やられた～、なミステリー

おはようございます。

エルです。

読んでも読んでも永遠に終わらないんじゃないかと思った、サラ・ウォーターズ『半身』やっと読了しました。

な、なに～？と思う度に章が変わり、

ヒロインというか、ここまで来るとダブルヒロインですね。

1人の女性の現在と、もう1人の女性の過去が順繰りに描かれていきます。

イギリスは第一次大戦後に心霊主義(？)が流行ったこともあり、シャーロックホームズの産みの親のコナン・ドイルも名を連ねていたりするのです。

現在も英国心霊協会があり、そこで霊媒やヒーラーの養成もしているようです。

友人もそこでヒーラーの試験に受かりました。

そうした背景もあって、

エルはヒロインの1人である霊媒の若い女性に強く興味をひかれたのでした。

ところが、それが作者の思う壺！

ネタバレしちゃうとアレなので詳しく書けませんが、

もうラストはお見事としか言いようがありません。

キャラクターの作り込みが凄かったので、あちこちで感情移入してしまって

ミステリーではなくてもゴシックロマンとして十分な読み応えがあったのですが、

終わり方が圧巻でした！

今は同じ作者の『黄昏の彼女たち』を読んでいますが、今度はどんな世界に連れて行ってくれるのかワクワクしてます。

今日の良いこと・昨日の夜からボディーケアをフランキンセンスからほのかな柚子の香りに変えました。

また、ハンドクリームを好きな香り(または無香料)にするだけでも、自分をいたわってるなあと満足できます。今は無香料が自分に合っていそう。(素材の香りはOK)

天然のアロマオイル配合でも、しっくりこないときは無香料が良いのかもしれませんね。

皆様に幸運を！