ゆったりーの日記

ゆったりーのの日常を、スタッフ・利用者・ボランティア・見学者などいろーんな人がいろーんな目線でレポートします♪

12月17日(木) 団体の交流会

2006年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム

区内で活動する子育て関連団体の交流会を開きました。急な呼びかけにも関わらず、以下の11団体の方がお集まりくださいました。

ゆったりーの
新宿区更生保護女性会
新宿・子育てを考える会
NPO法人地球野外塾
東京YMCA liby
きゅーぴぃ
マ・ミューズ
新宿区家庭教育連絡会(新家連)
子育て仲間作りサポーター協議会
HAhaha倶楽部
であいはなひろば
新宿・子育て情報局

互いの活動紹介の後、活動の課題や、思うことなどいろいろなお話を伺いました。一部紹介します。

ゆったりーのに期待するものは何ですか?
* 自分も子育て中なのでそれぞれの団体に現役としてお世話になっていた。皆が子育てを応援してくれているというのが、母親として嬉しい。
* ゆったりーのは受身ではなく自分から何かを持っていく場所になって欲しいとおもう。いろいろな催しがあるのだけど、お母さんたちをもっと育てていく場所にもっとなって欲しい。そんなことをスタッフボランティアももっとお母さんたちにもっとはっきり言ってほしい。
* 情報発信しているが互いによくわからない。互いの得意分野などが分かれば協力できるので情報発信基地のようになってくれるとありがたい。
* 年齢別内容別など団体のリストをつくって皆にわかるようにしてほしい。
* 団体としての共通の課題や提案があれば区に対しても情報発信していくことも大事と思う。

活動していて思うこと
* 今の若い方達は、全体を見て動くことがうまくない。見ていて年配の人が気がついたときに教えてあげることが大事ではないか。
* 思いついたことを提案し、具体的にしていくことは本当に大事だね。
* 管理されないで遊べる場所をなんとかつくりたい。公園や地域センターのプレイルームがが自主的なものになっていくような働きかけはできないか。
* 親が過保護になっていると感じる。保育園でも先生は怪我のことで謝ってばっかり。治るまで待てる体力と気力を養いたいものだ。
* 乳幼児の預かりをしていると、すごく神経を使う。細かすぎるクレームがあって、対応できるものとできないものがある。「お母さん、こんなの当たり前なんですよ」といいたい時が・・・

* やっぱり気がついた人が気がついたときに教えてあげないとだめだね。
* やってもらうことばかりの人も多い。情報がいっぱいある中でチョイスして出かけていくが、自分がやってあげるほうに回らない。主体的に努力をしている人への想像力がないと感じるときがある。

* (異年齢のかかわりについて)異年齢の子どもの集まりを見る機会や機会がないから、自分の子ども以外を知らない人が多いのではないか。
* ゆったりーのでも、3歳以上と以下の利用年齢で意見が分かれる。スタッフの子どもの小学生がいて問題視されることがある。
* いろんな人がいてひとつの社会ということを子どもに教えたい。一緒に遊ばせてあげる努力を、一緒に仲良く遊べる努力を、大人の知恵でそういう環境をつくれないだろうか。
* 子どもは昔から何も変わっていないのに、周りの環境、大人が変わってしまっていると思う。
* 危機感を持っている人たちのネットワークが、子育てをしている人たちの意識を育てないといけないと思う。

* 自然のなかだと、自然と役割ができる。そういう意味では、新宿では自然がなかなかないですね。公園で火を炊いてはいけないし。
* 公園の木も物陰は危ないとどんどん切られてしまう。苦情の声があるとどんどん切ってしまう。とげがあると危ないとか・・・。苦情ばかり言う人にひきづられてしまう面もある。
* 社会の流れが、“安全”にナーバスになっていて、必ず公園の木陰は危ない=木を切るになってしまう側面があるね。
* 最近は公園に子どもが遊びに来ない。子どもの声もしなくなってしまった。
* 子どもを外で遊ばすと風邪を引くからと外へ出さない人も多いです。
* 保護者は自分は社会に働きかける大人だという意識を持ってほしい。

これから時々このような交流会を開催します!


最新の画像もっと見る