Youthworker・Support【未来を創る若者たちへ】

未来の労働市場を考えるキャリアコンサルタントからの、入社間もない若者や就職活動中の学生に送るメッセージ。

シリーズ「志望動機攻略法」その4 志望動機の基礎フレーム

2016-04-30 07:33:35 | 日記

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志望動機に苦労している就活生に、その攻略法をお伝えしていますが、今回は私が推奨している志望動機の基礎フレームを紹介します。

この基礎フレームは、私が普段、志望動機がどうしても浮かばない・何となくしか決まっていない・大きな決め手に欠けている気がする・・・などと言って相談に訪れる就活生に一つの方法として提案しているものです。

その意図は、そもそも志望動機に悩みを抱えている人のほとんどは、実は「準備するべき情報を未だ得ていない」のと「余分な情が多い」状態なので、どんな情報が不足しているのか、何が余分なのかを自分で明らかにする手法として、まずは型にはめてみて、何が足らなくて何が多すぎるのかを整理することにあります。

基礎フレームは、面接でも書類でも基本的に同じですが、話して(言葉で)伝える場合と、書いて(文字で)伝える場合があるので、実際に話したり書いたりする場面では、表現法に違いが出てきます。しかし、まずは情報を整理するという段階では有効だと思います。

さらに、基礎フレームには以下の3つのコースがあります。(状況によって選択します)

第1のコース:時系列でまとめる⇒言いたいことはあるが、頭の中が一杯でまとまらない状態の人にお勧めです。 

第2のコース:将来像から入る⇒志望度は高いのに、どのように伝えたら良いのか分からない人にお勧めです。 

第3のコース:衛星要因から入る⇒まったく浮かびません・・・という人に、とりあえず作ってみようか?と言って勧めます。

では、それぞれのコースの基本的手法を説明します。

第1のコース:時系列でまとめる:【言いたい事を、過去・現在・未来に分類する】

書類なら、書いてある文章を「過去・現在・未来」に分類して整理してみると割と早くわかりますが、面接での発言については練習の時に録音やビデオ撮影することをお勧めします。そして発言内容をやはり「過去・現在・未来」に分類してノートに書いてみます。

言いたい事はあっても、上手く言えない、書けないという人は、このフレーム作りを一度行うだけで、何が不足しているのかが見えて来ます。

そして、今まで試して来た中で最も多いのが、「過去情報過多・現在情報皆無・未来情報過小」のパターンです。

第2のコース:将来像から入る:【未来の自分を妄想することから始める】

その会社に入って働いている自分の姿を頭の中に浮かべて、実際に動かしてみるという妄想を繰り返すことで、自分の将来像を明確化して行くという手法です。自分が何をしている時に喜びを感じるのか、どんな状況なら楽しく仕事が出来るのかを出来るだけ具体的にイメージするトレーニングと言ってもいいでしょう。

この手法は、質問を繰り返すことで割と早く何が不足しているのかがわかります。できれば他者に未来の自分について質問攻めにしてもらうのが最も良いと思われますが、自問自答でもある程度なら分かってきます。

そして、今まで試して来た中で最も多いのが、「感情表現が皆無」のパターンです。

第3のコース:衛星要因から入る:【生活拠点・生活パターン・生活費用を明確化する】

これは「まったく浮かびません」という人に、とりあえず作ってみようか?と言って勧めると説明しましたが、意外にも多いケースです。

但しこのやり方は、必ず支援者との対話が必要です。自分だけではあまりにも浅い情報で終わってしまうからでです。

具体的には、支援者が生活拠点・生活パターン・生活費用について一つづつ質問して行き、なぜそう思うのかをできるだけ深堀りしてノートに書いて行きます。さらに「この会社で何を得ることができると思うのか?」という質問して行き、できるだけ本音で答えて行くという手法を取るので、まずは信頼関係が重要となります。

今までの経験上、この手法で分かって来たことは、「本音を言えば、どこでもいいから就職したい」「周りに合わせて応募しただけ」といった状態で選考を迎えていることを、本人が一番理解しており不安を感じているというという事です。

但し、衛星要因も重要な情報となるので、しっかり整理してそれが実現できそうな仕事を共に考えるスタンスを取ることで、何が不足しているのかが分かってきます。

そして、今まで試して来た中で最も多いのが、「自己理解不足・仕事研究不足」のパターンです。

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シリーズ「志望動機攻略法」その3 会社理念は命取り

2016-04-24 22:15:42 | 日記

志望動機の攻略法についてお伝えしています。

シリーズ1で「動機は未来からやって来る」、シリーズ2では「6割しか伝わらない」とお伝えしましたが、今回は「会社理念は命取り」というお話です。

「貴社の、お客様第一主義に感銘し・・・」や「貴社の理念である『共存共栄』に感銘を受け・・・」、さらに「貴社の『・・・商品で世界を変えよう』というスローガンに感銘し・・・」といった、いわゆる感銘パターンをよく見聞きしますが、選考する側にとって、これほど社交辞令を感じるフレーズはありません。

実は、これらの言葉は、夏に「今日は暑いですね~」と挨拶するのと差ほど変わりません。

この社交辞令を履歴書に入れるだけで十数文字は使います。面接なら3~5秒といったところでしょうか・・・

私は、感銘パターンを否定している訳ではありませんが、どうせ書いたり言ったりするのなら、どこがどんな風に感銘したのかを伝えるようアドバイスします。

実際に、説明会などで話を聞いているうちに心から感動したという人なら、その時の自分の様子を伝えたらいいし、その会社の取り組みが本当に世の為人の為になっていると感じたなら、素直にそう言えばいいだけです。

ただし、そう伝えたからと言って、劇的な効果になることはあまり無いと言っておきます。

なぜかと言うと、そもそも会社の掲げる理念やスローガンは、多くの人に共鳴する言葉を選んで作られているからです。

つまり、感銘するようにできている言葉がほとんどなので、それを強調されてもなあ~と言った感じになります。

※だからと言って、決して企業理念を軽視している訳でありません。

そういった理由から、私は感銘パターンをあまりお勧めしていません。

それでも言いたい、伝えたいと思う人は、劇的に伝える術はあります。

直接伝授するので、どうか私に会いに来てください。

 

 

 

 

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シリーズ「志望動機攻略法」その2 伝わるのは6割がやっと?

2016-04-21 21:01:44 | 日記

この本は、面接やESで使える技が満載です。

既に読んでいる人は、実行しているかもしれませんんね。

特に「赤裸々法」というのがいいです。

面接でこの技を使えたら大したものだと私は思いながら読みましたが、他にもたくさん良い手法が見つかると思います。

 

さて、今回は”伝え方”ではなく、”伝わり方”について書きます。

なぜかと言うと、面接練習や履歴書添削をしている時に、たまに「早く仕事を覚えるよう努力したいと思います。」という言い方やフレーズが登場するからです。

この表現は、一見問題ないように見えますが、選考を担当する人は「この人、きっと努力しないな~」と受け取ります。

つまり、素直に「早く仕事を覚えるよう努力します。」と表現した方がまだましです。

”まだまし”と言うのは、この時点でやっと本人の意気込みの6割程度しか伝わっていないからです。

このフレーズだと、せいぜい「はいはい、努力して下さい。当たり前だけどね。」といった感じです。

 

では「早く仕事を覚えます。」ではどうでしょうか?

言い切っている点では、意気込みが伺えると思いませんか?

または「早く仕事を覚えたいです。」ではどうですか?また少し感じが変わったと思います。

この表現だと、早く仕事がしたいという感情が入るので、意気込みが増すように感じられませんか?

 

では、「1年以内に基礎的な仕事を覚えます。」ではどうでしょうか?

「早く」という時間を表す言葉を「1年以内」に限定することで、より具体的になりました。さらに「基礎的な」を付けることで、まずどの部分から取り組むのかという順序を表すことになり、やはり具体的になりました。(ここでは1年にこだわりはありません)

さらにもうひと押し、「1年以内に基礎的な仕事を自分のものにして見せます。」ではどうでしょうか?

「覚える」という言葉を変えたのですが、これは”覚えたことになる状況”を表している言葉です。

つまり、単に何が言いたいのかを考えるだけでなく、どんな状況にしたいのかを表現すると、意気込みは伝わりやすくなることを知って欲しいのです。

そんなテクニックが満載なのが、この本です。

自分では無難にまとめたつもりでも、自分のことを何も知らないし見たこともない人が読むESなら、なおさら6割程度しか伝わっていないことを意識して、いろんなフレーズや言葉選びを楽しみながら考えてみて下さい。

それでも難しいと思う人は、どうぞハローワークにおいでませ。

「魔法の添削」を体験して下さい。

ちなみに、いくつか挙げた例文には「これが正解」なんてありません。自分が一番納得できるものが唯一の正解です。

 

 

 
 
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シリーズ「志望動機攻略法」その1 動機はどこからやって来る?

2016-04-17 20:52:32 | 日記

今回から、志望動機の攻略法について何回かに分けてお伝えしてゆきます。

第一回目は「動機の源」つまり、動機はどこからやって来るの?ということについて書きます。

そもそも「動機」とはなんでしょうか?

辞書によると「人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因」とあります。また心理学的には「生活体に行動を起こさせ、目標に向かわせる心理的な過程をいう。内的要因と外的要因の相互作用で成立する」と説明されています。

どうでしょうか?これで明確に分かった!!と思う人は、この先は読む必要はありません。

私は、この仕事を始めて改めて「動機とはなんぞや」と疑問を持ち、あれこれと文献を読み、こういった説明を見聞きしても、実はあまりピンと来ませんでした。

分かったことは、この「動機」という単語をめぐっては、これまで偉い人や普通の人、アーティストやアスリートと、実に多くの人たちがあれこれ考えている言葉だなぁ~といったところです。それはまるで「コミュニケーション」という言葉のように十人十色です。

私の行きついた答えは、「動機とはなんぞや」という考え方をすること自体が闇の入り口だということです。

それはつまり、動機とは・・・と考え始めた瞬間に、意識が「過去」に繋がるということに気が付いたからです。

通常は「(志望)動機」を考える場合、ほぼ全員が無意識のうちに「過去・現在・未来」という時の流れで考えようとします。

スタートを過去にすると、だいたいの場合、視野が狭くなるのです。

自分のして来た経験という枠が自動的にはめられてしまい、そこから広がらないし、外に出られなくなる。でも深く考えているうちに、やがて自分を責め始め、自己嫌悪の波にのまれて「あ~なんて、自分は出来ない子なの~!」って勝手に決めつけてしまう。

これは、志望動機や自己分析に苦戦して相談に来る就活生によくある現象です。

 

実は、動機は未来からやって来るのです。

未来の自分がどんな人になって何をしているのかを明確にイメージできた時、動機も明確になるのです。

未来は誰にも分りません。つまり可能性だらけ、言った者勝ち、枠などないし、答えもない。つまり自由です。

私が考案した自己分析ワークショップの中でも、「未来が大切」とよく言いますが、ほとんどの人は「できそうなこと」というのが限界のようで、過去からの自分という枠からなかなか出ることが出来ません。実は、私も含めて大人たちも同じです。

ですが、動機を考えるなら、過去ではなく未来に意識を向けましょう。

難しくても、出来なくても、せめて空想や妄想でもいいから「こうなりたい」とか「これがしたい」という人になって欲しいと、私は説に願っています。

多くの起業家や人材育成に携わる人が一番嫌う言葉は「どうせ無理」です。私もこの言葉は使って欲しくありません。就活生なら尚更です。

貴方は将来、どんな人になって、何をしたいですか?

この問いの答えこそ、志望動機の根幹になります。それに「どこで」「どのようにして」と付け加えてゆくのが説明文になるのです。

そして前回、自己PRで紹介した「3段階層の組み立て法」が、その手法の一つです。

是非、未来の自分に心を馳せて、自由なイメージで動機を引き寄せて下さい。

 

 

 

 

 

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自己PRの組み立て方 その3

2016-04-15 21:17:13 | 日記

自己PRと志望動機は就活には欠かせませんが、それぞれ分離して考えていませんか?

例えば、自己PRでは強みや能力的に優れたところをアピールして、志望動機には会社の理念などを踏まえて共感してもらえるように・・・とか、自己PRには頑張ったことを表現して、志望動機には勉強して来たことを活かせるように表現しよう・・・などという事態になっていませんか?

私が行う履歴書の添削や面接練習では、自己PRと志望動機の関連性を重視します。

なぜかと言うと、同じ人間の発する情報だからです。特に履歴書やESは書いている様子など分からないので、本当に自分で書いたのかの証明が出来ません。なので、自己PRと志望動機の相関関係が曖昧、またはかけ離れていると、よく分からない人になってしまうのです。

そこで今回は、自己PRと志望動機の結び付けにフォーカスした「3段階層の組み立て方」を紹介します。

3段階層とは、1階が「ベースとなる価値観」2階が「実現に向けた行動手段」3階が「満足できる状況」です。

1階の「ベースとなる価値観」とは言い換えれば自分の底の部分に横たわる欲求に当たります。常日頃から求めていること、味わいたいこと、または信じていることなどが当たります。

2階の「実現に向けた行動手段」とは、1階の欲求を満たすための手段です。実際にどんな行動で満たそうとするのかです。ここには、職種や仕事内容が当たります。

3階の「満足できる状況」とは、2階で取った行動を成功に導く状況のことです。すなわち1階の欲求が満たされた状況のことです。なので、『やってて楽しい』とか『だから何度もしたいのです』といった瞬間や現象のことです。

では、例題で説明してゆきます。

例として、1階「人の役に立ちたい」2階「接客・サービス」3階「直接ありがとうと言ってもらえる」とします。

まずは、この3階層をまとめて、言葉や文章にしてみます。

いろんなパターンがあると思いますが、例えば…

「私は、接客やサービスをする仕事で人の役に立ちたいと考えております。お客様に直接『ありがとう』と言っていただけるような仕事がしたいと強く思っております。」

といった感じです。これは、仕事に対する自分という観点で表現した「私はこんな人です」という一つのパーツなります。

ここまでできれば、その後になぜそう思うのかを具体例を入れて付け加えると、自己PRの完成です。

例えば…

「私は・・・と強く思っております。大学入学を機に、自立に向けて始めたアルバイトが接客でしたが、お客様のお役に立て、なおかつ自分も成長できる素晴らしい仕事だと感じたからからです。サービス精神旺盛な自分の行動が、お役様のお褒めの言葉として返って来る瞬間にとてもやりがいを感じました。これからも・・・

といった感じです。

つまり、この人はどんな仕事がしたい人なのでしょうか?

当然、接客やサービスです。

だからこそ、志望動機が表現しやすくなるのです。

つまり、この自己PRなら、志望動機には「こんな自分が活躍できるのは貴社の・・・という仕事しかありません。」という観点に絞って表現できるようになります。

例えば…

「私が貴社を目指すのは、貴社の売り場作りが、お客様と親密な距離が保たれるよう工夫されている点や、一人ひとりの個性を生かした接遇を重視されている点です。貴社であれば、お客様に身近に感じて頂けるだけでなく、私の目指す接客技術を身に着けることができると確信しております。」

といった感じです。

つまり、3段階層の3階に当たる部分が実現できる仕事だから選んだんです。というメッセージになるのです。

これが、2階層止まりでは、やや押しが足らない感じになり、1階層だけなら「人の役に立ちたいなら他社でも出来ますよね」という感じになってしまいます。

つまり、この3段階層の組み立ては、志望動機を意識した自己PRの組み立て方と言うこともできます。

また、仕事を選ぶ時、会社を選ぶ時の一つの基準にもなります。

この例に当てはめると、単に人の役に立ちたいと思うだけでなく、何をして役に立ちたいかを明確化し、役に立てたと感じられる状況まで明確にイメージできる仕事か、満足感や達成感を味わえる職場なのか、という判断基準が見えて来ます。

もう一度言いますが、自己PRと志望動機は重要な情報です。しかも、同じ人間から発する情報です。

だからこそ、相関関係を私は重視します。

是非、お試し下さい。

 

 

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