ガーデニングと野菜作り

初めての野菜作りとガーデニングに夢中な私。花や、収穫した野菜の写真を紹介するブログです。

心豊かに生きるとは

2023-06-28 15:53:10 | 日記
各々の年代によって、しなければならない事は違ってくるだろう。
私にとって「豊かに生きる」とは自分を見失うくらい働いてはいけないと言う事だ。
給料をもらう仕事は別だが日常の生活はゆっくり丁寧にと思う。
田んぼにも畑にも庭の木々にも話しかけるように。親の仇みたいに仕事をすまい。
がむしゃらはダメ。念仏、新聞、本はゆっくりと朗読。
聖なる時間、聖なる場所を見つけること。そして本当にやりたい事をすること。
精神をのさばらせず、体も動かすこと。

★あなたが好かれたいと思う人はあなたを助けてはくれない。
いつも憎いと喧嘩ばかりしていても、家族が唯一あなたを助けてくるのだ。
家族は見放しはしないのだ。また見放してはいけないのだ。
「戦争をやめろ」と叫ぶのも良いが、まずは家族からだ。
一番簡単そうで一番難しい。



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6月9日 産経新聞モンテーニュとの対話より

2023-06-09 09:01:52 | 日記
人間は水の入ったビニール袋みたいなものだ。
ビニール袋を針で突き刺すとたちまちしぼんで無くなってしまう。
朝には紅顔ありて夕べには白骨となれり・・・・である。
こんなに繊細で柔らかなものが生きながらえて来たのは奇跡と言うしかない。
この頃こんな事ばかり考えている私は、「半分死んだ人」である。
今朝の産経新聞のコラムを読んでまさしく私の事だと思った。
車いす生活を余儀なくされている筆者も「いよいよ半分死んだ人に近づいて来た」と言っている。
とうの昔に亡くなった人が書いた本との対話を生きるよすがとする人間が「半分死んだ人」だそうだ。
筆者が、最後に自分の精神の均衡を保つには「これまで以上に、死んだ人の残した言葉と対話を続けるしかない。ひよっとしたら社会のお役に立てることがあるかもしれぬ」と結ばれていた。
全く私も同感である。
私は63歳のしがない主婦で、百姓人である。
しかし人間の本能のような普遍性は万人に宿っているものだと思う。
昔から私は本が好きだったが、限られていた。しかし還暦を過ぎたあたりから急にあさるように読み始めた。そして古典が特に好きになった。
人知れず亡くなっていった先人たちは何を考えていたんだろう。神と不条理の間で。
どこかの本にすべては「愛」しかない。そしてその後は忘却だけであると書いてあった。
「四千の日と夜」(田村隆一)は一度読んでみたい。
「一編の詩が生まれるためには、我々は殺さなければならない・・・」 

★今読んでいる本
「流れる星は生きている」
「イエスの生涯」     





 

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