暇つぶしひつまぶし

四方八方に興味が伸びる一貫性の無いだらだら日記。
ブームは日々移り変わります。

鈴木光司「リング」

2009年04月30日 | 本のこと。
どうして今なのか。リングを読みました。

2時間ドラマ版は見てないけど原作に割と忠実という漫画版も読んでるし
映画も見てるしその後連ドラ化したものも見てるので、話はわかってしまってる状態。
一番最初にリングワールドに触れたのが漫画版だったので、
原作はそれに沿ってて(漫画が原作に沿っているという)懐かしいです。
どちらかというと、ホラーというよりミステリ要素が濃いかな?

映画は前面に「ホラー」を押し出してきて成功していたけど、
原作もじめっとした恐さがあってとても面白かったです。
それにしても山村貞子は絶世の美人だったのかあ。
映画版だと素顔を晒してなかったから(晒してないよね?)。
原作は貞子に同情(?)しちゃって、読み終わる頃には切なくなってしまったよ。
不気味だと言われていたけど、役者をしていた頃の演技も悪くなかったみたいだし、
頭も良かったそうだしなんか映画とかと全然違うのね。
人物像が描かれてることで恐怖は薄れたかも。

呪いのビデオの内容が少しずつ解き明かされる過程が面白かった。
原作だと、貞子自身が姿を現してどうこうってことはしてないんだよね。

昔放送された2時間ドラマ版は呪いのビデオが原作準拠だったみたい。
一度見てみたいのだけど、DVDにはなってないのかな。
ビデオ見られないんだよなあ…


らせんも借りたけど、どうもらせん以降の作品はホラーではないらしいので
ちょっと読む気がイマイチ盛り上らない…

ホラー小説好きなので、色々探して読んでみたい。
一時期ツツイストをこじらせていたので、筒井康隆の短編ホラーみたいなのがいまだに大好き。
あんな感じの小説他にもないかなあ。


それにしても、私は図書館でドロドロサスペンスとかホラーばかり借りてるから
貸し出し履歴とか見られたらちょっと嫌だわ。


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