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恐怖の総和

2022年02月25日 | 読書
年末年始で「いま、そこにある危機」を読んだので
次のトム・クランシーはこちら!



 ジャック・ライアンシリーズの作中時系列は『いま、そこにある危機』の後、
 『日米開戦』の前に当たる。今やCIA副長官を務める主人公ジャック・ライアンが、
 パレスチナと旧東ドイツのテロリストによって、
 米国とソビエト連邦が核戦争に突入するよう共謀する中で、
 中東和平を守るため奮闘する。
 (Wikipediaより)

いやあ、分厚かった。長かった。
なかなか読み進めなくて大変でした…。

プーはライアンシリーズの中で嫌いな1作がありましてね。
ライアンはそれなりの役職についていて、上からも下からもいろいろ言われて
すっごい激務ですっごい疲れていて、愛妻キャシーにも心配されて
その愛妻はそろそろ3人目の赤ちゃんが欲しいわ♪なんて思うのだけど
疲弊しているライアンは夜も使い物にならなくて
そうこうしているうちにキャシーはライアンが自分に隠して
ある家族(女性+子供たち)の面倒をみていることを知り
一番小さい子なんて、まさか、ライアンの?なんて疑心暗鬼になり
「わたにしは赤ちゃんを授けてくれないのに、よその女に?」と
気も狂わんばかり。
実は前の秘密作戦で殉職した曹長の家族なんですけどね。
死に際に家族のことを心配していた曹長に対して
ライアンが「責任をもって、子供たちはみんな大学まで行かせるさ」と
約束するんですよ。んでもそのことを妻にも言えないわけで。
いやホントにもう読んでるだけで胃がキリキリしてきちゃうのがあったんです。

と、思いながら読んでいたら、まさにこれがそうでしたっ! うぎゃあ。
そもそもキャシーは夫を疑うような女性ではないんだけど
ライアンを嫌悪している勢力によるデマを信じてしまったんですよねぇ。
もうそこんところを読むのが大変で大変で。やだな~と思いながらページをめくり
ようやくキャシーが誤解に気づいたのが下巻の始め。
こっからページの進みも早まりました。ははは。

というわけで映画にもなっていますが…



ちょっと別物になっちゃってます。
原作は1991年8月。そして「911」をはさんで映画は2002年5月。
 小説ではテロリストは中東の反米活動家グループの設定であった。
 しかし、アメリカ同時多発テロ事件以降、この設定は
 あまりにも現実的すぎるため、テロリストはネオナチやKKKを中心とした
 極右団体の連合勢力という設定となっている。
(Wikipediaより)
ま、しょうがないですかね。
っていうか邦題がわけわからんですよね。
何なのよトータル・フィアーズって?
それなら「恐怖の総和」のままでも良かったのでは?

とにかく、ちょっとクランシーものは疲れちゃった!
もういいや~。
あ、違う「レインボーシックス」は読みたいんだ。
図書館にあるかな? あったあった、うげっ4巻!?
うーむ。が、がんばるっ。
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2 Comments

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Unknown (プー)
2022-03-01 12:44:57
ハインライン!
あと山下達郎の曲!
 そしてピートと連れ立って
 君を迎えに戻るだろう
 だからリッキーティッキタビー
 その日までおやすみ
いい曲だよ~。「RIDE ON TIME」収録です。
また原作読もうかな~♪
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Unknown (おーぽん)
2022-03-01 01:47:39
邦画で「夏への扉」を録画したんだけど、どこかで聞いたことがある題名。
検索して思い出しました。
外国作家の原作で30年くらい前に読んでました。
ほぼ覚えてないけど、タイムトラベルもの。
羊たちの沈黙もその頃。一番外国物読んでた時期。

今はもう、なろうばかり。
冒険者の服、作ります! ~異世界ではじめるデザイナー生活~
コミカライズで数話読むと、気になってしまう。
完結済み、99話、30万文字。楽勝。これから眠くなるまで読む!
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