『黒幕と言われた男』の著者の戯言

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大沢たかおの父子関係不存在の訴訟

2015-12-05 11:53:20 | 日記
 芸能人の動静には興味が薄くて疎いのだが、大沢たかおの訴訟についてはTVでも取り上げて

いたので耳にはいった。自分にはなじみの薄い俳優だったが、「花燃ゆ」で大切な役どころを

演じていることを知った。

 彼には高校せいくらいの男の子がいるのだが、その子と父子関係がないという。

すでに離婚している元妻の喜多川舞はそれを否定していたがDNA鑑定の結果不存在が確定した。

ということは、喜多川舞が大沢との結婚直前か直後に別の男性と男女関係にあったことになる。

喜多川本人もその妊娠に気づいていなかったのかもしれないが、大沢は疑うことなく息子として

愛し育ててきたことであろう。芸能界では本当の父親は○○だと2.3の男性の名が取りざたされて

いるそうだが、いまさら名乗り出ることもあるまいが、子どもにとってのショックは想像を超える

ものであるだろう。この結末は関係者を幸せにしたとはいえまい。

 喜多川は自分の立場と子どもの気持ちを慮って否定したが、DNA鑑定は酷な結果をつきつけた。

実子であることに疑いを持った大沢の気持ちはすっきりしたかもしれないが、15年余り息子として

暮らしてきたことはすっきり消せるものではあるまい。

 婚姻外に生まれた子でも認知することによって父子関係がはっきりするが、もし当該男性が名乗り

出たら遅れながら認知できるのだろうか。(現行民法では婚姻中に生まれた子は夫の子と推認される

が例外規定はないのか)

この男性も妊娠の事実を知らされていなかったかもしれないが、無責任で罪深いことこの上ない。

世間の関心が薄れて話題にならなくなったころに名乗り出て子どもに詫びて慰謝料なり生活費なり

を負担して今後の人生において父親としての責任をはたすべきであろう。しかしこれはあくまで

大人の対応であって子どもの心の傷は癒えまい。

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