久しぶりの日記

近年は大震災や世界の異常気象に始まり今やコロナの蔓延、ロシアのウクライナ侵攻と、悪い事続きだ。
まさに第三次世界大戦がはじまろうという気がしてならない。
２１世紀はどうなるのだろうと６２歳の私は不安になるのだ。
さて私は仕事を休んでもうすぐ一年になろうとしている。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五十肩に始まり、加齢のせいか疲れのせいかわからないが心身の不調をきたしたのである。
初めてこんなにたくさんお医者にも世話になった。
しかしそのお陰で逆にこの一年はたくさんの気づきがあった。
ブログこそしなかったが、たくさんの本を読んだし日常の生活を大事にした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は以前から「ドストエフスキー」に興味があった。
「罪と罰」「死の家の記録」「貧しき人びと」を読破した　。
そしてロシアという国を知りたくてトルストイの「戦争と平和」を読んだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
読後なぜか島崎藤村の「夜明け前」を思い出した。
これらは類似点がある。真の教養を深めるために再読したいと思う。
それでも私が一番好きなのは「罪と罰」である。
読み始めは難解だったが読み終わると何度でも読みたくなる本である。
ドストエフスキーのみが私の理解者だと思わせるほど彼に心酔してしまいそうだ。
年齢を経て病気をしたりすると一つずつ気づきが出てくる。
そして本を読むことによって気づきが助けられ人生が芳醇になっていく。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
その他、スタンダールの「赤と黒」 川端康成の「雪国」島崎藤村の「破壊」を読んだ 。
感想を言い出したら切りがないくらい今私は古典のすばらしさを感じ始めた。
難解だが少し読み、また読み進みそれを繰り返して自分の血となり肉となっていくのだ。