セクションの完成が近付いてきました。
おそらく最後のストラクチャー製作になる、トイレの製作です。
このトイレは、写真が全くないのです。しかし、残されている鹿ノ谷車両区の構内略図には、機関庫と機関庫の間にトイレがあることになっています。実際、機関庫の間の空間は何もなくて、殺風景なので、想像でそれらしいトイレを作ることにしました。想定は、両方の機関庫の職員が使うということで、なるべく機関庫後方の出入り口に近いところに置くことにしました。
いわゆる国鉄駅の標準的なトイレを参考にしつつ、設計しました。相違点は、出入り口に引き戸をはめて防寒対策(効果は疑問…)としたことです。扉や窓はエコーから出た紙製の窓枠です。
設計図に合わせて、車体工作用紙から壁板を切り出します。
これにSTウッドの帯板を木工用ボンドで貼りあわせて、羽目板とします。窓枠や扉の枠には0.5ミリ角のプラ角材を貼っておきます。
地道に貼り付けて、ようやく終了。しばらく乾燥です。