買ったはいいけど調理法に悩んでいた米茄子は、結局ベーコンとトマトソースのパスタをバンマスが作ってくれました♪
美味でした。
それから都知事選に行って、ほぼ毎週見ているドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション」を視聴。
ケーキひとすじの職人さんが、色々あり閉店を決断します。
その最終営業日の様子に密着していました。
県をまたいで駆けつけたお客様、こちらのケーキと共に育ったお客様、長い行列はお店が愛された15年を物語っていました。
私も一度だけ、閉店するお店に駆けつけたことがあります。
もう12年経つのかな。
新宿コマ食堂街にあった「フライキッチン峰」です。
40年間続いた老舗の洋食屋さん。
カウンターだけの小さな店舗でしたが、いつも満席で回転も早かったのを覚えています。
バンドマンがステージの合間に衣装のまま食事していたり、出勤前のホスト・ホステスさん、コマ劇場帰りのお客様・・・歌舞伎町ならではの光景。
美味しくてボリューム満点、そして財布に優しいお値段の定食は、とってもありがたかったです。
特にチキンカツとアジフライが、私のお気に入りでした。
コマ劇場の閉鎖と共になくなってしまうと聞き、バンマスと花束を買って(確か2008年の12/30だったと思います)最終営業日に食事をしに行きました。
バンマスは駆け出しの頃、コマ劇場ビルに入っていた大箱のグランドキャバレー「クラブハイツ」で叩いていました。
先代のおかみさんも知っているほどの常連さんだったし、私以上に感慨深かったと思います。
お店の皆様にお花を渡したら、そこにいたお客様全員から段々と拍手が起こり、ついには店中が拍手の音に包まれて、涙が出てきました。
「峰」が大好きだったみんなで、祝福して送れることに感動でした。
「移転する際はお知らせくださいね」とお伝えしたけど、閉店以降の情報はないようです。
どうか皆様、お元気でいらっしゃいますように。
もちろん、あの時のお客様方も!
サンキューテルヨ!
サンキューパセリ!