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異人館画廊

2024年05月20日 | 読書
先日読み始めた異人館画廊シリーズ
「盗まれた絵と謎を読む少女」「贋作師とまぼろしの絵」「幻想庭園と罠のある風景」「当世風婚活のすすめ」
「失われた絵と学園の秘密」、ときて第6弾「透明な絵と堕天使の誘惑」です。



 千景のもとに「ーーもうすぐ僕は、絵を完成させる。
 見た人を不幸にする絵だ…」と脅迫めいた手紙が届いた。
 消えた図像術の研究者、有名な心霊スポット「切山荘」、
 四つの絵…点と点が線となり、やがて千景の過去へと繋がっていく。
 誘われるように、自らの失った記憶に向き合おうとする千景を
 透磨は案じ、守ろうと二人の距離は近づいてーー?

 (裏表紙より)

はいはい、千景と透磨が近づきましたよっ!
幼い頃の千景の誘拐事件の真相も明らかになったし
物語としてとても面白かったですっ。

今回は明確な1枚という絵画は登場しませんでしたが
繰り返し言及されたモチーフは「叛逆天使の墜落」。
小説の中ではボス、ブリューゲル、フロリスの名が挙げられていました。

ボス作と思われていたが後にブリューゲル作と判明 1562年



フロリス作 1554年



お、おう。な、何が何やらっ。ははは。
細かい部分を読み解くのも絵画の醍醐味なんでしょうね。

次は7巻目。なんと「第一部・完結」とな!
んまぁ、それは楽しみだわぁ。
Comments (2)
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