ガーデニングと野菜作り

初めての野菜作りとガーデニングに夢中な私。花や、収穫した野菜の写真を紹介するブログです。

義姉が亡くなった

2023-10-07 17:29:41 | 日記
9月24日に義姉が亡くなった。満72歳になる1カ月前だった。
定年で仕事を辞めてから、間もなくパーキンソン病になった。4年弱の闘病生活だった。
義姉は独身でマンション生活をしていたが、最後には施設に入所した。
それが今年の1月である。もともと神経質だったが、病気になってからはますますひどくなった。
身体の震えが止まらず、薬も短時間しか効かなかった。「嚥下がしにくい」とよく言っていた。
そのうち何回も転ぶようになりみるみるうちに体重も落ちて行った。
最後にはろれつが回らなくなり、何を言っているのかわからなかった。筆談もままならなかった。
私たちはそれが歯がゆく辛い事だった。そしてとても疲れた。
いつ行っても病気の話と頼みごとばかりで情緒的な話は一切しなかった。
主に夫が面倒を見ていたが、そんな姉に腹を立て怒ることも度々あった。
義姉の死後、夫は「3年間で100回病院等につき合った」と言った。
義姉は生前、介護施設で三十数年働き、そして同居の父母の面倒も看た。
また私の養父の介護生活の時は愚痴をよく聞いてくれたものだ。いつも年寄りの味方だったけど。
たまに私の家に来た時は、よく働いてくれた。養父はそれを感心していた。
義姉は療養病院に転院してからは、家族中に手あたり次第何度も携帯電話をかけて来た。
しかし早くも12日後に亡くなった。今思えば言いたいことがたくさんあったのだろう。
しかし私たちはそれを疎ましく思う事もあった。私は刹那が大事だと自分に言い聞かせていたが。
義姉は写真を撮るのが嫌いだったので祭壇用の写真を探すのに苦労した。
やっと見つけた介護資格者証明写真を引き伸ばしてもらい薄紫色の着物を合わせてもらった。
生前の義姉の遺言により友人二人に連絡をした。遠方にも関わらず通夜も葬式も来てくださった。
また満中陰を終えるまで骨箱を誰もいないマンションに置くのは気の毒だと住職のはからいで寺の方で預かってくださった。これは本当にありがたい事だった。
今義姉は、寺院の千手観音像様に見守られている。




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