北海道型鉄道模型を楽しむ

北海道の鉄道大好きな車両掛がノンビリとやってる、夕張鉄道を中心とした鉄道模型製作のブログです。(旧 夕張炭鉱鉄道の建設)

ショベルカーの製作 (その2)

2011-04-16 00:41:35 | アクセサリー

初瀬春日さんからコメント戴きました。ありがとうございます。

バケットの板曲げの件ですが、タミヤの0.3ミリ厚のプラバンを使いました。これは、他のスチロール板より粘りがあります。だましだまし曲げて、側板の曲線に合わせて、押さえこんで、両端に瞬間接着剤をを点付け。仮止めとしたあとに、内側からつなぎ目全体にたっぷりと瞬間接着剤を流し込んで完成です。結構簡単ですよ。

むかし、給炭塔の裏側にある給炭用のリフトに取り付けたバケットも同じように作りました。

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車体では、やぐらの上のステーを0.5みりアングルで作ります。支え板は、プラバンを三角に切り出して。キットのパーツであるハンドルと運転座席も付けておきます。

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少し角度を変えて撮影。

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バケットの方は、後の操作用の支え板をつけます。1ミリ厚のプラ板から切り出します。タミヤでは1ミリ厚がないので、エバーグリーンです。

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前輪の上部がスコ抜けだったので、プラ板でふさぎ、前輪のホイールをキットのパーツを使って取り付けます。それからバケットの取り付け主アームをプラ板から切り出してつけておきます。

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バケットを仮つけして、角度を調整します。

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補助アームも付けて、角度を合わせて固定します。

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アームの下には主アームを動かすシリンダーを真鍮パイプで取り付けます。

主アームの取り付け部には、両側のアームを結ぶロッドをプラ棒で取り付けます。

やぐらのプレートには、穴をあけ(理由は不明)、アーム取り付け部のシャフトの頭を0.5真鍮線を埋め込んで表現します。

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タイヤを仮にはめ込んで、組み立て完了。後輪はバイキング社のフォークリフトから拝借。車輪を取られたフォークリフトは出来がいいのですが、あわれジャンク箱行きになりました。

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バックビューはこんな感じ。まあ、まとまりましたかね。少し大きくなってしまいましたが、いいでしょう。

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次は塗装になります。


ショベルカーの製作 (その1)

2011-04-14 23:07:05 | アクセサリー

鹿ノ谷車両区には、いつもある車両が置いてありました。

色々な記録写真の脇にチラッと写っていることが多いのですが、モデルワーゲンの11形明細図集の写真には結構写り込んでいて、前々から気になる存在でした。

大きさは中くらいのフォークリフト車ぐらいの大きさのタイヤ4輪のショベルカーで、大きなショベルバケットを装着しています。たいていはターンテーブルの傍らに駐車しています。そこには給炭塔の前のアシュピットがあります。アシュピットに落とされた灰は、人力で掘り出されて、傍らに山のように積みおかれます。いい加減たまった灰を貨車に積み替えて運び出すときに、このショベルカーで、積み込んでいたようです。

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写真から割り出した大体の大きさから、キブリ社のフォークリフトの車体がなんとなく流用できそうでしたので、これを土台として使うことにします。

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これに、ショベルを操るアームを取り付けるやぐらをプラ板で切り出して取り付けます。

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こんな感じで、貼り付けます。

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隙間を埋めるプラ角材をはめ込み、プラパテも盛ります。

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設計図も引いていません。行き当たりばったりで、やってます。どうせ、実物の正確なデータは不明なのだから、「タイプ}ということで…

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ショベルのバケットを作ります。プラ板を切り出して組み合わせます。まず、片方にしっかり接着して…

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グッと曲げ込んで、瞬間接着剤を流して固定。うん、いい感じ!!

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こういう工作は、気楽で、楽しいな!


油倉庫の製作 (その7)

2011-04-10 23:40:06 | ストラクチャー

今までのままでは、実は、油倉庫を立てる敷地はありません。

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そこで、少しカッコ悪いのですが、手前にベニヤ板で地面を増やします。

角材を側板に打ち付けて、その上にベニヤを貼っています。

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表面は石粉粘土で仕上げます。

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タミヤの情景テクスチャー塗料のダークアースを上塗り。

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エコーのウエザリングブラックで周辺となじませます。

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油倉庫を載せます。

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ムッー… やっぱり油倉庫を加えてよかったです。機関庫周辺がしまってきました。

次からは、いよいよ楽しいディテール工作です。

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油倉庫の製作 (その6)

2011-04-03 11:38:29 | ストラクチャー

ディテールアップです。

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いろいろ看板を貼ります。危険物の貯蔵所なので、法令でいろいろな掲示をしなければなりません。調べてみると、ネット通販で看板が売られていたので、そのサンプル写真を参考にして、当時の倉庫の写真と見比べながら、イラストレーターで看板を作りました。

何といっても火気厳禁の赤看板が印象的ですね。

扉の赤文字ですが、プリンター用の透明シールに文字を印刷して、貼り付けてしまいました。シールの表面の艶はウエザリングでごまかします。

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つぎに、プラ角材とプラ棒で、扉の脇に配電盤を取り付けます。

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黒とグレーのパステルの粉で黒っぽくウエザリング!何せ機関庫の脇に建ってるので、相当煤けています。

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少し角度を変えて。まあ、雰囲気は出たようです。相変わらずの自己満足…

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油倉庫の製作 (その5)

2011-04-02 00:17:04 | ストラクチャー

あらためて、このたびの震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

大震災発生から3週間が過ぎました。この間、ブログを更新して、自分が元気にしていることで、被災された人たちにエールを送ろうと考えましたが、駄目でした。

あの恐ろしい津波の映像を見て、その下でたくさんの命が失われる現実に直面し、苦しくなりました。それにもまして、大事故を引き起こしながら、想定外と言って、責任を露ほども感じていない経営者や学者たちをみて、学者のはしくれとして怒りに震えました。現場の人たちは必死なのに…3月11日に大事故を確信し、13日にすべてのからくりを知るにいたった私としては、ブログを書くのはもう不可能でした。残念ながら、現状は私の思いついた通りになってしまいました。友人の新聞記者にはすべて伝えています。

被災しても業務に立ちあがった旧友がいます。被災地に勇躍駆けつけて、獅子奮迅の活躍をしている後輩がいます。某新聞にコメントを求められた時には、思いがほとばしって、少し感情的な文章になってしまいました。

災害はまだまだ進行中です。たくさんの人たちが苦しんでいます。でも、被災しながら立ち上がって趣味を再開しているたくましい人たちを知るにつけ、自分も再開するのが、むしろいいことなのだと思うようになりました。

というわけで、ブログ再開いたします。

実は、震災前に倉庫を塗装していました。

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ブロックの壁は車両の屋根に使うネズミ1号。屋根はドイツ空軍機の下面色(RLM78ライトブルー)。後に見える扉は山手線のウグイス色です。

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屋根を取り付けると、こんな感じ。次はディテールアップです。

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模型の製作は楽しくやります。