西日本JRバス 桧山駅

　今年の３月末で西日本ＪＲバスの園福線が廃止されました。それにともない、京丹波営業所が閉所になりましたが、その拠点駅だった
　桧山駅
　について、以前に訪れた時の写真を合わせてアップしてみます。

　こちらは２０１４年に初めて訪れた時に撮影したものです。駅自体は晩年と全く変わっておらず、乗り場自体は変化ありませんでしたが、バスの数が多く晩年より活気があった印象でした。何せ、車庫全体を見渡せないほどの数が止まってましたからね・・・。

　車庫に止まっていたバスたちです。当時は車両の代替が始まった頃で、まだツーステが多数残っていました。桧山へ訪れた時に乗った車両もエアロスターでした。他営業所からの転入でキュービックもいましたが、京丹波は京都と同じく三菱ふそうが主力でした。それが新車投入による代替で、最終的にふそうが消滅し、いすゞで統一されることになります。

　２０１４年当時の時刻表です。晩年より本数が多く、福知山駅～桧山駅だけでも３つのルートがありました。本数の比較的多い桧山駅～園部駅では３０分ヘッドの時間帯もありました。尚、当時は新車の投入が始まってばかりでノンステダイヤが設定されていました。

　こちらは２０２２年に訪れた時に撮影したものです。減便の影響でせっかく投入した新車が転出してしまうほど在籍車両数が減少していました。そのため、桧山にいる車両が全て建物の中に収まってしまうほどでした。なので、車庫自体が広く見えてしまったものです。
　撮影時は他に福知山方面で運用中の車両もいるので、夜間はもしかしたら屋外に止めている車両もいるかも・・・。（福知山停泊もいるので、もしかしたら屋外留置はない可能性はあるけど・・・）

　最晩年の２０２４年３月に撮影したものです。減便は完了していて、２０２２年からの変化はありません。撮影時は屋外留置の車両がいましたが、２０１４年と比べるとずいぶん減ったなという感じでした。もうひとつの京都のラッピング３台全て集結しているのも面白いですね・・・。京丹波には第１弾１台と第２弾の２台がラッピングされましたが、キャンペーン終了後も最後までラッピングを剝がさなかったため、こういうようになりました。

　最晩年のダイヤです。減便が進み、福知山駅～桧山駅では市ノ谷経由のみとなり、福知山駅方面と園部駅方面の両方とも午前中に４時間も空くローカル線並みのダイヤになっていました。なので、桧山駅で途中下車しながら移動することは午後しか出来なくなっていました。（朝は途中下車なしなら福知山～園部の移動可能だが、下車してしまうと４時間以上待つことになる）

　ＪＲ線の高架下にある福知山車庫です。福知山駅側での折り返し待機や停泊はここで行われています。小さいながら休憩室もきちんと設けられていました。

　最後に廃止を迎えて一部の車両に掲げられていたさよならのよだれかけです。これを見ると、もうすぐ無くなってしまうんだ・・・と感じました。

　以上です。