形式から立体性を得る
って
何を言っているのかわからない。
が
アフリカの彫刻に触れたヨーロッパの芸術家が
一撃を受けた
といのは
この立体性をどう把握するかというところだ
というのはなんとなくわかる
これまでの ルネサンス以来の立体の把握というのから
こぞって逃げ出そうとしていたように思うあのころだ。
プリミティヴ・アートから啓示をうけたようなその後のキュビズムのことを考えると
ちょっとわくわくする
詳しくは分かっちゃいないんだけれど。
日本の浮世絵がポスト印象派に一撃を与えたというのは
その平面性でだと思うんだが
逆に日本では西洋から入ってきたこれまでと見方が違う
線遠近法に 一撃を受けている
異文化が出会って新しいものが生まれる
そういう幸福な感じがする
これらは
空間 立体 平面というところで
主題とか物語性とかそういうものは切って捨てる世界だ
一見すると
プリミティヴ・アートに触れるというのは
異国風の魅力に触れるという感じだけれど
それが邪魔だ