決断

わたしっていったい何なのだろう。

いっぱい人にメイワクかけて、いっぱい人に振り回されて、でもいっぱい人を振り回して、バカみたい。

わたし、人とかかわるといつもそうなの。
つきあい方がうまくないのかな…。
またおんなじことに今回もなってしまい、ちっとも学習しない自分がほとほと嫌になる。

結局、自分が思うほど相手は思っていないってことに気づくのが遅いのだ。
だから、わたしがいいと思ってることが相手に迷惑なことだとは気づかない。
わたしなら、こんなときもらったりもらったりしたらうれしいだろうな…って思うけど、相手はそんなことないんだ。考えてみたら、いつもわたしからの一方通行。

でもそれに気づくのが遅いからいけないの。

いつもそう、いつも人に同じ感覚をいつの間にか押しつけてる。

人とかかわるたびに傷つく。
難しいね、人間って。

わたしがわがままだから、わたしに学習能力がないからってことだけど。
わたしだけかなぁ？
こんなやつ。

彼とのことは、結局収まるとこに収まった。
２つめ、３つめの選択肢は、二度とそんなこと言わないってお互いに約束した。

わたしは
彼が一生かけてしていくことについて全力で支える。
彼は
わたしを全力で護る。

こうして、わたしたちはやはり一つめを選択する決断をした。

イバラの道かもしれないけど。