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ドロップ

2009-11-27 | 邦画(さ・た)
 ドロップ


  あらすじ 
不良に憧れて私立中学から公立に転校したヒロシ。赤い髪に
ボンタン姿で登校すると早速、不良グループに呼び出される。
浮かれ気分でついて行くと、リーダー、達也に河川敷でボコボコ
にされる。しかし、その根性を気に入られ、ケンカの後、共に
ラーメン屋に。初日早々不良グループの仲間入りを果たす。
ヒロシの生活は活気付き、達也らとつるんで他校の生徒と
ケンカの毎日。姉のユカとその恋人のヒデは、そんなヒロシを
心配していた。

【出演】
成宮寛貴
水嶋ヒロ
本仮屋ユイカ
上地雄輔
中越典子
波岡一喜
若月徹
綾部祐二




  感想  ※ネタバレ注意

人気お笑い芸人、品川庄司の品川祐の小説「ドロップ」が
コミック化に続いて映画化。
原作者自ら品川ヒロシ名義で脚本・監督を手がけている。



平凡な中学生が嫌で、不良になりたい。不良と言えば私立
じゃなくて公立…意味がわからない理由で公立中学に転校
する成宮寛貴演じるヒロシ。
そこで水嶋ヒロが演じる達也と出会い、ケンカに明け暮れ
恋もしてと青春映画なのである。

さすが、お笑い芸人だけあって笑わせ方を心得てるのか
ところどころコントを観させられているのか!?っていう
ような笑えるシーンが、たくさんあってかなり笑えた。

「クローズZERO」みたいな真面目にケンカをするわけ
じゃない、でも気の合う仲間がいて、ケンカして、昨日
ケンカした相手が、今日は仲間になって、そして恋をする
青春不良ものの王道パターンではあるけど、中々良かった。

ヒロシと達也だけでなく、他のメンバーや人物も個性的で
面白かったし、上地雄輔がヒロシの兄貴分的な役で、良い
役をしている。
そしてある事故がきっかけで、ヒロシが大人に成長して
いくところもまた、映画の世界ではよくありそうな展開
だが、それでは終わらない面白さが観られるのは、個性的
な役柄を若い俳優さんたちがうまく演技出来ていたから
好感が持てたんだと思う。




【評価】
 (4点/5点満点中)

 ドロップ HP