セクションが完成してから、入れ換えやターンテーブルの回転などで、機関車の運転を楽しんでいます。いつでも、パワーパックを回せば、動いてくれますから、夕食後や就寝前に気軽にやっています。
でも、時々は列車をエンドレスで走らせて、眺めてみたいもの。
そこで、リビングの家具を(といえないような粗末なもの)を撤去して、カトーレールでエンドレスを展開して、石炭列車を走らせました。
その様子がこちら…
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YouTube: 夕鉄石炭列車(模型)
エンドウのセキです。古い製品なので、電化前の姿でしたが、必死に改造して、43-10以降の姿に。でも、16両で力尽きました。そのあとで、電化後のものが発売になって…
ありったけ並べて、後補機をつけて、錦沢越えを気取ります。しかし、エンドウのセキはTR41の転がり抵抗が高く、21形2両はあえいでいます。
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YouTube: 夕鉄石炭列車2
やむなく、減車。この編成で後補機付きはチョット情けない。
それでも、アップにするとそれなりの迫力。
こうして、眺めていると、やっぱり鉄道模型は走らせて楽しむことが、大事だと思います。
だからといって、完成品だけで十分とも思いません。眺めていると、次は何を作ってやろうかと意欲が湧いてくるんです。
模型製作に行き詰まったら、しばらく走らせて眺めているのは良いことだな~
エンドレスを取り込んだ常設のレイアウトがあると、ないとでは、かなりの差があると気付きました。
夕張炭鉱鉄道もいずれ据え付け型のレイアウトに発展させようと思いいています。
(いつになるやら…)
全く異質のものだということを感じました。
前者は自分が機関士になった気分、
後者は沿線に撮影にいった気分を味わえるということです。
自分がどういうのが好みかをはっきりと自覚してないと、
レイアウト運転に飽きるということにもなるのでしょう。
私は写真撮影からこの道に入ったせいか、エンドレス走行を
ぼんやりと眺めるのが好きなようです。
記事を読んで、この傾向を自分で納得することができました。
レイアウトの運転様式は、3つに大別できそうです。
(1)エンドレスを基本に、連続運転している「列車」を眺める。
(2)スイッチバックや2列車交換など、「列車」運転のだいご味を味わう
(3)機関区やヤードなどで、機関車や貨車などの入れ替えを楽しむ
(1)がレイアウトの基本です。組み立てレイアウトでも、十分楽しめますが、本音は景色が欲しいところです。「撮り鉄」の雰囲気ですね。
(2)は、固定レイアウト製作をする人、みんながあこがれるものです。でも、実際、作ってみると、この運転は気楽にとはいかないので、億劫になりがちです。私のNゲージレイアウトでも、2列車交換は、ほとんどやりません。かの有名な平野御大は、かつての千曲鉄道のスイッチバック運転が大変だったそうで、空知鉄道というセクションレイアウトで息抜きをしていると、昔のTMSで述べておられます。
(3)は、車両工作派がまず考えるシーナリィ付レイアウトです。偉大なる「なかおゆたか先生」の影響が趣味界にあまねく行きわたっています。動いている機関車もいいのですが、機関区にたたずむ機関車を眺めるだけでも酒の肴にぴったりであります。ただ、みんな「列車」が好きだから、エンドレス運転もしたいんですね。
私は、当面、エンドレス運転の欲求は、組み立て線路、Nゲージレイアウト、クラブの運転会で解消して、将来の固定化を目指して、地道にセクションを作りためようと思ってます。
実に当たり前の結論で申し訳ない。