その12の続きです。ねたバレありです。
DVD発売までは下に送ります〓〓〓〓
結局なるようにならずに、島から帰ったセンセイとツキコさん。
ツキコさんの語りによれば、センセイがどうも避けているみたいで、2人はちょっと疎遠になります。
確かここのモノローグのところだったと思うのだけど、わたしの大好きな言葉があった。
「恋愛は育てるもの。大事な恋愛なら植木みたいにこまめに世話をしなくては。そうでなければ手を抜いて立ち枯れさせたらいい」みたいな。
なるほどね~
場面はセンセイの
。
息子のノブヨシさん(田中隆三さん)がひとりで部屋にいます。
ちょっとイラついてる様子。そこに電話が入ります。
石野先生から。
摂津先生が大腸ガンで亡くなった…ということを知らせるためです。
お花見をした時には元気だったのに、あのときはただのポリープだと言ってたのに。
ツキコさんとセンセイが島に行ったのは、梅雨明けした次の土曜日だから7月半ばかな。
ここは10月くらいの感じかしら。いずれにしても一年も経たないうちに…
電話を切ってすぐに、センセイが帰ってきます。ここはサプライズ
センセイが着ているのは…なんとまぁ、“I
NY”のトレーナーです。下はスウェット
きちんと靴下はいて、全くオヤジの格好です。
最初は何気なく登場していたのに、途中から、反応を意識してか、一度真っ正面を向いて、ロゴをしっかり見せるようになりました。
ノブヨシさんは呆れます〓「何ですか、そのトレーナーは
」
どうも出て行った孫のお古を着ているようです。
ごほっ
ごほっ
センセイは風邪をひいてるようです。
椅子に“どっこいしょ”という感じで座るのがいかにもお年寄りっぽかった。
摂津先生のことを聞いたセンセイは「そうか…」とつぶやきます。この場面、終盤になるにつれてセンセイがホントに涙ぐんでることが多くなった気がします。
ノブヨシさんの来た目的は、ツキコさんとのこと。岡山駅で、ノブヨシさんの別れた奥さんが見かけた、と。
「お父さん、もうトシなんだから…」「いいトシして…」「財産目当てでだまされてるんじゃないか…」とセンセイには耳の痛い話がたくさん。
センセイは「トシ、トシって言うな
不愉快だ
」と怒ります。
タイミングの悪いことに、そこにツキコさんが飛び込んで来ます。
血相変えて
サトルさんのお店に行ったら、センセイが風邪で寝込んでいると聞いたって。
ばったり鉢合わせしたツキコさんに、ノブヨシさんは「いいかげんにしてください。こんな年寄りのどこがいいんです」と捨てぜりふを残して立ち去ります。
なんとなく気まずい雰囲気
センセイは息子の無礼をアタマを下げてお詫びします。
ちょっと落ち着いたツキコさん、センセイの格好を見て思わず言います。「なんでそんなトレーナー着てらっしゃるんですか
」
センセイ「おかしいですか」
ツキコさん「おかしいです
」
さらに「センセイ、スウェットなんて着るんですね」と言うツキコさんにセンセイは「わたしの被服生活に干渉しないでください」なんて
ここから後はツキコさんとセンセイが一気に近くなる場面です。