夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年 7月 1日(月)「イメージと期待だけの政治はやめよう」

2019年07月01日 16時17分36秒 | 「政治・経済」
安倍総理は参議院選に向けて
・安定した政治か再び混迷か
・改憲を議論する政党か議論しない政党か
の二つの争点を言い出している。
ここには政策論争が全くなくて、イメージや期待を煽る論理しかない。
今の社会に対する不平や不満は大きくなっている。それはアベノミクスと日銀緩和という金融政策の誤りにある。自らこの6年の間に勤労国民の生活を破壊しておいて、ここには触れずに安定した政治家混迷化を国民に問う。誰もが安定した政治が良いと考えるでしょう。しかしその安定の中身はどうなのかというものを隠されている。数の力での安定は確かにあるが、それが政治の安定なのか?数の力で押し通せば何でもありの社会になる。数の力が安定ではないはずである。政治家と官僚の衰弱そしてそこからの民主主義の形骸化が進んでいる。数の力だけの安定の土台は腐って不安定化をしている。民主主義の形骸化は日本政治がどこに転がるのか相当不安定でしょう。
日本政治をどこに向かって転がすか?さらに自由や民主主義の形骸化という現憲法に保障されたものがないがしろになっているわけですから、数の力でどこに転がすかは今の腐敗した政治そして社会を当たり前とする憲法が必要というだけである。
具体的な政策抜きで何の説明もないイメージや期待感だけを煽る抽象的な二つの争点化。
具体的なもののない争点化は、選挙結果としても中身のない勝った負けたからで改憲が支持された、今の数の力による政治が支持されたとすり替えられるでしょう。

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