この法律では、不正に憤る組織内部の良心といえる人が最初のターゲットです。そこに手を差し伸べ、接触を図ろうとするジャーナリストや弁護士、市民が次の標的でしょう。海上自衛艦たちかぜ事件を取材しています。先輩隊員が新入隊員をエアガンで撃ち、恐喝するなど虐待し、自殺に追い込んだ。防衛省は決定的証拠の「艦内アンケート」を廃棄したと言って開示しようとしませんでした。遺族の情報公開請求にも「存在しない」と虚偽の . . . 本文を読む
「何が秘密か、それは秘密です」秘密保護法の問題点を一言で表すと、そう言えます。28年前に国会に提出された“スパイ防止法案”(国民的な反対で廃案)に対する故上田誠吉弁護士(元自由法曹団長)の口癖でした。秘密を守る法律ですから、秘ん。密の中身自体も裁判所も誰もチェックできません。民主主義の世の中は秘密を予定していません。国民の生活に関わる、すべての大事なことは国民が話し合って決 . . . 本文を読む
ブッシュ政権のライス国務長官の回顧録にはアフガン攻撃やイラク侵略時のNSCでの議論が生々しく綴られているそうです。NSCは「まさに戦争司令部」です。なぜ、いま日本に「日本版NSC」をつくるのか?日本にはいまも「安全保障会議」や「内閣危機管理監」システムは機能しており、余分なものをつくる必要はありません。「日本版NSC」をつくり秘密保護法を制定して、アメリカから手にいれようとしている情報は、日本が海 . . . 本文を読む
小泉純一郎元首相は29日、社民党の吉田忠智党首と東京都内で会談しました。吉田氏が脱原発に向けて連携を促したのに対し、小泉氏は「それぞれの政党が脱原発に向けて努力すべきだ。自分も主張を続けていく」と述べました。【2013年10月30日付「しんぶん赤旗」】 . . . 本文を読む