お嬢様と青バラの君

需要は無いけど書くんだ。
というのも、先日なんの気無しに読み返していて
wikipediaで作者の項目を調べようと思ったのですよ。

そしたらまあまああなた！
お嬢様シリーズの項目が物凄い詳細になってる！！んですよ。
しかもキャラクターの詳細が別ページに及ぶという。
マニア大感激。
作者の項目より詳細なんだもの。おかしい。


そんなわけで「お嬢様と青バラの君」
表題作と「お嬢様の学園天国」書き下ろし「杉本の煩悶の日々」の３作収録です。

青バラは、好き作品ランキングでもけっこう上位に来ます。
バラの名前に「おはぎ」だの「大福餅」だの名付けるシーンが結構好き。
この作品でアクタガワに「ジルベール」というコードネームがつけられるのですが
数年後に「風と木の詩」を読んで元ネタを知り、感動した思い出。
アクタガワってジルベールレベルの美少年ってことなのだろうか。
しかしこれじゃ一体なんの話なのだかさっぱりだな。
正統派耽美系美少年と麗花が戦う話（？）です。多分…


学園天国は、主人公たちが通う花園学園の先生キャラにスポット当てた作品。
そんなに好きな方ではないのですが、
お杉くんの
「千年幼児イクラちゃん」
の台詞が印象的。
麗花がそんなに目立ってなかった印象なのでちょっと思い入れが少ないかなあ。
先生キャラが人気あったから書かれたんだろうなあ。


書き下ろしはお杉君視点で、各登場人物の未来の姿が少しだけ描かれます。
ほとんど納得の将来像でした。
アクタガワと貴子が付き合ってるのはびっくりしたけど。
よかったねタカりん…


今手元に本が無いので感想がちゃんと書けない。
後日書き直すかもしれません。