目印は、ラブホ●ル

※２００７年１１月２０日（月）の日記より


さてその翌日、須田さんを含む競馬関係者　数人とお食事会。

場所は恵比寿の筑紫樓（つくしろう）。

筑紫樓（つくしろう）といえば、フカヒレが絶品の中華料理店で、
芸能人ご用達のお店としても有名である。


そうそう、私は以前、ウィークエンドパドックの放送２００回記念の時に来たことがあります。

魚介類が苦手な私に、

「それはきっと良いモノを食べてないからだ！
つくしろうのフカヒレならきっとおいしさがわかるはず」

と須田さんやスタッフに豪語され、連れてこられたのです。

もとい、「連れてきて頂いたのです」。



そして、みんなに注目される中、私がフカヒレを一口食べ、モグモグモグ・・・・。


「どうだ？」



「・・・・ううぅぅーーん・・・確かに食べられなくはない・・かな」


と眉をしかめる私を見て一同は、

「こんなうまい高級フカヒレに対して、『食べられなくはない』だぁぁぁ～～～～？！」


と、激怒。　いや、呆れ顔？


ああぁ・・・・ごめんなさい・・・。

しかし、

「まぁぁぁ～～なんておいしいの！！こんなにおいしい物を食べたのは生まれて初めて！！」

と目を輝かせていたのは、何を隠そう私の母でした。

（番組のドッキリ企画で、いきなり本番中にうちの母が乱入した日でして、
ちゃっかり食事会にも同席していたのです）

スタッフ達は、

「娘の反応はイマイチだったが、まぁお母様が喜んでくれたみたいだから、
まぁいいか・・・・」

と複雑な表情だったのを、今でもよく覚えています。




―――えーっと話は戻って。


その懐かしの筑紫樓で、再びお食事会。


今回は現地集合だったので、事前に地図で確認して向かったのですが、
どうにもこうにもたどり着かない。

参加者の一人である光文社の白井さんに電話し、場所の確認をしてみると、


「僕はもうすぐ着くところです。近くにラブホテルが見えませんか？
それが目印なんだけど・・・」

と。


え～　ラブホテルぅぅ？

と、きょろきょろ辺りを見回すが、それらしきビルはなし。


すると今度は、すでにお店に到着している須田さんから電話がかかってきた。

道に迷ってることを告げると、




「まずラブホテルを探せ」



と言われた・・・。



あの～・・・一体、どんなところにあるんですか、筑紫樓。

確か芸能人ご用達の、高級中華料理店ですよねぇ？？



結局しばらく恵比寿の街をさまよって、お店にたどり着いた私。


ふとお店の周りを見渡すと、それはそれはたくさんのラブホテルがそびえ立っていて、
「うーん・・・なるほど」と納得してしまったのでした。




気になる女性を誘って行こうと思っている男性は、
誤解されないよう、お気をつけて。



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