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夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2025年 4月 6日(日)「職人技」

2025年04月06日 21時50分54秒 | 「思うこと」
Xを見ていると、時々外国の職人技が出てくる。特に中国の古代から受け継がれた技はすごいですね。もちろん日本にも古くから受け継がれた職人技を持つ人がたくさんいます。
はじめは雑に見えるような形で仕事を始めるのですが、だんだんと形が整い始めぱっと素晴らしいものが現れる。
僕の親父も木工職人でしたが、僕が本箱を自分で設計して材木屋のその寸法の板を切ってもらい作り始めた。やっと完成と思った時、親父が来て本箱の上の板を見て、ここは丸くしたほうがいいぞとのこぎりで雑に切り始めた。
雑な切り方なので僕は起こったのですが、見ているとあっという間に四角の板がきれいな半円になった。これなら危なくないよと親父は去っていった。
悔しいけどその半円のきれいさに驚いた。
職人技というのはこうしたものなのでしょうね。手の感覚でどんどん仕上げていく。
そういえば、子供たちが小さいときに千葉県の港の堤防に釣りに行きました。イワシが少し釣れたぐらいでさて帰ろうと思い竿をしまいかけたら、80近い爺ちゃんが孫を連れてやってきた。半袖の下着シャツにステテコ姿。雪駄をはいて手に丸めた釣り糸を持っている。
堤防に来ると、針のついた糸を垂らしはじめ、ほんのちょっぴりこませをまいた。すると5分もしないうちにたたきにすればうまいだろうと思うアジを釣った。爺ちゃんは孫の手を引いて糸に味をぶら下げながら帰っていった。夕方の酒のつまみにでもするのでしょう。
僕はアジなど一度も見ていなかった。もちろん釣れもしなかった。爺ちゃんはさっと釣って帰った。
しばらく呆然と爺ちゃんの後姿を眺めた。若いころは漁師だったのでしょうね。これも職人技といえるものなんでしょう。
親父は昔から僕に手に職を持たないとだめだと言っていた。
手に職かぁ。。。。。。

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