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ZF

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高齢者向け自動車の工夫

2016年11月18日 | 時事・雑文


高齢者が運転する自動車による、ペダルの踏み間違いと思われる事故が相次いでいる。そこで、ペダルの踏み間違いでも事故が起きにくい工夫を提案する。



図のように、ペダル配置は通常と同じである。ここで特殊なペダル配置を採用すると高齢者も若年層も運転できなくなるからである。

アイディアの要点はアクセルペダルの開度に応じて機能を変えることにある。

1)浅いストロークで踏んでるうちは通常のアクセルとして機能する。
2)さらに踏み込むとアクセルが閉じていき、アクセルオフになる。
3)さらに踏み込むと逆にブレーキがかかるようにする。

すると、パニックになった場合などに、ブレーキと間違えてアクセルペダルを思いっきり踏み込むと、ブレーキがかかって止まれる。

停止した後に、アクセルペダルを戻すと(運転者はブレーキペダルを踏んでいると思っている)アクセルが開いてしまい走行し始めてしまうので、それを阻止する工夫もいる。

アクセルペダルを奥まで踏んだ場合のブレーキが起動した場合は、一旦エンジンオフにして再始動しない限りアクセルオンにはならないようにする、など。

なお、ブレーキペダルの方は通常と同一とする。

以上。

(このアイディアの開示日=本ブログへの投稿日は2016年11月18日)




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トランプ=レーガン?

2016年11月11日 | 安保・国益


トランプ次期大統領は、実はレーガン大統領タイプじゃないかと勝手に予想してる。つまり、富国強兵志向=大幅減税、積極的財政支出、経済成長、大幅軍拡。レーガン政権時代には軍拡競争でソ連を崩壊させたが、今度は中国を崩壊させてくれればありがたい。ただ、双子の赤字問題がどうなるやら。


同じことを考えてる識者がいた。

《トランプ新大統領の経済政策構想は、彼が意図しているか意図していないかは不明だが、「レーガノミックス」に近いと思われる。》

トランプ経済は、実は「大化け」の可能性を秘めている!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50176


これもそう。

・今後10年間の成長率を3.5〜4%に引き上げ
・法人税減税、個人所得税減税
・財政支出拡大=10年間で1兆ドルという戦後最大のインフラ投資

トランプ氏、改革100日計画 減税・財政同時に:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM10H42_Q6A111C1EA2000/


そして、軍拡。

陸軍兵士を49万人→54万人
空軍の戦闘機を1,113機→少なくとも1,200機に
海兵隊の大隊を23部隊→36部隊に
海軍の水上艦や潜水艦を276隻→350隻に

大統領勝利のトランプ氏、大幅軍拡に意欲
http://sorae.jp/030201/2016_11_10_tru.html


NATOも米軍に安保ただ乗り。(ただってことはない。割安?)

《NATOは加盟国の軍事費は国内総生産(GDP)の少なくとも2%との公式指針を打ち出している。》

NATO防衛費、大半が「支出不足」 合格は5カ国のみ
http://www.cnn.co.jp/world/35081697.html


そのドイツは防衛費増額の方針。

《ドイツのメルケル首相はベルリンで開かれた会議で、外部からの脅威により、ドイツは防衛費を増額する方針だと発表した。》

メルケル首相 ドイツの防衛費を増額する必要がある
https://jp.sputniknews.com/europe/201606222352489/


そういえば、しばらく前にこんな話もあった。

メルケル首相 日本にNATO加盟を提案
https://jp.sputniknews.com/politics/201605022061713/


これも、整理すれば「自前で防衛費2%か、在日米軍全額負担か、好きな方を選べ」とも解釈できる。

《在日アメリカ軍の駐留経費を日本が全額負担しなければ、軍の撤退もいとわない》

トランプ氏勝利 在日米軍への影響は | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161109/k10010762761000.html


そして、トランプはロシアを敵に回すつもりはない。

トランプはなぜプーチンを称賛するのか|ニューズウィーク日本版
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/post-5559.php


だが、中国には経済面で敵視。

《「中国は米国民が飢え死にすることを望んでいる」と発言するなど敵意をむき出しにする。》

【米大統領選】トランプ氏、中国に敵意むき出し クリントン氏も「中国は大量の政府情報盗んでる」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/160302/wor1603020057-n1.html


だから整理すると、米軍単独でも1.5倍?とかに増強するのに加えて、NATOもGDP比2%化(これで2倍近くになる?)、日本も自前か在日米軍全額負担かどちらにしてもGDP比2%化(つまり倍増)、これにインドを加えた広域連合軍に中国(+露)が軍拡で対抗できるか?ということ。

なので、トランプは戦争して中国に勝つなどとはもちろん言わないが、「中国製品の輸入関税を45%にする」などと吠えてるわけで、これで米中貿易が激減すれば敵対化はほぼ明らか。その上で西側の総力を挙げた膨大な軍拡競争を挑んで中国を追い込むシナリオが見えてくる。

若干希望的観測は入ってるが、報じられたネタを並べただけでもレーガン政権に軍拡競争でソ連を追い込んだのと同じ雰囲気がある。






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ホロコーストの教訓

2016年11月06日 | 時事・雑文


欅坂46のコスチュームがナチスの軍服に似ていたとかなんとかで騒動になったことについての論点整理。

「ナチスが犯した歴史的犯罪」から「ナチスっぽいマークや衣装の吊るし上げ」に走るのは短絡的かつ歴史的教訓の無視に過ぎない。被害者の心情を慮ってある程度の配慮は要るにしても、そこは歴史的教訓の主題ではない。なぜならマークや軍服が歴史的犯罪を犯したわけではない。

ナチスの歴史的犯罪を絞り込めばホロコーストに尽きる。ホロコーストとは、ナチスドイツ占領下におけるユダヤ人の虐殺ないしは域外への移送である。これはナチスが立案した計画「ユダヤ人問題の最終的解決」に基づいて実行された。これは戦争の範囲内ではないし、戦争犯罪の概念からも逸脱している。

ところで、「ユダヤ人」とは人種ではない。ウィキでは「ユダヤ教の信者(宗教集団)、あるいはユダヤ人を親に持つ者(血統)によって構成される民族集団」と説明されている。そして民族とは、「特有の文化宗教言語などを共有する集団」とされている。2千年前のユダヤ人と今のユダヤ人は人種が異なる。

ユダヤ人の著書によれば、ユダヤ人の特徴はユダヤ教の信仰に加えて、知性を重んじる点にあるという。すなわち、国土を持たず、諸国で迫害を受けながら生き抜くには財産とて当てにならず、最後は自分たちの知性だけが頼りであると。それが金融その他のビジネス、科学などの分野での成功を生んだ。

一方で、ヒトラーも傾倒したと言われる反ユダヤ主義の中では「貨幣の権力、すなわち、自らは労働せずに、いわゆる営業の自由の利益を独り占めしている」と批判されている。なんのことはない、ユダヤ人が誇りとしている知性が生んだ金融業その他のビジネスでの成功の裏返しである。

ヒトラー自身は「ユダヤは宗教共同体ではなくユダヤ教徒による宗教同盟であり、実体としては、ほとんどユダヤ民族による一時的な統治システムである」と書いている。「ヒトラーはユダヤ主義的金融資本主義がもたらす金利奴隷世界の来ることを看破し、それを防ごうとした。」と説明した人物もいる。

実は、歴史上には似たような場面は他にもあった。例えば20世紀初頭のアメリカでの、日本人移民に対する排斥運動である。一説によれば、真面目に働きすぎて周囲の労働者から反感を買った、とか、日系人だけで閉鎖的コミュニティーを形成し地域に溶け込まない、などが理由とされる。

そして、今の日本にも同じ状況がある。在日韓国人である。日本で生まれ育った在日3世とか4世になっても頑なに日本国の一員となることを拒否し、「在日は日本人でも韓国人でもない」などと強弁している者たちが特にそうである。日本と共存するならともかく、反日カルト教的な言動は迷惑千万。

さらに、最も懸念すべきは中国。今まさに現在進行形でチベットとウィグルの民族浄化が進行中である。両自治区に大量の漢民族を移住させ、逆にウイグルの女性を自治区の外へ移住させて漢民族と結婚させたり、宗教や独自の言語を禁止するなど、両民族を歴史の彼方に消し去ろうとしてる。

従って、話を戻すと、隣国でまさに民族浄化が行なわれている最中なのに、それを批判することもなく「ナチスっぽいマークや衣装の吊るし上げ」などに走るのは的外れもいいところである。そして、日本も含めてこういった民族の衝突のような事態にどう対処するのかという点に知恵が必要である。






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