さて、塗装です。ふつうなら黄色あたりが通り相場なんですが、違っていました。
鉄道ファンのNo.443(1998-03)の86ページの夕鉄12号の写真の左下の隅に小さく写っていました。この記事は数少ないカラースライドで撮影で、何かと参考にしていたのですが、まさかショベルカーも写り込んでいるとは!それは衝撃の水色でした! ショベルバケットは完全に錆色になっています。わかった以上はそうしなければ… ずいぶん派手な色です。
色は、似たようなものを探し、ミスターカラーの323番、ライトブルーです。雨ざらしの状況を考慮して、完全艶消しにしました。まず全面に吹き付け。
バケットはグンゼのウエザリングカラーの錆色。シートは艶ありの茶色。ハンドルは艶消し黒。タイヤはウエザリングカラーのタイヤ色です。
レタリングしました。写真から推測して「夕張運輸」と書きました。ところが、後で写真を良く見ると、「夕張通運」と書いているように見えます。間違えました!でも、もう修正は…そこで、「夕張炭鉱鉄道の子会社は夕張運輸である」という言い訳を考えました。許してくださいね…
ウエザリングします。グレーのパステルで埃、茶色のパステルで錆、ウエザリングブラックで煤を、それぞれ表現します。うまい具合にきれいに「汚く」なりました。おもちゃっぽさは抜けたかな。
定位置はここです。うしろにアッシュが山積みでしょう。これを運び出すんです。
色が派手で、心配でしたが、かえって好いアクセントになったようです。
機関車を並べると、もうあなた、ビールにしようか、スコッチにしようか、さんざん迷いました。
もう、このまま酔いつぶれます~ うまい!