La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

映画「黄金を抱いて翔べ」

2012-12-10 20:12:53 | 映画
私以外にも衝撃を感じている人いた。




「衝撃の身長差。狡噛は宜野座より小さい」
http://rubese.net/twisoq/target.php?tag=%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%B9&id=258965027946643457


てゆか
「声が子安武人という時点で、この占い師の信用率が凄い下がっている……」
にふいた。
登場した瞬間テラ子安wwwだったしな…




狡×宜二次創作を検索し始めた音猫です。
こんばんは。
末期。

どうせ書いているのは自分より年下だろうからなあ。
絵は兎も角、むず痒い文章読むなら自分で書くわ!って
心境になりそうだ…






さて。
今更「黄金を抱いて翔べ」の感想を。










原作を読んだのは何せ10年以上も前なのでストーリーの
詳細をめっきり失念していました。
自分でも驚くくらい。

「神の火」と近藤していて、
「あれ、ラスト原子力発電所で終わるんじゃなかったっけ…」
と割と頓珍漢なことを思っていた。


モモの女装シーンしか記憶になかった。
危惧していた上記シーンはきちんと盛り込まれていました。
なくても展開に差しさわりはないんだが、
よくはしょらないでいてくれた。
しかしはしょったら私含む同属性女子はガッカリしたと思うの。


まあしかしこれじゃない感はぬぐえませんでしたが。笑
原作がどういう描写だったか失念しましたが、勝手に
黒髪ストレートのウィッグのイメージだったんです。
茶髪のゆるふわでした。
笑うところになってましたわ…



それは兎も角、高村作品の薄暗いけれど何故か好かれる主人公を
妻夫木君が素敵に演じてくれました。
何もかもどうでもいいと思っているのに変なところ生真面目で、
でも何処かイカレていて、ひたすら暗く、どう考えても世間に
溶け込めない性格しているくせに、男女問わずモテる、という
謎属性なんですよね、高村作品の主人公って。
その雰囲気が出せていたと思います。



浅野忠信ってゲイくさい役がほんっと似合いますね!
この役どころを単なるおっさんが演じたら普通の話になっちゃうと
思うんだけれど、浅野忠信が演じる事で高村作品特有の妙な
艶が出るっていうか。


つか弟なんていたっけ…
嫌な事があると人前だろうと構わずリスカするようなメンヘラの
ギャンブル依存なんていう、果てしないキャラ立ちしているのにも
関わらず全く記憶にない自分が恐ろしいよ。



冒頭が思いっきり夏だったので驚きました。
いや、本編の記憶はないんだけれど、高村作品って
どれもこれも冬のイメージがあるんで。
暑そうなのはあくまで冒頭だけで後半は寒そうなシーンばかりでしたが。


お金に困っているキャラのいたけれど、切羽詰まった理由もないのに
「金塊盗んでやろうぜ!」
って計画して全員がひたすらあぼんしていく話なんですが
(改めて見ると大変な鬱展開である)、善とか悪とか
大義名分を掲げずに、淡々と「まあ、ノリで」とダークサイドに
堕ちて行く、高村作品の雰囲気が出ていたと思います。

文章で読むと割と暗いんだが、映画になると浅野忠信のキャラが
良かったのかなあ、そこまで感じなかったな。
劇場版「レディ・ジョーカー」より好きかもな。
あれも良く出来ていたけれど、心理描写がいまいちでね…


まあ、「黄金~」は原作をすっかり忘れているから、
覚えていたらこれじゃない感があるのかもしれないけれど。




「李欧」=二人で過ごした時間は少ないのに、離れて暮らしていても
お互い何年も思い続けて最終的にくっ付く(※男同士
「黄金~」=過ごしたのは数日間だが、ずっと一緒にいる(※男同士





と割と対照的で、でも密度から行ったら同じくらいじゃねーの、と。
あー、原作読み返したくなって来た。














「ルンバ8台を家で放し飼いにした結果wwwwwwwwwwwwwwww」
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