夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2017年10月 4日(水)2「保守結集のための保守分裂」

2017年10月04日 22時10分45秒 | 「政治・経済」
小泉内閣時代、自民党をぶっ壊すあるいは改革に反対する議員には刺客をといった自民党分裂を演じて結果として自民党が選挙では圧勝するという事が起きた。
今回の都知事選から現在に至る一連の小池劇場も同じ手法を用いてるのではないか?
たしかに自民党と希望の党の表は保守票を分裂させるでしょう。しかし基本的な改憲などでは一致をしている。少なくとも保守内での主導権争い程度でしょう。
一番の目玉は、民進党内の保守を分離してバッジにしがみつく議員をも保守層に取り入れるという野党内の分離です。それはもちろん4野党共闘の分断です。
結局保守分断という手法により保守派結集していくことになります。
希望の党が野党になるとは限りません。野党になったとしても改憲などでは反対のための反対はしないとして賛成するのではないか。
民主党・民進党と自民党との二大政党制と言っても中身は保守二大政党制でした。しかし安倍政権の独裁的な手法などによりボタンのかけ違いから国民意識を感じて対立するリベラル勢力と保守との二大政党制になりかけ、4野党共闘は自民党の脅威になりつつあった。
これを一挙になくすために安倍自民党は解散を選び、民進党は身売りを選択し、それを結びつけたのが希望の党という事になる。
どちらの保守にしても国民生活や社会保障そして政治的民主主義や自由を拡大する勢力ではなく、昔の自民党のように野党との妥協をするような勢力でもない。
国民は今の日本がわかりやすく見えてくるはずです。しかし報道などはこの争点をぼかして保守分裂選挙を大きく取り上げるでしょう。
国民はしっかりと社会と政治を見つめねばなりませんね。

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