【DENIAL】 2017/12/08公開 イギリス/アメリカ 110分
監督:ミック・ジャクソン
出演:レイチェル・ワイズ、トム・ウィルキンソン、ティモシー・スポール、アンドリュー・スコット、ジャック・ロウデン、カレン・ピストリアス、アレックス・ジェニングス
ホロコースト、信念の法廷が今始まった。
STORY:1994年、イギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィング(ティモシー・スポール)が唱えるホロコースト否定論を自著「ホロコーストの真実」で否定していたユダヤ人の女性歴史学者デボラ・E・リップシュタット(レイチェル・ワイズ)は、アーヴィングから名誉毀損(きそん)で提訴される。やがて、法廷で対決することになった彼女のサポートのためイギリス人による大弁護団が結成され、歴史の真実の追求が始まる... (シネマトゥデイより)
ある日突然ホロコースト否定論者との法廷闘争に巻き込まれたユダヤ人歴史学者デボラ・E・リップシュタットの回顧録を映画化した法廷サスペンス。監督は『ボルケーノ』『ボディガード』などのミック・ジャクソン。
主人公のデボラがホロコースト否定論を否定したことで名誉毀損で訴えられるという....えーーっと思う裁判。まさかホロコーストの真実を法廷で証明することになるとはびっくりです。
法廷もの好きです。舞台はイギリスの法廷。他の国とは違ってイギリスの法廷は仕組みが違うようで、それはおかしいだろうとというものでも簡単に勝利するのは簡単じゃないらしい。今作のように裁判に負ければ歴史がねじまげられホロコーストはなかったことになりかねないというから驚きです。
訴えたアーヴィングvs訴えられたデボラが法廷で争うのかと思いきや、デボラは証言台立たず見てるだけとは意外でした。彼女の弁護団が証拠集めをして法廷で証明するという戦法。訴えられた本人もホロコーストからの生還者の証言もなく....これがイギリス流の攻め方なのねーと勉強になりました。アメリカだったらこういう戦法ではいかないだろうなぁ。
今の世の中、SNSの普及などで様々な情報を知る機会が多いなかフェイクニュースも少なくもなく、間違った情報を信じてしまうこともあると思います。間違いが間違いじゃなくなるかもしれないと思うと本当に怖いことだなと感じさせれた作品でした。
鑑賞日:2017/12/09
こういう裁判がありえるのも怖いよね。
ぐいっと引き込まれたわ
現代の今につながっているのよね・・・
しかし
真実と向き合い、闘うのは
事実を歪める人達と対等な立場で話すのが
危険が存在しているかと
こういう部分でも 怖さはあったわ
是非、多くの人達に観て欲しいよね~
陪審員によっては.....こわいですねぇ
なぜ未だにかつらを被るんですかねぇ。
それにしても実際にあるものでも裁判によってはなかったことになるかもしれないなんて...こわい。
真面目にかつらをかぶってコスプレしてるのは笑ってしまったよ~(笑
それにしてもホロコーストの存在で裁判なんて、
びっくりだわ。
裁判も国によって攻め方があるんですねー
今後...はないと思いますが裁判ものの作品を観るのにも参考になりました。
今回はじめて知りました。
イギリスでは絶対にしたくないですね←ないと思う
今回の件のほかにもとんでも裁判はありそうですよね。
恐竜は存在しなかった....うわっありそう!
『女神の見えざる手』はDVD待ちです( ;∀;)
>訴えられた本人もホロコーストからの生還者の証言もなく....これがイギリス流の攻め方なのねーと勉強になりました。
ホント、そうなんですよね。イギリス流の攻め方、そして、アーヴィングのような直情型でプライドの高い男には、この戦法が有効だったという事なのでしょう。
ホロコーストは存在しなかったって「それアリ?」でしたが
普通に裁判は進行していくところが微笑ましかったです。
そのうち、生物学者の異端児が恐竜は存在しなかったとか出てきそうですね(←ないだろ)^^;
『女神の見えざる手』は本作の10倍は緊張感あります(笑)