超ブランク

長いことまともにピアノ弾いてなかったので、最近ちょっとずつ弾く時間を増やしてます。

あれだけ頑張って仕上げた幻想即興曲が聴いていられないくらい無茶苦茶に…！
その上バッハも酷いことになってたのにショックを受けたので、
まずはこども向けの楽譜などからリハビリ。
ギロックの「こどものためのアルバム」はかなり優秀で、
初見で弾けちゃうのに、メロディがキレイで自己陶酔！
って感じの曲がたくさん載ってます。
こどもが弾いてもいいけど、大人がこれを情感たっぷりに美しく弾くのもいい練習になると思う。
大人でピアノ始めた人にいいかも。

で、久々に楽譜を買ってみました。
上の画像の本です。ピエロがシュール。
湯山昭さんの「お菓子の世界」
湯山昭って人は、「あめふりくまのこ」の作曲者なのだね。
あの曲大好き。
この曲集は超ヒット楽譜だそうで、私のピアノの先生も持ってました。
発表会で小さい生徒さんも弾いてた。
何せ曲のタイトルが本当に可愛い。
「ウエハース」とか「バームクーヘン」とか「シュークリーム」とか
かと思えば「鬼あられ」とか「甘納豆」とか。
で、タイトルのイメージ通りな曲ばかり。
その上曲調もバラエティに富んでいて、ポップだったりしっとりだったり
ジャズっぽい曲もあったりして、とてもいい楽譜です。

そして、なにげに難しいです。
初見では弾けない曲が多い。
これは子供向け楽譜なのかと思ってたけど、大人向けでもありますね。
youtubeで動画見てると圧倒的にこどもの演奏が多いけど、
これを大人が美しく弾くのも素敵だと思います。

でもいい年した私が、曲のタイトル見ただけでわくわくしちゃうのだから
子供なんてもっと「クッキー弾きたい！」
とかなっちゃうだろうなあ。いいなあ。