鬼平 完読

図書館でコツコツ借りて、ようやく１～24巻を読み終わりましたっ。

	鬼平犯科帳 全24巻 完結セット (文春文庫)
	池波 正太郎
	文藝春秋

こちら↑の商品には「完結セット」とありますが
なんというか「完結」はしていないのですね～。
最後の24巻、妙に薄い１冊だな～とは思っていたのですが
お話の途中で（作者逝去のため未完）ですって！
ホントにストーリー的にいよいよ！ってときにです。びっくりしました。

池波正太郎って67歳で急性白血病で亡くなっているのですね。
まだまだお若いのに。
亡くなる前年から体調不良だったようですが
それでも回復を待って連載を３本開始。
翌年春に入院、５月に逝去されたとのこと。
鬼平と仕掛人梅安が未完中絶となったようです。

鬼平、面白かったですよ～。
いわゆる理想の上司ですよね～。
男から見ても、女から見ても
ずるいわ、こんなにカッコいい人！
惚れ込んで自ら密偵になる元盗賊が何人も。
もちろん同心たちも命がけで働きます。
でも道を誤る者も出てくるわけで
けっこうジャンジャン死ぬし
ジャンジャン新しく仲間入りします。ははは。

いやあ、続きが読めないの残念だわ～。