Youth worker Support【未来を創る若者たちへ】

「はたらいて幸せになろう!」仕事は自分を成長させ、人を幸せにします。そんな仕事を楽しむための情報をお届けします。

マイナス要因など人生にはない。

2016-05-28 | 仕事

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自己PR、強み、長所、得意とすること・・・

これらは、就活生の一部の人にとっては悩みの種となる問いです。

この問いに悩まされた人も多いと思います。

今回は、そんな人に向けてのメッセージです。

この手の問いに真剣に悩む人は、実は小学生から中学生くらいの間に、何らかのショックを経験している人が多いと私は感じています。

いじめ、喧嘩、不登校、親の離婚、DV、転校、大病、事故、家庭内トラブルなど様々ですが、心に何らかの傷を持ったまま就活を迎えた人にとっては、自信が持てず自分を相手にアピールすることが、素直に受け入れられないように感じます。

さらに、辛さや寂しさゆえに、非行や不登校に至った経験がある人にとっては、なおさら遠ざけたい過去であり、触れられたくはありません。

なので、そういう過去に辛い経験をした人は、その事自体をマイナス要因だと捉えている傾向があり、アピールしようにも言葉が見つからず、結局は自己防衛のための消極的なアピールに留まってしまうケースが実に多いと感じます。

辛い経験を持つ人全てがそうとは言いませんが、私はそういう人の面接指導をしていると、核心を得た話になり難いので、だいたいは分かってしまいます。

そんな人と出会った時に話すことが、今日のメッセージです。

辛い経験があるからこそ、他者の辛さや痛みを分かってあげることができます。(当然、楽しい経験も同じですが…)

単なる想像や同情ではなく、自分の悼みとして他者を理解することができます。

つまり、他者を心から受け入れる度量の広さ、深さに通ずる力を潜在的に持っていることになるのです。

それこそが、人間としての最強の強みであり、魅力です。

共感力、思いやり、奉仕の精神、気遣い、親切心・・・様々な言葉で表現できますが、これらは「他者を想い理解する能力」とも言えます。

自分の痛みや苦しみは、やがて必ず他者へ注がれるエネルギーに変わることを信じて欲しい。

どんなことも、どんな状況も、どんな苦痛も、そしてどんな過去も、全部ひっくるめて自分です。

そんな自分を受け入れることから始めてみてはどうでしょうか?


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仕事とは、世間に仕え、役に立つ事

2016-05-28 | 仕事

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就活を始めて間もない学生に、「どんな仕事がしたい?」と尋ねると、約50%が「人に接する仕事がしたい」と言い、約30%が「人にあまり関わらなくていい仕事がしたい」と打ち明け、約10%が「ぶっちゃけ安定していらた何でもいい」と白状し、約6%が「自分を活かして成長できる仕事がしたい」と熱く語り、約2%が「儲かる仕事がしたい」と夢を描き、約1%が「分からない」と諦めたようにつぶやき、約1%が「考えてもいない」と開きなる。

これは、私の主観によるデータなので、世間一般には合っていないかも知れません。

しかし、90%以上の学生は「人の役に立つ仕事がしたい」と答えます。聞く度に、なんだかホッとします。

でもその反面、何をして?どうやって?どうすれば?何を使って?どんな人に?どんな場面で?と質問をしようとすると、だいたい2問目くらいで黙り込んでしまいます。

私も若い頃は彼らと同じでした。働くという事は、ぼんやりとした空想でしかなかった。

せいぜい、アルバイトの延長としての仕事のイメージしか出来なかったと、今は懐かしく思います。

働くイメージが広がらない。働いている自分の姿が具体化できない。自分勝手な都合の良い場面だけが浮かぶので、そうではいけないと思い訂正するも、どういう姿が正しいのかが分からない。そもそもあまり考えたことがない。誰かが教え導いてくれるはずだ・・・そんな思いが日替わりでぐるぐる巡るような学生時代でした。

しかし、30年近く働いてみて、改めて思うのは「仕事とは世間に仕え、役に立つ事」だなぁ~ということです。

なので、方向を見失っていると感じている人は、何でもいいからやってみることです。出来そうなことから始めたらいいと思います。

何処でどんな仕事をしても、必ず誰かと接し、誰かにお仕えし、誰かの役に立つことが出来ます。お金という対価をもらわなくても、誰かのために行う行為は全て仕事だと私は考えています。

但し、どんな状況になったら満足できるのかは、一人ひとり違うと思います。どんな人に接し、どんな人にお仕えし、何をもって役に立ったと実感できるのかは、皆違います。

自分の満足できる状況というのは、考えているだけではいつまで経っても分からないものです。だから行動して実感することが大事だと私は思っています。脳で描く満足感より、実体験で感じるそれの方が、数千倍も意味のあることだと思います。

よく分からない、考えたことがないという人は、私と共に考えてみませんか?

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