鹿ノ谷車両区には、いつもある車両が置いてありました。
色々な記録写真の脇にチラッと写っていることが多いのですが、モデルワーゲンの11形明細図集の写真には結構写り込んでいて、前々から気になる存在でした。
大きさは中くらいのフォークリフト車ぐらいの大きさのタイヤ4輪のショベルカーで、大きなショベルバケットを装着しています。たいていはターンテーブルの傍らに駐車しています。そこには給炭塔の前のアシュピットがあります。アシュピットに落とされた灰は、人力で掘り出されて、傍らに山のように積みおかれます。いい加減たまった灰を貨車に積み替えて運び出すときに、このショベルカーで、積み込んでいたようです。
写真から割り出した大体の大きさから、キブリ社のフォークリフトの車体がなんとなく流用できそうでしたので、これを土台として使うことにします。
これに、ショベルを操るアームを取り付けるやぐらをプラ板で切り出して取り付けます。
こんな感じで、貼り付けます。
隙間を埋めるプラ角材をはめ込み、プラパテも盛ります。
設計図も引いていません。行き当たりばったりで、やってます。どうせ、実物の正確なデータは不明なのだから、「タイプ}ということで…
ショベルのバケットを作ります。プラ板を切り出して組み合わせます。まず、片方にしっかり接着して…
グッと曲げ込んで、瞬間接着剤を流して固定。うん、いい感じ!!
こういう工作は、気楽で、楽しいな!