世界ふれあい街歩きを見て

「世界ふれあい街歩き」を見ていつも考えさせられる。
狭い日本の中で悶々としていてはいけない。
もっと広い世界を知ろう。特に若い人たちにも言いたい。
私がもう少し若くて勇気があるなら。これは逃げ口上かもしれないが。
確かに日本は安全で住みやすい良い国だ。しかし大概の人は狭い固定観念や、世間体を気にして自由に生きていないのではないかと思う。
この番組を見るたびにその国の人々が真に自由で夢に向かって堂々と生きている姿を私は羨ましく思う。
私が若い頃は、何かをしようと思うとこう言われたものだ。「地に足をつけて生きなさい。それはお金になるのか」と。
その言葉は、夢を見るなという事であった。
しかし人生は、たった一度。安全で世間に縛られた生き方をして何になるのだろう。
自分の深淵なる心を掘り起こしていけば真に自分がしたい事にたどり着くだろう。
日本人は日本の伝統や文化を諸外国に比べて案外大事にしていないように思う。
ある意味島国根性なのかもしれない。
かつて黒船ペリーが日本に来航した時の当時の日本人の戸惑いや憧れは未だに私たちに燻っている感じがする。
私にとって書くことは、深淵なる心を掘り起こしていくことだ。
それは、私自身を知ることにつながるのだ。
今からでも遅くはない。「真の自由な心」をつかみ取りたい。
人生の三分の二まで来たこれからの私の自己啓発だ。