Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

モルダウの鬱屈

2015-04-08 14:45:26 | 日記
こんにちは。エルです。

今朝ふと思い出した中学三年の時の思い出。

その頃は学年毎に校内合唱コンクールがあって、三年生の課題曲はスメタナ作曲のモルダウでした。

あれはどうしたわけなのか、私達のクラスはとても無気力でコンクールの練習をする音楽の時間も先生に怒られるほど。

音楽にとどまらず全ての授業で誰も何も手を挙げないというクラスでした。

答えはわかるけれども皆何故か下を向いていたような。
物凄く易しい問題を出して「これでどうだ!」と言った先生もいらっしゃいましたが、何となくそういうことでもないので誰一人手は挙がらず、その先生は怒って職員室へ戻られました。

放任主義の担任から苦笑まじりに「おまえら1組は石仏と言われてるぞ。」と言われましたが、特に反抗しようという気はなくて、何となく始まったゲームから誰も降りないような感覚だったような気がします。

そういうわけでコンクールでも誰も気にもとめない我がクラスの番になりました。

モルダウを歌い終わったときに会場である体育館がザワザワしたのを覚えていて、「ああやっぱり下手過ぎだったのかな?」と思いはしたもののすぐ自由曲「風になりたい」が始まって歌い終えました。

そうしてぼんやり発表を待っていたら、うちの1組がまさかの第一位。

皆嬉しいというよりはキョトンとしてました。
担任に言わせれば周りの方がビックリしたのだそうです。

そんなこともあったからなのか今でもモルダウは好きです。

自分でも分析出来ないあの鬱屈した一年間は、しかし不器用な青春の匂いもするのでありました。


今日の良いこと⚫今日はまだ週の真ん中にも関わらず、首から肩から凝ってしまって息苦しいほどでしたが、仕事を始めるとそれらが吹き飛んで何とか1日を終える事が出来ました。帰るとまた苦しいのですけど(苦笑)。

皆様に幸運を!

大好きな椿。蝋で出来てるような花びらです。

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コメント (2)
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