昨日自動車で明日香村へ連れてもらった。
こちらへ来るのは何年ぶりの事だろう。
霞がかった山並みがこの紅葉の時期になお一層美しい。万葉の彼方の風景が今そこにあるのだ。
自ずと百人一首の「はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま」
が脳裡に浮かんだ。
自分の故郷は生まれた場所にありながら、ここは日本人の心のふるさとのような気がする。
良い天気で歩くにも絶好の日和だった。
高台に登り二条山や畝傍山、三輪山などを360度見渡すことができた。
途中で珍しく冬に咲く桜を見つけたのでデジカメで撮ってみた。