どうも、今回の記事では、2000年以降のプロレスゲームについて、私がプレイしたものの評価を述べます。
エキプロは以前に記事を書きましたので、今回は、日本のプロレスを題材にしたゲームについてです。評価は主観と思い入れによります。100点満点です。
・オールスタープロレスリング（PS2） 評価：50点
2000年発売。美空ひばりの歌がCMで使われていた。開発はスクウェアソフトで、グラフィックは当時としては非常によくできていた。「オールスター」と冠しているが、新日本プロレスの選手しか基本的に登場しない。ボタンではなくスティックを倒して技を出す独特な操作方法だったが、狙った技を出しにくかった記憶がある。
・オールスタープロレスリング3（PS2） 評価：90点
2003年発売。入場シーンがカットされていた2はプレイしなかった（3では復活）。新日本に加え、ノアやゼロワンの選手が登場。さらに、オリジナルレスラーを育成するモードが追加された。裏技を使うことで、身長3mくらいの巨人とか、逆に小人とかを作れた。オープロシリーズは、CPUの動きが割と優秀で、グラフィックや効果音等もリアルだったので、CPU同士の試合を観戦するだけでも楽しめた。
・キングオブコロシアム（PS2） 評価：70点
ポケモンのように、2バージョンに分けて発売された。赤（2002年）と緑（2003年）、さらに2が2004年に発売。開発はファイプロと同じスパイク。PS2におけるファイプロの3D版といったところだが、モーションのぎこちなさが気になってあまりハマらなかった。クオリティ自体は高いを思ったが。
・ファイヤープロレスリングZ（PS2） 評価：70点
2003年発売。キャッチコピーは、ありがとうファイプロ、さようならファイプロ。俊藤や氷川など各選手を主人公としたストーリーモードを搭載。当時の格闘技業界の情勢を反映してか、サム・ポップ（ボブ・サップ）が異常に強かった作品。もちろんPS2時代でも安心のドット絵。さすがにファイプロも終わりかな、3Dのキンコロが出てるからなあ、と思った人も多いんじゃないでしょうか。
・ファイプロリターンズ（PS2） 評価：80点
2005年発売。キャッチコピーは、引退宣言撤回。ストーリー等はなく、エディットに特化したファイプロ。引退撤回が事実上本当の引退宣言になるとは、当時は思わなかった。ファイプロは10年以上、眠りについたのだった。
・レッスルキングダム（PS2） 評価：60点
Xbox360でも発売された。PS2版は2006年発売。開発はエキプロのユークス。クソ長いロードでやる気を削がれる。新日本、全日本、ノアの選手が登場する点は良い。選手のモデリングも良くできていたが、オープロと比べると試合に臨場感がない。歓声や効果音がショボいせいだと思われる。なんというか、音声を消して試合中継を見ているような感覚になる。
・レッスルキングダム2（PS2） 評価：80点
2007年発売。ファイプロワールドが出るまで、長い間、まともな日本のプロレスゲームとしては最新の作品だった。前作からノアの選手が消滅した代わりに、レジェンド選手が多数追加された。リアルなシークやハヤブサが使えるのはこの作品だけではないかと思われる。それだけでも価値がある。
・プロレス検定DS（NDS） 評価：70点
2010年発売。週刊プロレス監修。まさかの検定ソフト。かなりマニアックな知識を問われる。例えば、「19XX年X月X日に行われた〇〇と××の試合で決まった技の順番を正しく並び替えよ」とか。正直言うと、私のようなにわかファンには難しすぎた。自分の好きな選手や団体についてなら、ある程度わかるだろうと思っていたのですがね。自分の知識の偏りを認識させられましたね。
・ファイプロワールド（PS4） 評価：95点
PS4版は2017年発売。伝説のプロレスゲームついに復活！あまりにも長かった。発売当初はバグだらけで開発スタッフが謝罪する事態になったが、度重なるアップデートを経て現在では改善されている。いわゆるファイプロネームの選手が非搭載の代わりに、新日本の選手が実名で登場。追加DLCにはスターダムの選手も。一生遊べるソフトのひとつ。
PS2のソフトが中心になりました。PS3時代は日本のプロレス低迷期と重なっていたということですかね。あの頃は、PS3でオープロ4かレッスルキングダム3でないかなあとか、DSの2画面を活かしたファイプロでないかなあと思ってましたねえ。
