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日常的にロンドン

ロンドンでの日常的な毎日やイベント情報と
大好きなヨーロッパの気ままな旅日記。
+独断で食べ歩き、レストラン情報も!

バレエ-ONEGIN-

2007年03月23日 | その他
   
     
ロイヤルオペラハウスでONEGIN見てきました。

ステージ前 ど真ん中、前から2列目を買っていたんだけど
この席って指揮者のすぐ後ろ。この席は初体験で、どれだけ指揮者が邪魔になるものなのか
興味津々だった。

ラッキーな事に私の目の前、1列目は人が来なかった。
つまり1番前かぶりつきと同じ視界でずっと鑑賞できたわけ

最初の頃こそ目の前で動いてる指揮者がちょっと気になったもの
別に視界をさえぎるわけじゃないし、そのうち気にならなくなりました。
ただ毎回はじめに客席に向かって挨拶してくれるんだけど
近すぎて・・・なんていうか、照れる

ONEGINのストーリーは簡単に言うと、、、

ヒロインのタチアナが若い頃、妹のオルガの婚約者レンスキーの友達、
オネギンに恋をし、でもまったく相手にされない。

タチアナの誕生日パーティでオネギンはオルガにちょっかいをだし、結果
レンスキーと決闘になりレンスキーは命を落とす。

数年後、オネギンは美しく成長し人妻となったタチアナを見て驚く。
タチアナが部屋でオネーギンからの手紙を読んでいると、
彼が忍び込んできてタチアナをなんとか自分のものにしようと説得を始める。
タチアナは未だオネギンに対する気持ちはあるものの最後は彼を追い出す。

なんて勝手な男でしょう!
絶対嫌だ、こんな奴。
ステージに近かったのでダンサーの表情が完璧に見えたせいか
タチアナに感情移入しちゃって泣きそうになりました。
こんな事初めて。。。

バレエダンサーも役者さんだよね。
台詞のない演技だからよけいにうまい下手が激しくわかれちゃうんだろうね。
演劇色の強い演目でダンサーが大根役者だったら台無し・・・


次は5月に「白鳥の湖」3回行きま~す。



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初クラッシックコンサート

2007年03月11日 | その他
BARBICAN CENTRENに行ってきました。

CLASSICAL GALA 初心者にはぴったりかな、と思ってガラ・コンサートにしたのですが
大当たりです。とても、とても楽しい夜になりました。

以下内容です。
Rossini William Tell Overture
Handel Music for the Royal Fireworks (3 movts)
Mascagni Intermezzo from Cavalleria rusticana
Puccini Che gelida manina, Si mi chiamano Mimi, O soave fanciulla from La Bohème
Gershwin Rhapsody in Blue
インターバル/
Mendelssohn The Hebrides Overture (Fingal's Cave)
Massenet Meditation from Thais
Johann, Jr. Strauss The Blue Danube Waltz
Grieg Morning, in the Hall of the Mountain King, from Suite No 1, from Peer Gynt
Bizet The Pearlfishers Duet
Henry Wood Fantasia on British Sea Songs
Thomas Arne Rule,Britannia!
Ravel Bolero

London Concert Orchestra、Robin Stapleton conductor

私たちの席は一番前、舞台に手が届く席でした。(マジです!)
あんなに近いとは思ってなかった、ちょっと失敗でしたね。
おかげで奥の方の演奏者は全然見えなかったんですから・・・。

誰もが知っているであろうウィリアム・テル序曲からの始まりです。
もうさっそく鳥肌が立ちました。オケをそばで見るのがこんなにいいなんて・・・

ガラ・コンサートだけあって内容は盛りだくさん。
オペラの一場面もあり、です。
演奏は「ラ・ボエム」のAct1から、ソプラノとテノールシンガーが出て来て歌い、一転オペラになりました。

ソプラノは苦手・・・。でもテノールは素晴らしかったです

コンダクターは曲の合間、合間に一言二言、話を挟んでくれます。
味のあるお話をしてくれてました。

インターバル前最後は「のだめ~」でエンディングに使われてたラプソディ・イン・ブルー。
この曲のためだけに舞台中央に突如グランドピアノが出現!
オケの人たちが急に引っ込んだりするからなんだろう?って思っていたら
そういうことでした。 準備が整ったところでピアニスト登場!
この曲、格好よかった。なんていうか あぁ、そうやって組みたっていくのね、って感じでした。

 

後半はもう、最高に盛り上がりました。

ヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリニストは笑顔でそれはそれは楽しそうに音を奏でていました。
見ているこちらもつられて笑顔になってしまって。いいなぁ、ああいうの。
ワルツの演奏時は4組のダンサーが出てきて踊ります。
燕尾服とふわふわドレスで優雅に、でも激しく。
かぶりつきの席なもんで微妙でしたけどねー。

お次はテノールとバリトンのDuet。
先に出てきたテノールの方が再度登場。もう一度素晴らしい声を聞かせてくれました。

この後の2曲はイギリス人にとってはたまらないんでしょうね、
一緒に楽しみたいけど所詮外国人、本気でその気になるのは残念ながら無理ですが・・・
雰囲気は最高でした!
1曲目、かの有名なプロムズで行われたのが最初らしいんですが、
オーディエンスもで参加です。
コンダクターも客席に向かって指揮棒を振ってくれます!
2曲目、先ほどのバリトンが大きなユニオンジャックを纏って出てきました。
なんとベストも国旗柄に着替えている念の入れよう。

Rule,Britannia! Britannia,rule the waves!
Britons never,never,never, will be slaves.
と大合唱。
↑バリトンの彼、この部分歌う時は纏っている国旗を両手で精一杯広げるんです。
いいなぁ、なんか愛国心たっぷり、って感じで。

最後の曲は「ボレロ」。徐々に、徐々に盛り上がっていくこの曲、     
ラスト近くは重低音がお腹に響く。気持ちよすぎです!!!

フィナーレは歌手3人と指揮者でシャンパンを開けて乾杯!
シャンパングラス片手に指揮棒振ってましたよ~~。

最高に楽しかった夜に、私たちも乾杯!



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フラメンコ・フェスティバル

2007年03月04日 | その他
ロンドン、エンジェルにあるSADLER'S WELLSで23/2~3/3までのフラメンコ・フェスティバルに
行ってきました。
      


私が行ったのは24日の夜の BALLET FLAMENCO/EVA YERBABUENA。

スペインテイストのバレエが大好きな私です。
きっとこのフラメンコは逆にバレエテイストなんだろう、と単純に考えて
この日のチケットを取りました。。。

パンフを買い、EVAさんの写真を見て、あら、若い、綺麗な人だね。
などと話していました。が。

開演しても写真の若い綺麗なお姉さんがまったく出てきません。

写真よりふたまわり位ふくよかな迫力のあるおば様が出てきて魅力ある踊りを
見せてくれました。かっこよかった・・・

でもEVAさんは??

なんて思っていた人は沢山いたと思いますが。

あのド迫力のおば様こそEVAさんだったようです。
知る人ぞ知る、って感じでしょうか。

詐欺だ。20年前の(?)写真パンフに使うなんて??

いや、踊りは素晴らしかったから別にいいんですけどね。

またフラメンコ習います!とか軽々しく思っちゃいました。
口だけです、いつものように。。。



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麗しのロイヤルオペラハウスとコベントガーデン

2007年02月08日 | その他
何度通った事でしょう。そしてこれから何度通う事になるでしょう。

ロイヤルオペラハウス
バレエ大好きな私にとって 家と職場以外で一番たくさんの時間を過ごしている場所です。

 

↑お昼と夜の様子。

最近では1月28日、2月3日、6日と行ってきました。

28日は Yuri Grigorovich 80th Birthday Tribute 特別公演
3日は ロイヤルバレエの「白鳥の湖」
6日は 同じくロイヤルのミックスプログラム、「Rhapsody」と「La Sylphide」でした。

バレエの事は解説できるような知識は持ってないので。。。

オペラハウスの様子など、など。

  
幕間にいろいろな場所に行って舞台がどう見えるかチェック。
チケットを買う時の為にも欠かせません。

 

最近はダンサーの表情なども見たいのでなるべく前、で見る事が多いです。
チケットもお高いので大変なんだけどね~。


こんな席で一度見てしまうと なかなか後ろの席へ戻れません。
まぁ舞台全体が見えない、という問題がありますがその場合は
同じ演目をもう一度(違う席で)見に行けばいいわけです。

もちろん同シーズン中に何度でも見たい演目はそうそうあるわけではないけど。。
「ドン・キホーテ」や「白鳥の湖」「くるみ割り人形」とかなら何度でも行っちゃいます。
「くるみ・・・」は12月に3回行きました~。



上演中は写真は撮ってはいけないんだけど最後の挨拶なら勘弁してくれるかしら、と
つい撮ってしまいます。たいして綺麗に撮れないんだけどね。。暗いから。

日本に帰ってここに来れなくなったら淋しいだろうなぁ。。。


さて、ロイヤルオペラハウスがあるのはコベントガーデン。
ここはなかなか魅力たっぷりです。
マーケットに通じる道には大道芸人がいっぱい。
たくさんの見物人を集めています。

 
動きのある芸をしてる人のは撮っても伝わらないので 止まっている人を(笑
左の2人は休憩中~。いろいろな衣装でそこここにいます。 

そしてマーケット。

 
ロンドンに来たばかりの頃ここはお気に入りの場所でよく来てはフラフラしてました。
最近ではオペラハウスに行くついでにしか行かなくなったけどやはり行けば楽しい場所です。

 
左)YUMMYの文字につられて1枚。
右)色とりどりのバッグたち。ちょっと持てないけどね~。

マーケット見学は楽しいです。
母を連れて行ったときも喜んでいたっけなぁ。


では、このへんで。

手術しちゃったし。

2006年07月10日 | その他
 過去の事ですが病院ネタいってみようぅ~。

日本にいる時はほとんどお世話になった事のない病院ですが
こっち来てからは2回の手術をはじめ、お世話になってます。
今回は初の!そして多分最後の!プライベートホスピタルでの体験談です。

もちろん今まではGP→NHSのホスピタルというコース。
公立で、べラボーに待たされますがすべて無料です。
以前これで胸の繊維腫切除手術しました。
普通アポ取れる準備までに2,3ヶ月。実際取るまでに同じ位。
診察、治療に至るまでにまぁ、1年くらい?(病気にもよるけど)

緊急・事故などの時は専門の窓口がありそこへ行くんだけど普通で
だいたい4、5時間~待ち・・
緊急でも何でもないっつーの。
実際散々我慢した挙句自力でここへ行った友達は盲腸で死にかけた。
真剣に切羽詰ってる時は絶対救急車で行きましょう

それに比べて私立病院は早いです。
問題はとんでもなく値段が高い事!!
お金のない人は死ねってことか?と来た当初は思ったもん。

この時の私の手術は緊急でも事故でもないからNHSでは急いでくれない。
顔面だし、早く治すのが望ましい。
という事で知人に著名な形成外科の先生を紹介してもらったの。
値段聞いてびびったけど背に腹はかえられないしねぇ。

______________________________

 当日、朝病院到着。
日帰りコースだけどバス・トイレ付きの立派な個室をあてがわれました。
冷蔵庫も、テレビもサテライトもPCのラインもすべて付いてます。
ついでに寝てる間のむくみ防止ようの加圧ソックスまでくれるのよ。
すごいよね~。なんかへんだけどわくわくしちゃった。
次はなにが出てくるだろうって。へへ。


血圧計ったり問診したりしながらリラックスする。(無理だったけど)
執刀医の先生(かっこいいんだな、彼が)と
麻酔医の先生が挨拶に来たり(どうか一瞬でスパッと眠らせてくれよ~!)

ベッドに乗ったまま手術室に運ばれる私、重病人の気分…
経験上 麻酔、効きが悪いかな?と心配したけど
すうっと冷たいものが血管に流れ込んできた~と思った瞬間に・・・

気がつけばすべて終わってるってわけ。
昔全身麻酔を初めて体験した時はなんとも頭の悪い事に目を覚ました瞬間にまだ、と勘違いし
もう終わってたのに「全然効いてません!量を増やして…」とかほざいた私だった。。。

しかし全身麻酔って面白いね~。あのフッと落ちる感じがたまりません
(トラブルもある様なので不謹慎ですが・・・)
日本だと局所麻酔でやるような事も全身麻酔する事が多いみたい。
弟が昔日本で手術した時(足の付け根で局所麻酔)
途中で切れてきて死ぬかと思った、って聞いてたし
とにかくさ、まず麻酔の筋肉注射からしてまじ痛いんだって!!何本も打つな!!
その点全身ならそんな痛い思いもしなくてすむしぃ・・・
日本でも極力全身麻酔にしようよー。切ってる音とか聞きたくないよ!!ねぇ??

目覚めた後もケアはしっかりしていました。痛くない?って聞かれた時に私、
痛がりなもんで、大して痛くないのに痛み止め入れてもらってまたウトウト。

病室に戻されてあとは全身麻酔の後のだるさ、眩暈、眠気が治まるまで
ゆっくり寝ていけ、とのこと。
まぁこれは当然でしょうけど。フラフラ帰ったりしたら危ないもん!
30分おきに血圧計りに来るから爆睡はできなかったけど。。。

結局夕方6時すぎに友達に迎えに来てもらって家に帰りました。
迎えに来る人がいないと帰さない、って言われた時はどうしようかと…
しかもタクシーで帰れって絶対ひかないし。
徹底してます。 プライベートにくる人に貧乏人はいないとでも思ってる??ノーノー!
期待に添えなくて悪いけど私超貧乏ですが、なにか??

じゃ~~ん。気になるお値段、公開しちゃいましょう!

執刀医の先生に払う手術代金・・・・825ポンド(片目なんで半額)
麻酔医の先生に払う代金・・・・・・240ポンド
まぁ、これだけで済めば百歩譲って相応でしょうよ。


問題はこれだ、これ!!
病院へ・・
個室使用料日帰りコース、
手術室使用料その他ケア代金しめて・・・1200ポンド

日帰りですよ?
入院したらいったいいくら払えばいいんですか?
未だにこの時の手術代支払いつづけてますが。。。
ニコニコ○○年ローンとか、ありですか(笑