【BLUE STEEL】 1990/04公開 アメリカ 102分
監督:キャスリン・ビグロー
出演:ジェイミー・リー・カーティス、ロン・シルヴァー、クランシー・ブラウン、ルイーズ・フレッチャー、エリザベス・ペーニャ
正義を愛した少女が警官になった…N.Y.野獣のすむ街。
念願叶って警官になったメーガンは、初めてのパトロールの夜にスーパーマーケットの強盗を射殺してしまう。ところが犯人の銃は出てこないためメーガンは停職処分になってしまう。やがてその銃を手に入れていた何者かが無差別連続殺人を始め、薬莢にはメーガンの名前が彫られていた。そんな中メーガンは、恋に安らぎを求めるがその相手こそが連続殺人事件の犯人だった...。
『ハート・ロッカー』、『ハートブルー』のキャスリン・ビグロー監督によるバイオレンス・ポリスアクション。
新作扱いになってたので借りてみたのだが実は1990年の作品なのだった...。
前半のほうはちょっと長く感じたんですが、女性警官のメーガンが殺人犯(最初は知らず)と出会ってイイ仲になり始めた所からやや面白くなって、メーガンが彼を犯人とわかったあたりからどんどん引き込まれましたよ。
この犯人、もとはメーガンがパトロール中にスーパーマーケットの強盗を射殺した時に居合わせた人物。強盗犯の拳銃を拾ったことと女性警官が強盗犯を射殺する姿に魅入られてしまい、何かに目覚めたかのように殺人鬼へと変貌していくというもので、ロン・シルヴァーの狂気に満ちた目と演技にはゾッとしてしまいます。何度、ひぃ~と思ったことか。
主人公のメーガンを演じたジェイミー・リー・カーティスもキリッとした顔立ちで堂々と犯人に立ち向かっていく姿がとってもオトコマエ。ちゃんと女性らしい部分もあって魅力的な方でした。銃撃戦の時に相手を睨む表情がめちゃくちゃカッコイイ~。
ほとんどメーガンvs殺人犯でちょっと都合よくない?と思う部分もあるけれどこういうのは好みだからいいの(笑)。どちらかというと犯人が警官を追い詰めてる内容だったけれど、緊迫感があってよろし。昔の作品だけど面白かったです。
★★★.7
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