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La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

プーシキン美術館展@横浜美術館

2013-08-28 20:47:20 | 展覧会
DVD2巻を観ていて、八王子ドローン工場で、くにっちと
かがりんがピンチの狡噛達の元に駆けつけるシーンがありますが、
どうやってくにっちがドローンから離脱したのか疑問を抱いた音猫です。
こんばんは。

あのドローンに乗ってみてえ!と思ったものの、あれ、絶対怖いよね。
アニメに登場する乗り物で最も乗ってみたいのはメーヴェなのですが、
あれも相当度胸と腕力が必要だと思う。



さて。
本日はプーシキン美術館展へ行ってきました。







ぴあで前売りを買おうとしたら、当日券しかない、と言われた。
これなら現地で買っても同じだったと無駄足を嘆いたのですが、
チケットを買うだけで長蛇の列だったので、事前に買って
おいて良かったです。

本当は朝一で行くつもりが起きられず(音猫あるある)、
午後から行ったら、案の定激混みでした。
平日だというのに…



近代美術が中心だと思っていたので、当初は行く気はなかったんです。
調べてみたところ、結構古い時代の絵画も展示されている事を知り、
終了してしまう前に慌てて足を運んだのでした。


絵画で最も好きな時代はバロックで、次いでルネサンス、
ロココ、新古典かなー
古い時代の絵画が好きなんです。


このロココ時代の絵画からしかありませんでした。
でもロココ~新古典の絵画で半分くらい
占められていたので満足しました。

この絵画展のメインに据えられているルノワールの
「ジャンヌ・サマリーの肖像」は案外こじんまりした大きさでした。
大概有名絵画って予想より小さいのは私だけだろうか。


印象派の名前を見ると笑ってしまうのはギャグ漫画日和が全ていけない…
ドガさああーーーん!!!



どうでもいいんだけど、横浜美術館の売店に
ヒエロニムス・ボッシュの「悦楽の園」のフィギュアが売ってるんです。

中でもTree Manのフィギュア(大きい方)が欲しくて堪らない。







どうせ買うなら大きい方がいいよね。
おいそれと出せる値段ではないので、
いつも見ているだけで終わっている。
いつか…いつか…!
絶対今井さんちには置いてある(確信)








「最近のプリクラ精度高杉wwwwwwwwwwwwwwwwww」
http://blog.livedoor.jp/chihhylove/archives/8031538.html

「ラファエロ」@国立西洋美術館

2013-05-14 22:41:27 | 展覧会
踊る宜野座さんぺろぺろ。














最終回記念イラストのマグカップが無事に購入出来、
ほっと一息な音猫です。
こんばんは。

発売日が仕事だったので、諦めかけていました。
小説や資料集は馬鹿売れするけど、グッズはそうでもないんだな。



さて。
今日はラファエロ展へ行って来ました。









今月中に行くつもりではあったものの、
今日は引きこもる気満々だったんです。
夕べうっかりカレー食った後、RIKUさんとサイコパスというか
サイコパスとかBLとかガチムチについてのメールをしながら
寝落ちしてしまいまして、気付いたらおんもが明るくなっていた…
電気がつけっぱなしだったよ勿体ない!(貧乏症
メイクを落としていたのはせめてもの救いでした。



目が覚めたのは6時過ぎだったんですが、割とすっきり目が覚めて
しまったので、折角だから早起きした時しか出来ない事をしようと
思い、美術館へ行って来ました。

混んでるから平日の午前中に行きたいと思っていても、
普段はなかなか起きられないのでね…


9時半開場だったので、それより前に上野に到着したにも関わらず、
既に開場町の列が出来ている盛況ぶり。
母の知り合いが既に観に行っており、
「思ったより空いていて、ピンポイントでこれ!という作品がない」
と言っていたそうですが(笑)、朝から気合い入った客はいましたよ。
連休や土日は恐ろしい事になっていたに違いない。


既に前売り券を買っておいてお陰でスムーズに入場出来ました。
チケットカウンターも結構な列が出来ていたので、もし行かれる方が
いましたら、事前に前売り券を買っておいた方が良いと思います。



美術館の常で入口付近が混みますから(と言っても朝一なので
そこまで混んではなかったですが)、そこはスルーしてメインの
フロアに移動し、ゆっくりと大公の聖母(ポスターにもなってるやつ)
を観賞出来ました。

普段だったら人だかりをかき分けないと観られないと思いますが
(数十分後には現にそうなっていた)、着物のお姐さんがいるだけで
ゆっくり好きな位置から観賞出来ました。
入口付近て大した作品が展示されている訳でもないのに、
いつも停滞しているよね。



そこまで大きな作品がなく、大公~も予想より小さかったです。
混雑を予想してか、作品と作品の間に十分な距離が取ってありました。
空間の贅沢な使い方をしていた。
所狭しと展示されているよりいいけど。



ピンポイントでこれ、という作品が抜けている、
という点については激しく同意。
ラファエロ展を謳っている割に、ラファエロ以外の
作品がしこたまあるんですよ。
父親とか弟子とか。
私はてっきりラファエロ作品しかないと思っていたから
拍子抜けしました。
まあでも色々な美術館から収集している手間暇を考えれば、
なかなかレアな展示だったとは思います。

個人的にはラファエロが原画を描いた「聖ステパノの殉教」の
タペストリの大きさに圧倒されました。
これどうやって運搬したんだろう…
これは殉教のシーンそのものだけれど、殉教者を描く時自分の死因
となったモチーフを持たされるってどういう気持ちなんだろうね…
いじめじゃないか。











「犬にフルチン踊り魅せるの楽しすぎワタロwwwww」
http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3779133.html

そこに至るまでの過程の方が余程ネタ的だった。


あの日のまま止まった現実 逃げ込んだ先は 

2013-04-29 22:21:28 | 展覧会
RIKUさんとノイタミナカフェ来店が決まってキャッホイな音猫です。
こんばんは。
カレーうどん食して来るッ

その日までに宜野座眼鏡が届いたらいいじゃないかな。
「眼鏡にネギがッ…」
と憤慨して、犯罪係数ぶち上げるぜー

モンスターは都内では銀座と渋谷しかやってないらしいです…
限定され過ぎだろ…


さて。
国立新美術館で開催されている「貴婦人と一角獣展」。










日本初公開との事で、保存状態を考えると16世紀の
タピストリがもう一度来る事は考えにくい。
行っておくべきだよなー
むしろ所蔵しているクリュニー中世美術館に行ってみたい。笑


今月の「芸術新潮」で特集をされていました。











本展覧会の紹介だけでなく、西欧の城の成り立ちの
説明が為されていて興味深かった。
元々タピストリは領主の城を飾る用途を持っているのですが、
あくまで芸術誌なので、そこから城の発展に話を展開していくとは
思わなかった。


一角獣の他にアンジェの黙示録のタピストリの解説もあったのだけれど、
バイユーのタピストリの解説も欲しかったな~









私の中でタピストリと言えばこれ。
11世紀のノルマン・コンクエストが描かれたタピストリです。
美術的な面よりも史料として扱ったので、私の中でもそういう認識です。

これ、ゴブランでなくリネンなんですよね。
輸出は不可能だろうなあ。
いつか本物を見てみたい。



バイユーのタピストリの説明はなかったものの、
「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」が載っていた。








ベリー公ジャンはシャルル6世の叔父で、私が研究していた
ブルゴーニュ公フィリップ2世の兄弟にあたります。

その流れで知る事になった人物ですが、こういう政治そっちのけで
芸術に力を注いじゃう貴族は大好物です。
オタクなら皆好きだろう(偏見)
ルー様(ルートヴィヒ2世)が嫌いな腐女子なんていません><


ベリー公~も端々から当時の文化が読み取れて面白い史料です。
これは非公開なんですよね…







「【画像】レゴブロックでウイングガンダムゼロ作ったったwwwww」
http://alfalfalfa.com/archives/6480013.html

すげええええ

「エル・グレコ展」@東京都美術館

2013-04-22 20:41:32 | 展覧会
RIKUさんまで宜野座眼鏡をぽちった事実に戸惑いを隠せない音猫です。
こんばんは。
これは一体どういう事だ!

R「ラクリマのチケットより安かったので」
基準がおかしいwww

もう宜野座コスをすればいいと思うよ。
私は無理だから、コミッサちゃん(かぶりもの)かスプーキーブーギー
(かぶりもの)かスプーキーの中のひと(ロリータ)にします。

あ、コインにするわコイン(かぶりもの)。
一応宜野座コスだよね!



さて。
先日のお休みに滑り込みで「エル・グレコ展」へ行って来ました。
前売り券を買ったにも関わらず、うだうだしていて行っておらず。
春休みは混んでいるので避けたかったのに、気付けば3月後半。
桜の季節の上野なんて足を踏み入れたくもなかったので、
桜が散った頃を見計らって終了直前に行って参りました。

3月末から4月の頭なんて死ぬ程忙しかった時期なので、
早い時間に起きられず。
混雑している中鑑賞したくないので、美術館は極力平日の午前中
に行くようにしているんです。

うっかりお昼過ぎの終了間近の展来会に行くんじゃなかった。
酷い混雑ぶりでした。
ワーキャーうるさい輩がいなかったのが救いです。
まあ、私が好んで行くような美術展の客は殆ど年寄りなんですが。


エル・グレコは宗教画のイメージしかなかったのですが、
肖像画も展示してありました。
全く知らなかったのですが、建築家としての側面もあったそうで、
確かに目当てだった無原罪の御宿りなどスタイリッシュだなーと
思っていたら、下から見上げる事を考慮に入れて脚を長く描いているそうです。
なるほど。

その他にも祭壇画があったのですが、どれも高い位置に展示される事を
計算した上でも構図、人体のデフォルメが為されており、興味深かったです。


一般受けするような華やかさでありませんが、暗い色彩の中に差した
光の表現が効果的で、どの作品も独特の雰囲気だったと思います。
目玉である無原罪~も予想以上の大きさで、圧倒されました。


かなり良かったのですが、如何せん、混んでいて…
ゆっくり人が少ない中観たかったと、早く行かなかった事を後悔しています。






「【画像】川越シェフが「進撃の巨人」に出てた頃の画像ください 」
http://alfalfalfa.com/archives/6467698.html

会田誠展「天才でごめんなさい」@森美術館

2013-03-04 21:03:09 | 展覧会
D+Sの「BELIEVE」が凄く狡噛っていうか狡宜っぽい気がする
音猫です。
こんばんは。








君=宜野座さんで一つ。





27日はRIKUさんと会田誠展に行って来ました。







最近よく会ってる我ら。
映画は何度も言ったけれど美術館は初です。
ぼっち会は約月1で活動しております。




児ポに引っ掛かるとか何とかで中止になったらどうしよう
と思いましたが、無事に見られて良かった。
どうして六本木でやったし。
無縁なギロッポンでさ迷うぼっち会。



客層はサブカル好きな雰囲気の個性的な若者ばかりで、こんなんでも
なきゃ六本木に来ないだろうな、というある意味同志…
ぼっちで来ている人が多かったですね。
私も当初は一人で来るつもり満々でした。

女子の割合が一定数あったのも意外でした。
野郎ばかりかと思った。



何ていうか、エロ本を集団で観ている感覚でした。
エロ本を集団で見るなんて小学生が河原で拾った物を回し読みする
イメージであって、この年になって誰かと一緒に観る機会なんて
早々ないじゃないですか。

それが開かれた場所で粛々としげしげと眺めている。
その様子がシュールで面白かったです。
屏風にエロ漫画が貼られた作品があったのですが、結構細かいので、
お客さんは間近でじっと観ているんですね。
それがおかしい。

エロ漫画の内容も古めかしい少年漫画のような絵柄で、昨今の
エロ漫画でありそうな性描写(巨根で貫かれて口から出て来たりとか。
いや、腸って蛇行していてだね、という人体構造は無視)が
展開しているんですが、実は風刺漫画っていう。
訳分かんねぇ!


美少女、と書かれた文字を観てマスターベーションをする動画が
流れていたんですが、集団で野郎の尻えくぼを眺める図もまたシュール。

まあ、そんな客の話はいいとして、絵のイメージししか
なかったのですが、立体作品も素敵でした。
KERA!に乗っていそうなデコラ部屋のようなチープでキッチュな
作品はメンヘラ臭がぱなかったです。


美味ちゃんシリーズが生で見られても嬉しかった。
いくら丼のエログロさと言ったらない。
まあでも擬人化したらつまりそういう事ですよね。



念願の18禁部屋。
18歳未満はご遠慮下さい、って書いてあったけれど、ここ以外でも
18歳未満は観ちゃいけない気がするし、この展覧会に来て
この部屋だけパスする人もいない気がするのだがどうか。


犬シリーズが大好きなんです。
会田作品のファーストインパクトはこのシリーズです。









四肢切断というフェティッシュ要素にも関わらず、
女の子がふつくしくて単なるエロに落ちず、いやでもだからこそ
逆に残虐性が喚起されるっていうか?

女の子達が酷い事をされていると全く思っていない風
なところがいいんです。
ジューサーミキサー然り。

犬シリーズでは雪が一番好きですが、包帯の質感と血の滲み
具合は他作品の方がいいかな。


犬シリーズが生で観られただけで満足です私はッ
良いもの見させて貰ったぜー
ポスターにもなっている滝?のスク水の質感がリアルでどうして
分かるんだぜ?と思いました。



美術館の入っていた階でお茶しました。







でかいシュークリームにアイスがぶっ込まれたような
謎のスイーツを食す。



その後夕飯を食べる場所を求めてさ迷うも、ギロッポンに
我らが居座れるような店少な過ぎwww
その上レストランフロアが改装に次ぐ改装で営業している場所が
限られる鬼畜仕様でした。
大人しくカプリチョーザに収まったものの、
とんだ小食扱いで閉口しました。

いやまだ食べますし?
追加オーダーする気満々ですし?



良いもの観させて貰って満足なぼっち会でした。
次回はプラチナデータ?
それともベーコン展ですかね~
今年も何卒ぼっち回避!








「電車で人に肩車されたときどうしてる?」
http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3711250.html

パッとフラッと消えちゃいそな 次の瞬間を残そうか

2012-12-31 20:10:58 | 展覧会
年末年始も働いています。
音猫です。
こんばんは。
まあ、休みだったところで人の多さに耐えかねて
家でうだうだしているだけなので、別にいいっちゃいいんですが。



さて。
都美術館で「エル・グレコ展」やるんですね~
楽しみだ。
「無原罪のお宿り」を生で見たい。

くっそ混むんだろうなあ。
平日の朝一に行かねば。


西洋美術館の「ラファエロ展」も死ぬ程混みそうだ。
日本人、ラファエロ好きだもんね…



現在開催されていてるもので行きたいのは会田誠展です。
開催されているの知らなかったよ。
「美術手帖」見て知ったよ…


初めて犬シリーズを見た時、衝撃を受けました。
四肢切断された女の子が何も考えてないような、
むしろ楽しそうな様子なところがキチってますよね。

雪月花の内、雪が一番好きですが、花の包帯の
生々しさもいいですよねー
血が滲む、治りきっていない切断面を連想させて。


それから美味ちゃんシリーズ。
中でもイクラの酷さ(褒め言葉)。
私は好きですけれど、他人にはお勧めし辛いし、好きだなんて
言ったら十中八九引かれる。
そもそも会田誠が好きって時点で引かれるか。
あまり公言していないです。


ミックスジューサーも全く苦痛の表情を浮かべて
いないところがいいですよね。
緻密な作品だなーと思ったら、相当大きいようですね。
是非生で見たいところ。
いつ行こうかなー




そんなこんなで今年も終わりますね。
年々、1年過ぎるのが早くなっている気がします(婆ェ…
いやむしろ子供の頃の体感時間だったらもうやってられない
と思うので、これくらい早くていいのかもしれない…
余生を消化試合と思ってなきゃやってられないもんね…


今年はラクリマ復活あり、ドンテルあり、感無量です。
そして無事にバンギャとロリが上がれそうです。
この2つは連動してますね。
ライブに行かなきゃ服も必要ないですもん。

ライブに行かないと生活に余裕が出来ますね。
チケ代は勿論のこと、交通費はかからないし、服は買わないし。

まあでもその分、映画や展覧会、演劇につぎ込もうかなあと。
映画は安いからいいんだけれど。
来月は宝塚とスタジオライフ(今「11人いる!」やってるんです)
行きたいなーと思ってます。
興味のある方いらしたら是非。
宝塚、ベルばらはチケ取れんだろうな…

去年は体調不良で夏中ずっと貧血ぽいわ、アトピーで
皮膚科通いが続くわ、ノロにかかるわで散々だったのですが、
今年は割りと健やかに過ごせました。

腰痛くらいか。
地道に接骨に通うしかないですねー
仕方ない。


こんな感じで割と楽しくぼっちライフを過ごしております。
同行者は常に募集しておりますが、平日休みなので予定が
合わせ辛いんですよね…

来年の目標は貯金なのですが、セールを目前にして
自制出来るか微妙なところです。
今年と変わらず緩く過ごして行くと思います。

それでは皆様良いお年を。





「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」@国立新美術館

2012-12-20 01:03:37 | 展覧会
あ今日は一人を堪能して来た。
あ、別に今日に限った話じゃないわ。
かなりの頻度で一人行動してる。



まずリヒテンシュタイン展入って来ました。
漸くだよー
23日までしかやってないので、慌てて行ってきました。
何かもう面倒になっちゃって、行かなくてもいいや、って
境地になっていたんだけれど、行って良かった本当に良かった。



混んでいるのが嫌なので、美術館は朝イチに行く事にして
いるんですが、家を出るのが遅くなってしまい、
到着が11時過ぎだったので、中に入ったら既に
御お客さんが無尽蔵にいました。
平日だってのに。
年末だから混んでいたのか、それとも終了間近だったからなのか。
日本人にとってはあまり聞き慣れない国の美術展が、
これだけにぎわっているのだから良いことだと思おう。



エルミタージュ美術館展のように年代別に分かれていまして、
中でもバロック・サロンが素晴らしかった。









日本の展覧会では初の試みらしい天井画をガチで天井に展示してまして。
貴重なものを見た。
巨大なタピストリもよく保存されているなあ。


バロック~ルネサンス期豪奢な絵画が好きです。
これだけの大きさのものを作成するとなると、個人では
無理だから御弟子さんが沢山いた時期のものに
限られるんだろうなあ。
あ、ルネサンス期の絵画は作者の名前が冠されていても
本人が一人で描いたものではないですよ。
一人でどでかい絵画を何点も描けませんよ。



イタリア・バロックのコーナに飾ってあったアッローリ
の描いたユディトが滅茶苦茶美人だった。
ユディトのモチーフ、大好きです。

クラナハの絵画が一番有名?
カラヴァッジオのはグロいですよね。
いやそもそもがグロい絵画だが。



ルーベンスのどでかい作品が見られて嬉しかった。
パンフレットに使われていた「クララ・セレーナ・
ルーベンスの肖像」があんなに小さいとは予想外。

宗教画は好きですが、古代ローマを題材にした作品はあまり好きない。
絵の質がどうこうじゃなく、自分が興味があるかどうかって話なんですが。



時代が進むにつれ、絵画が地味になってしまうのが
不満なんですけれど、新古典主義は好きです。
廃墟萌。



恥ずかしながらクンストカンマーなる単語を知らなかったんです。
Wikiより。



“驚異の部屋(きょういのへや)は、15世紀から18世紀にかけて
ヨーロッパで作られていた、様々な珍品を集めた博物陳列室である。
ドイツ語のWunderkammer(ヴンダーカンマー)の訳語で、
「不思議の部屋」とも訳される。
ドイツ語ではKunstkammer(クンストカンマー)とも。

15世紀イタリアの諸侯や有力貴族の間で作られたことに始まり、
16世紀にはドイツ語圏に伝わって、王侯貴族だけでなく学者や
文人の間でも作られるようになった。

自然物も人工物も珍しいものなら分野を隔てず一所に
取り集められるのが特徴で、その収集対象も、珊瑚や
石英を加工したアクセサリーや、アルチンボルドを始めとする
奇想を描いた絵画、(しばしば架空の)動植物の標本やミイラ、
巨大な巻貝、オウムガイで作った杯、ダチョウの卵、イッカクの角
(ユニコーンの角だと思われていた)、象牙細工、ミニチュア細工、
錬金術の文献、異国の武具、数学や医学用の道具、天球儀や地球儀、
オートマタ、東洋の陶磁器、聖遺物やアンティークなど多岐にわたる。

科学・分類学の発達と市民社会の台頭などにより18世紀半ばに
廃れていったが、そのコレクションの幾つかは今日の博物館の
前身となった。
大英博物館もハンス・スローン卿のヴンダーカンマーの
収集物を基にして作られたものである”




絵画に限った事じゃなかったわ。
インテリ貴族のオカルト部屋の雰囲気大好きなんですが、
そのものずばりを指す単語を知らなかったとは…
どういうものかは分かっているのに。
覚えておこう。



リヒテンシュタイン侯国の系図が飾ってあったんですが、
嫁の名前が全然書いていなかったので、婚姻関係が全然
分からずあまり参考にならなかった。
そこまで関係まで拾っていと横に長い系図になってしまうから
無理なんだろうな。
何処の国から嫁貰って同盟関係になって、と背景が見えて
来るのが系図の面白いところだと思うんですけどねー



国章は飾ってあったものの、それに対する説明が全然ないの。








こういう分割されている紋章は、同盟関係や傘下に入った
伯や公の紋章が組み合わさっているんです。
帰宅してから紙食べてみたところ、



“紋章の左上はシレジア、右上はキューンリング家、
左下は、トロッパウ公。
右下は、リートバーグ、東フリースラントのキルクセナ家
の紋章である。
ベースはクルノフ公の紋章である。そして中央には
リヒテンシュタイン家の金と赤の盾が描かれている。
クラウンとベールには紫の布地(裏地は
アーミン = オコジョの毛皮)が使われている。”



ちょっとネットで調べただけじゃそれぞれの家
について詳しい事が分からんなー
悔しい。
どういった経緯で同盟関係になったのかが気になるのに。
リヒテンシュタインの概説が書いてあるような本を探してみようかな。








「【\(^o^)/】デスブログに『2012年ありがとうございました!!』
の文字 マヤ文明終末論は的中か? 」
http://alfalfalfa.com/archives/6157275.html

奈良美智展「君や僕にちょっと似ている 」@横浜美術館

2012-09-02 20:46:18 | 展覧会
レリアさんとのメールのやり取り。
事故物件フラグな隣家について。





レ「音猫さん、塩盛って塩!!」

私「盛り塩作ったらうちにある塩全部なくなるんですけどwww
味塩こしょうか、クレイジーソルトじゃ駄目ですかねwww」

レ「ちょwwwクレイジーソルトwww
違うもの招きそうwww
塩を瓶に詰めておくだけでもいいみたいですよ」

私「あ、だったら年中無休で塩、瓶の中に入ってますよ」

レ「ポジティブwww」

私「そいや、瓶底に若干残ってた塩、溶けて固まってたんですよねー」

レ「洒落にならんくらい怖いです私が」








先日、ネイルの予約が6時からしか取れなかったので、
それだけの為に出かけるのも何だなーと思い、奈良美智展へ行って来ました。

個展を開催するのは何年ぶりって言ったっけ?
久しぶりなんですよね。

イラストは本の表紙などで見知っていますが、生で見ると迫力が違いますね。
大きなカンヴァスで書かれたものを見るとまた印象が異なります。

カンヴァスだけでなく、様々な色の板や、ダンボール?に描かれたもの。
その辺の封筒に書かれたものまでありました。笑

個人的に好きだったのはアトリエ?のような部屋に小物が飾られた空間。
奈良さんのグッズ(グミが入っている入物)もあるんですが、
目の部分に穴を開けた紙袋をかぶっているマリア像。
amzonのダンボールの一部に穴を開けてそこからヴィンテージの
ようなテディベアが顔を覗かせていたり、ちょっと毒をはらんだ
小物が陳列されていて面白かったです。


彫刻作品を初めて見たのですが、とっても気に入りました。
これは写真ではなく生で見るべき!
大きさとタッチ(指の跡がそのまま残っています)に圧倒されます。
一番好きなのは森の子だっけ?
頭部が木のようになった女の子。
この子はストラップにもなって、売店で売っていました。


絵画では山少女が可愛かったなあ。
こういう目の大きなイラストも描かれるんですね。
奈良作品のステレオタイプな女の子(ちょっと意地悪そうな)しか
知らなかったので、違うタッチの子達が新鮮でした。


芸術新潮のインタビューにあったんですが、彫刻(確か6体)を
半年くらいで作ったみたいですよー
あー、記憶力が退化してるから4ヶ月だったかも。
兎に角短期間にあんだけでかい作品を作れるなんて凄ぇ!と思った。

震災によって影響を受けているみたいで、以前の作品展に行って
いないから比較するのは難しいのですが、タッチが変わっているとのこと。
イラストでしか知らない人は一度生で見る事をお勧めします。







「飛影「」←ぎりぎり言いそうなこと言わしたやつ優勝」
http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/4279240.html

大エルミタージュ美術館展@国立新美術館、映画「ファウスト」

2012-06-08 23:24:07 | 展覧会
今日は大エルミタージュ美術館展を観に国立新美術館へ行って来ました。
国立新美術館に行くのは夏ぶりだ。

絶対混んでると思って開館直後に着くよう早起きしたのだけれど、
それでも十二分に人がいた、。
平日の午前中でこれじゃ。休日の午後なんてどうなってしまうんだろう。
常々美術館はゆっくり観たいので平日の開館直後に行くようにしてます。
フェルメールも絶対午前に行くわ…


年代別に展示してあったので、観る側としては当時の風潮や人物の
服装モチーフから時代背景を伺い知る事が出来る作りになってたん
じゃないでしょうか。

それでも
「ウェヌスって誰?」
とかあさってな事を言ってるおばちゃんとかいたけどね…
私、美術館で音声ガイド使わないんですが(歌舞伎座では使います。
分からないんだもん!)、あれって何処まで説明しているんですかね。
絵画技法や画家に関する事だけなのでしょうか。
歴史背景なども説明されているのかな…
例えばルネサンス期の絵画は一人で描いたものじゃないんだよ、
とかきちんと説明されているのかな。

かくいう私もそれほど詳しい訳ではないし、聖書や聖人についての
エピソードにもっと知識があれば楽しめるんだろうな、と常々思っています。
アトリビュートわっかんね。
特定出来るのペトロとサンドニくらいだよ。


ルネサンス期の宗教画は好きなんですけど、
上記の理由からもっと勉強しなければ。
この時代のイタリアの服装いいですよねー
男性もお洒落で、内側の布を見せている袖のデザインが面白いです。

次はバロック絵画。
時代は違いますが、自分が学んでいたフランドルが栄えていた時代。
この頃の絵画の光の描写が凄い。

ミーハーこの上ないですが、18世紀のロココ及び新古典主義は好きだ。
一番明るい色彩。
ロココの浮かれた感じ、ふわふわとした色調は当時を反映しているようです。

ドレスもきゅっと上半身が絞られたデザインに。
ナポレオン時代になってまた雰囲気ががらっと変わりますね。
新古典主義のゲランの「モルフェウスとイリス」が非常に良かった。








サイズがとっても大きいかったです。
実物の方がもっと明るい色彩だった印象があります。
モルフェウスが美し過ぎる。



結局展覧会に行けなかったユベール・ロベールの絵画も2点ありました。
彼の絵画が描かれるに至った時代背景、廃墟ブームについて何も
描かれていなかったけれど、音声ガイドではちゃんと説明されていたのかな。


ロマン派以降はあまり…
ここから一気にタッチが変わりますよね…
ルノワールとかスザンヌといった有名所が押さえてありましたよ。
あ、モネは好き。



混雑して来たのでさっさと出て、ご飯を食べてから映画を観に行きました。
折角六本木まで出て来たので、銀座に移動しソクーロフ監督の
ファウスト」を観ました。
丁度レディースデイだった。







こっちもなかなか混んでいたよ…
レディースデイだからかな。
隣の間隔空けずに人がいる映画を観るのは久しぶりであった。


お恥ずかしながらファウストは未読です…
「卵の殻を破らねば、雛鳥は生まれずに死んでいく」
のフレーズくらいしか知らないよ(ウテナ)
ワルプルギスの夜はまどまぎで有名になりましたね。
私は服部まゆみ「この闇と光」で知った。

シュヴァンクマイエルのファウストは観た事があるんだけれど、
それは彼が作るから気持ち悪いのだろうと思ってたら、
今回観た作品も狂気に満ちていた。
何この気持ち悪さwww

メフィストフェレス怖いよ…
気持ち悪いよ…

無駄に動物が出て来たり、観ている側を不安にさせるような
モチーフが端々にあるんですよ…
表現するのが難しいんですが、ソワソワ落ち着かない気持ち悪さ。
いや、こういうの好きなんですけどね。


ドイツ語全然分からんかった。
ナイン、ファーター、ムッター、ツヴァイ・ヴァイン
(ワインを2杯)くらいしか聞き取れなかったよ…

むしろ牧師様がお経(は仏教か)でDomine(Dominus呼格)とか
animaとか言ってる方が聞き取れた(ラテン語)。
訳すのは無理だが。


エルミタージュ幻想「もそうだけれど、静かな音楽が流れて延々
風景が映るシーンが続くので眠くなるんですよね。笑
近くのおっさんよう寝てたわ…

ただそういうエキストラがぎっちり出て来るシーンが面白いんです。
本筋には関係なんですが。


「マンク~破戒僧~」もそうだったんですけど、キリスト教の
死後の世界のイメージって岩場なんでしょうか。






「デスブログオワタwwwwwwwwwwwwwwww」
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「草間彌生 永遠の永遠の永遠」@埼玉県立近代美術館

2012-04-17 01:06:37 | 展覧会
埼玉県立近代美術館で開催されている、
草間彌生 永遠の永遠の永遠」へ行って来ました。












彼女の作品を観るのは数年前の「大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ
」以来です。
両親は今年も行くのかな。
3年毎に開催されているイベントです。
私は前回と前々回は観に行ってます。

新潟は実家から車で日帰り出来る距離なのです。
1日で全て回れないので、開催期間で都合の良い日に
何度か行っているようです(両親は


両親は泊まりがけで直島で開催された
瀬戸内国際芸術祭にも行っています。
元気だ。









既に入口から草間彌生ワールド。
ガラス面は水玉模様で装飾され、外に3体だったかな、
水玉のオブジェが設置されています。

絵は撮影不可でしたが、オブジェは撮影可でした。
受付から入ってすぐの場所にあるオブジェ↓













下の画像はバルーン製です。
3階分くらいの大きさはあったかな。
吹き抜けにそびえ立ってます。
大き過ぎて全景を納められない。



絵画はどれもこれもサイズが大きい!
この年齢になってもここまで大きな作品を描く
エネルギーが凄い。

圧倒される大きさのカンヴァス(何号くらいにあたるんだろう?)
に壁面に所狭しと陳列されている様は圧巻の一言。
迸るエネルギーに備え、腹ごしらえした後、ロッカーに携帯以外を
放り込んでの手ぶらで臨むという必死ぶりでした(ライブか)

色の氾濫のようなカラフルな作品だけでなく、モノクロームの
作品も個人的には好きでした。
緻密に描き込まれた水玉や曲線の連なり、パターンの繰り返しに
見えるけれど、全てが違う、計算されているようでされていない、
要するに草間彌生にしか見えないものを描いてるのだろうなあ。

モノクロの自画像の目の部分がガラスになっていて、後ろが
見えるようになっていました。
顔の水玉がぼかしたグレーのようになっており、その上に
一回り小さく黒出水玉が描かれていたんです。
ぱきっとした色使いのイメージしかなかったので意外でした。



「魂の灯」という作品名の、鏡張りになった部屋の中に電球を下げ
(合わせ鏡効果で何処までも続いているように見える)、
それらが一定時間で色が変わるという部屋があるんですけど、
30秒交代で入れるようになっていました。
空いていていたので並ばず入れました。
2回も入っちゃった。








代表作のかぼちゃ。









「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」。
部屋全体が水玉模様になっています。




このオブジェのポストカードとかぼちゃのストラップ(赤)
を買ってしまったよ。










「俺がDQNネーム過ぎてつらい」
http://ryusoku.com/archives/3278685.html