたい記事もその発露だろうと思われる。これは外交戦でも歴史戦でもない。

戦争とは一般には外交の延長とされるが、日本人を逆恨みする反日狂信者との戦いはそのような次元でもない。「朝鮮民族抹殺計画」などを真に受けて義憤と逆恨みにかられて無差別殺人・傷害テロ事件を起こさんとする無数の狂信者との果てしない殺し合いになる。そこには戦時国際法もなにもない。

日韓の経済協力と、過去の日本政府の謝罪姿勢があった時代には良かったが、経済協力が減り、外交戦で韓国の形勢が不利になってくると、一部の反日狂信者の暴発が懸念される。5,000万人の国民のうちたった1%がその暴走する反日狂信者だったとしても50万人もいる。オウムどころではない。

今後、日米vs中韓という構図で日韓の感情的対立が進むと、その反日狂信者たちによる日本人への逆恨みは過激化しかねない。事実、義憤に駆られた犯人に米国リッパード大使は刃物で切りつけられ、歴史的にも安重根という暗殺犯を英雄として崇める文化的背景を持っている。

振り返れば、あの半島国家を歴史的要所で動かしてきた要素も暴動と無差別殺戮とテロリズムではなかったのか。そして今日の反日狂信国家の実力部隊も実はお粗末な軍隊ではなく、無数の潜在的テロリストではないのか。そのような戦いであれば、まさに朴槿恵が言ったように千年の恨みを持って続く。

日韓敵対の真相

2015年05月02日 | 韓国・朝鮮
非公式情報を総合すると、韓国の国家戦略というのは、「慰安婦」とか「植民地」をネタにして日本を責め続けて贖罪意識を植え付け、それを利用して日本国と日本人を奴婢的存在に貶め、自らは両班となってその上の君臨する、という絵を描いていたのではないかな。既に奴婢化した日本人もいたようだが。

(tomoさん)言語化されてい無い真相心理の集合体はそうでしょうね。傍証は、例の沈没船の遺族などの被害者有利案件の振舞いや遡及効に疑問を持たずに、強奪に走る状から伺えます。

傍証はいろいろありますよね。そもそも韓国には奴隷事件が多い、李明博の日本乗っ取り完了宣言、日本のマスコミへの浸透とその後の動き、日本の修学旅行生への土下座強要、戦犯をネタにした日本女性への強姦あるいは類似の強制行為、韓国政府やメディアの数々の言動…

直感的にいうと、日本国内の差別・反差別紛争も、この韓国の「日本奴婢化戦略」の一環だったのじゃないかと思うのだよ。だから、例えば在日エジプト人への個人攻撃なんかにはなんの配慮もない。実態は、日本人は罪なのだから奴婢となって両班である韓国人(在日を含む)に服従しろと言ってるだけ。

その「日本奴婢化戦略」の文脈で考えると、「奴婢であるはずの日本が、韓国の安全保障の頼みの米国と密接な関係に昇格した!」というのは、国家的な戦略破綻になるので、発狂せざるを得ない。それが昨今の状況。そう考えるとあの国の異常すぎる外交姿勢がある程度説明できる。

韓国人というのは歴史を見ればわかるように、実際の戦闘(戦争)では極めて弱い。すぐ逃げ出す。だが、平時の敵対勢力への浸透と内部乗っ取りはかなり上手い。はっきり言って寄生タイプ。日本もかつて清、帝政ロシア、アメリカ、冷戦期のソ連などと敵対したが、これらとは全く異質。次元の違う敵。

同じ方法で戦う勢力同士なら、戦争しても終戦や和解もあるが、平時の浸透と乗っ取りを主要戦略とする勢力とは和解もクソもない。一方は執拗に浸透と乗っ取りを図り、一方は摘出と排除を繰り返しながら、互いに疑念と憎悪を膨らませ続けるだけ。これが今の日韓の基本的構図ではないかと思う。

(追記)
ただし、上記の「日本奴婢化戦略」は韓国政府が考案したものではなく、韓国人の民族的行動原理や価値観から自然に生み出されたものだと思う。傍証としては、在日の通名(日本人なりすまし)、外国では日本人だと名乗る、など個人レベルでも浸透と乗っ取り行為が多い。