遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

アフリカの彫刻とキュビズム

2011-11-18 08:18:08 | 現代美術

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ここでまた止まってしまうのだが

形式から立体性を得る

って

何を言っているのかわからない。

アフリカの彫刻に触れたヨーロッパの芸術家が

一撃を受けた

といのは

この立体性をどう把握するかというところだ

というのはなんとなくわかる

これまでの ルネサンス以来の立体の把握というのから

こぞって逃げ出そうとしていたように思うあのころだ。

プリミティヴ・アートから啓示をうけたようなその後のキュビズムのことを考えると

ちょっとわくわくする

詳しくは分かっちゃいないんだけれど。

日本の浮世絵がポスト印象派に一撃を与えたというのは

その平面性でだと思うんだが

逆に日本では西洋から入ってきたこれまでと見方が違う

線遠近法に 一撃を受けている

異文化が出会って新しいものが生まれる

そういう幸福な感じがする

これらは

空間 立体 平面というところで

主題とか物語性とかそういうものは切って捨てる世界だ

 

 

一見すると

プリミティヴ・アートに触れるというのは

異国風の魅力に触れるという感じだけれど

それが邪魔だ

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